
【Nikon】対照的な2本が教えてくれた写真表現の面白さ
今回使用したカメラは「Nikon Z5II」です。
Z5IIは従来のZ5が持つ扱いやすさやコストパフォーマンスの良さはそのままに、Z9やZ8などの上位機種の強力なエンジンや最新機能を継承したカメラです。
初めて本格的なフルサイズ機を手に入れたい初心者から、プロ・ハイアマチュアのサブカメラまで、幅広い層におすすめできる万能なカメラです。
そして今回Z5IIに合わせて使ったレンズは「Nikon NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S」と「Nikon NIKKOR Z 40mm F2」です。
NIKKOR Z 14-24mm F2.8 Sは超広角14mmから24mmのズーム全域で、開放F値2.8一定の卓越した描写力が特徴のレンズです。
ダイナミックな表現を楽しむことができる14mmから日常のスナップなどで使いやすい汎用性の高い24mmまでをカバーした1本となっています。
NIKKOR Z 40mm F2は単焦点レンズならではのボケ表現が得られ、人間の目に近い40mmという使いやすい画角や小型軽量のため初心者の方にもおすすめの1本となっています。
今回はこちらのカメラとレンズの組み合わせで奥多摩へ行ってきました。

年間を通して洞窟内は11度と低く、夏の時期でも半袖で行くと寒いので一枚羽織るものがあると安心です。
洞窟内の狭い空間では、この超広角のレンズがダイナミックな表現をし大活躍してくれました。

Z5IIは強い手ブレ補正に加えて、優れた高感度性能のおかげで、高いISO感度でも安心して撮影できます。
また、NIKKOR Z 14-24mm F2.8 Sは開放F値2.8というとても明るいレンズのため、室内や夜間の撮影にぴったりのレンズです。
照明があるとはいえ薄暗い洞窟内ですが、暗所に強いZ5IIとNIKKOR Z 14-24mm F2.8 Sのタッグのおかげで、ノイズや手ブレに悩まされることなくスムーズに撮影できました。
今度は場所を変えてお寺を訪れました。
洞窟内とは打って変わってとても暑いです。

強烈な真夏の日差しと深い影が見事なコントラストを生み、暑さの中にもどこか凛とした涼しさを感じる一枚となりました。



筆者はこれまで「広角レンズはどこか難しそう」という印象があり、実は使ったことがありませんでした。しかし今回初めて使ってみて、標準レンズでは描けないダイナミックな表現ができる面白さに気づき、自然とシャッターを切る回数が増えていました。
そしてここからは、NIKKOR Z 40mm F2を使用しました。


広角レンズのダイナミックな写真とはまた違い、主題がはっきりとした写真になりました。
開放F値2ということもあって背景が綺麗にボケています。


ここまでNIKKOR Z 14-24mm F2.8 SとNIKKOR Z 40mm F2を使ってみた感想としては、
NIKKOR Z 14-24mm F2.8 Sはファインダーを覗いた瞬間、自分の肉眼の限界を超えて一気に視界がひらけるような感覚に包まれます。
その反面、どうしても情報量が多いため、何を見せたいのか、被写体をどこに置くのかなど、工夫が必要だと感じました。
そしてピタリとハマり、主題が合致した瞬間には、他のレンズでは絶対に味わえない圧倒的な描写を得ることができます。
NIKKOR Z 40mm F2は広角レンズとは違い、人の目と同じくらいの焦点距離のため、あたかも自分がそこにいるような写真を撮ることができ、その場のありのままを切り取ることができます。
広角レンズが「非日常を切り取ることができる」レンズだとしたら、標準レンズは「日常のふとした瞬間を美しく切りとる」レンズだと言えます。
性格がまったく異なるこの2本を手にしたことで、ただ景色を記録するだけでなく、「どう表現するか」を意識しながらシャッターを切る楽しさを実感することができました。
▼関連記事はこちら▼



