【Nikon】Z7II 望遠ズームレンズで新幹線と自然を撮影
2020年12月11日に発売された『Nikon (ニコン) Z7II』。有効画素数4575万画素の高画素モデルのフルサイズミラーレス一眼カメラです。私自身、『Z6』を1年半使いその解像力に魅了されてきましたが、その上を行く描写性能を欲していました。そして今回、『NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』と共に撮影する機会を得ました。
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
初めに撮影したのは新幹線。あいにくの雨でしたが、車両の濡れた質感を撮る絶好のチャンスです。
まずは、開放F2.8のなだらかなボケ具合と立体感を感じる1枚です。金属の光沢感もよく伝わってきます。
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
ホームに入って来たのはクリアな緑色のカラーリングが特徴のE5系。『Z7II』は画像処理エンジンが「デュアルEXPEED6」になり高速連写や、処理性能が大幅に向上しました。特に、バッファ枚数の増量が嬉しいポイントなのではないでしょうか。しっかりとAF追従しながら撮影できたことに満足しましたし、
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
赤色の車両はE6系。水滴1つ1つが見えると感じた1枚です。『 NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』の持つ非常にシャープな描写はやはり『Z7II』で使いたいと思った瞬間でもあります。
雨脚が強まり、気温もだいぶ下がってきたので、この日の撮影はここまで。次の撮影予定日は晴れることを願い、帰宅しました。
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
願いが叶ったのか、この日は晴れ。公園に向かい、緑の撮影を楽しみます。
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
AFエリアモードをピンポイントAFに設定して撮影した1枚。狙った個所にピタリと合うピント性能は素直に素晴らしいと感じます。葉っぱの輪郭もくっきりとしています。
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
見た瞬間に生命力を感じた若い葉っぱ。絞りをF5.6にして撮影してみました。幹のゴツゴツとした凹凸感と薄い緑色の苔、葉脈までもが解像されています。シンプルな写真ですが、この刻み込まれたかのような描写には迫力を感じます。
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
最後はクリエイティブピクチャーコントロールの「モーニング」で撮影した1枚です。青傾向の透明感のある写真に仕上がりました。木漏れ日や街灯の明かりなど光と影がある場面で使っています。撮影時に設定していなくても、RAW現像時に効果を適応できるのは非常に便利です。
発表時から気になっていた『Z7II』。実際に触れたことでより、カメラとしての良さを体感できました。自分がどのように撮りたいか思い描いた画をそのまま表現してくれる、そのような感覚があります。ぜひ一度、手に取ってその完成度を体感していただければと思います。
使用機材:Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
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