
【OM SYSTEM】写真を操る魔法「カラープロファイル / モノクロプロファイル」
クラシックカメラのような美しいデザインのミラーレスカメラ「OM SYSTEM OM-3」
私のクラシックカメラのイメージは『プリズムが軍艦部中心にあるシルバーカラーで、ダイヤルがところどころに備えてあり、カチャカチャ操作させながら撮影を行う』というもの。
OM-3は私のクラシックカメラのイメージに合致したカメラで、モードダイヤルや、数値を操作するダイヤルなど、カメラの基本的な機能面のダイヤルが、軍幹部(上部)やグリップ部(カメラ正面側)にギザ付きダイヤルがいくつか搭載されています。

その中でもOM SYSTEM特有の機能ダイヤルが「クリエイティブダイヤル」で、同じくクラシックスタイルのミラーレスデジタルカメラ「PEN-F」にも同様のダイヤルが搭載されています。
このダイヤルをくるっと回すだけで色を調節した撮影が可能です。

今回はダイヤルでカラーとモノクロでそれぞれ「カラープロファイル」と「モノクロプロファイル」の設定をして撮影を行いました。
レンズは使いやすいレンズキットのレンズ『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』を装着しています。
「カラープロファイル」とはあらかじめ設定した彩度やシェーディング、ハイライト等をあらかじめ設定しておける機能で、OM-3のカラープロファイルは4種類の登録が可能です。
設定可能な箇所は、彩度(12色)を11段階(+5~-5)、ハイライトとシャドウ(それぞれ+7~-7)、シェーディング効果(+5~-5)、シャープネス(+2~-2)、コントラスト(+2~-2)で、それぞれの数値が調整された4種類のプリセットがあらかじめ登録されています。
この4種類のプリセットは全て調整が可能ですので、
まずは自分の好みの表現に近いプリセットを選び、そのプリセットの数値を調整して登録しておくことで、撮影時にそのプリセットを選択することで素早く自分好みの表現で撮影が楽しめます。
今回は4種のプリセットの数値は全て初期値の状態で撮影を行いました。
1つ目のCOLOR1(標準)は全ての設定値が±0の標準的な設定です。
自分好みの設定を一から作成したい方はこのプリセットを調整および登録を行うと良いかと思います。

2つ目のCOLOR2(クロームフィルム リッチカラー)はCOLOR1と似ていますが、色味がやや濃いめになります。
優しく濃いめにしたい時にお勧めしたいプリセットです。

3つ目のCOLOR3(クロームフィルム ビビッド)は彩度が目に見えて高くなります。
フィルムの『Vivid』を思い出すような濃厚な発色で、色を強調したいシーンにお勧めしたいプリセットです。

4つ目のCOLOR4(クロームフィルム ソフトトーン)は全体的に淡い表現になります。
全体的に色を抑えたプリセットで、色を落ち着かせたいシーンやノスタルジックなシーンにお勧めしたいプリセットです。

2~4の表現から自分の好みを探して、そのプリセットの数値をベースにすると表現したい設定にできると思います。
もちろん、直接2~4のプリセットを直接弄ってもいいです。
プリセットのリセットは簡単に行えますので、安心して弄ってみてください。
ここからは作例をいくつかご紹介いたします



今までは色付き(カラー)の色味の調整でした。
機能ダイヤルをみて分かります通り、白黒(モノクロ)も調整が可能です。
モノクロの場合、カラーフィルター(12色)をOFF~+3、ハイライトとシャドウ(それぞれ+7~-7)、シェーディング効果(+5~-5)、シャープネス(+2~-2)、コントラスト(+2~-2)、粒状フィルム効果(OFF/Low/Med/High)、調色(なし/セピア/青/紫)の設定ができます。
これらの設定により同じモノクロの写真でも違いが出る表現が可能です。
モノクロも4つのプリセットが登録されています。
1つ目のMONO1(標準)は全ての設定値が±0の標準的な設定です。
カラープロファイルと同じく、調整や登録に使用すると良いかと思います。

2つ目のMONO2(クラシックフィルム モノクロ)は粒子によるザラっとした表現とコントラストが高めになります。
古い写真のような表現になるプリセットです。

3つ目のMONO3(クラシックフィルム IR)は赤色のフィルターが少しついており、赤外線フィルム寄りの絵作りができます。
全体的なコントラストを高めたくはないが色彩に強弱をつけたいときなどにオススメです。

4つ目のMONO4(クラシックフィルム モノクロ)は全体的にコントラストを抑えた表現となっています。
柔らかい表現にしたい時にオススメのプリセットです。

モノクロプロファイルもカラープロファイルと同じ感覚で調整できます。
カラーフィルタをかけたりフィルムの粒子感を出す設定もでき、表現の幅が大きく広がっています。
設定しながらオリジナルの表現を目指してみるのも面白いです。
ここからは作例をいくつかご紹介いたします



今回はOM-3の「カラープロファイル/モノクロプロファイル」の初期設定による違いをご紹介しました。
彩度やコントラストだけでなく、シェーディングや粒状感まで細かく調整できるこの機能は、撮って出しのクオリティを追求したい方にとって最高の相棒になります。クラシカルなダイヤル操作の楽しさと、無限の色のカスタマイズ。
その両方を備えたOM-3で、ぜひ皆様も日常をドラマチックに彩ってみてください。




