
【OM SYSTEM】センサーサイズの枠を超えたOM-1 Mark IIで残す夏の思い出。キットレンズで写す花火と海
日に日に暑さを感じる今日この頃。昨夏のような酷暑にならないことを祈るばかりですが、そんな中でも撮影への意欲は高まるばかり。
普段冷房の効いた部屋で過ごしていますが、外の世界へ飛び出してみようと思い立ちました。

向かった先は湘南海岸。この日も日中は茹だるような暑さだったので、せめて涼を求めようと海を見に行きました。 とはいえ少し歩くだけでも汗が吹き出るような気温だったので、カメラはなるべく軽い機材をと思いOM SYSTEMの「OM-1 MarkII」をチョイス。レンズは1本で幅広いシチュエーションに対応できるようにキットレンズの「OM ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO II」を選びました。

軒先に生けてある紫陽花も明らかに元気がなさそうです。 こちらはカメラの露出をアンダー気味にして撮影しました。シャドウ部の描写もよくできています。ただ暗いだけでなく、質感がしっかりと残った描写です。

この日の目的は花火大会。海上で行われるということで、私も夕方には会場近くの砂浜に場所取りを行いました。

場所取り中、目の前に大きな流木が転がってきたのでカメラを向けました。 低速シャッターを使うため、OM-1 MarkIIのライブND機能を使用しました。シャッタースピードを1/4秒に設定し、波の様子を捉えました。 本来であれば白飛びしてしまうような露出設定ですが、ライブND機能のおかげでNDフィルターを使用せずともこういった撮影が可能です。 またこちらは三脚を使わず手持ちでの撮影です。三脚も持っていましたが、構図の自由度という点では手持ちでもスローシャッターが切りやすいカメラは便利だと感じます。


花火の打ち上げも近づいてきたので、三脚にカメラを据えました。 こちらはシャッタースピードをバルブに設定してのカット。花火を撮影するための設定ですが、ライブコンポジット機能を使用したことで露光中に写真の露出状態を途中経過という形でリアルタイムに確認できます。適正露出を探しながら試行錯誤する手間が省けるのがとても便利です。 スローシャッターにしたことで荒々しい様子の海も一気に穏やかに見えるようになりました。夕方の空の色もグラデーションが綺麗です。

待ちに待った花火が打ちあがりました。 ライブコンポジット機能を使用するとこのような画面で撮影が可能です。こちらは露光中の様子です。シャッターを切りながら、どこに花火が写っているか、また実際の画面やヒストグラムを確認しながら露出の状態も確認できます。

そうして撮影できた写真がこちらです。 花火の部分が白飛びしないように制御しつつ、背景や海も視認できるような絶妙な露出状態にできました。

先ほどよりも少しズームで寄って撮影しました。花火がどの程度画面からはみ出しているかも、ライブコンポジット機能を使うと撮影中に一目で分かります。画質についても白の部分から黒の部分まで、高いダイナミックレンジを誇っています。

最後は手持ちでの撮影にも挑戦してみました。望遠端を使用した1.3秒での撮影ですがよく止まってくれた印象です。1.3秒ほどシャッタースピードを稼げると、花火の光跡も奇麗に写すことができます。最大8.5段の手ブレ補正の力は偉大です。
今回全体を通じて感じたのは、写りの良さの部分です。センサーサイズの差を全く感じさせることのない繊細な描写と諧調表現は、花火撮影においては特に魅力に感じました。さらにライブコンポジットやライブNDといった豊富なコンピュテーショナルフォトグラフィ機能によって、これまで以上に手軽に、高いクオリティの写真を撮影することができます。そして小型軽量でコンパクトなボディは、車での移動が難しい花火撮影などの際にも撮影そのものが楽になります。 センサーサイズという枠を取り払ったOM SYSTEM渾身のマイクロフォーサーズ機「OM-1 MarkII」と夏の冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。



