
【徹底解説】OM SYSTEM OM-1の魅力を徹底レビュー!【写真多数】
重い三脚や大掛かりな機材から解放され、大自然へ軽快に飛び出していく。
けれど、一度シャッターを切れば、最高120コマ/秒の超高速連写と強力な手ブレ補正が、野生動物の一瞬の躍動や雄大な絶景を完璧に捉える。それがOM SYSTEM OM-1です。
今回は、圧倒的な機動力と最先端のデジタル技術を融合させたOM-1の魅力をまとめました。
野鳥撮影からネイチャーフォトまで、これまで三脚が必要だった世界を手持ちで軽快にこなす機能を紹介します。
目次
OM SYSTEM OM-1はこんなカメラ!

OM SYSTEM OM-1を一言で表すなら、「手持ちで撮れる超高速機」。その魅力を3つのキーワードでまとめました。
○ 2.進化した「AI被写体認識」
○ 3.最強の「コンピュテーショナルフォト」
「裏面照射積層型」センサー: マイクロフォーサーズ規格のカメラとして初めて裏面照射積層型CMOSセンサーを採用しました。
進化した「AI被写体認識」: ディープラーニング技術を活用した「AI被写体認識AF(インテリジェント被写体認識AF)」が大幅に強化されています。
最強の「コンピュテーショナルフォト」: OM SYSTEMの代名詞である、カメラ内部のデジタル処理で手持ち撮影の可能性を広げる機能がさらに手軽に、強力になりました。
【写真性能】新センサーによる高画質と世界最速クラスの連写
新開発された有効画素数約2037万画素の裏面照射積層型センサーを搭載しました。これにより高感度耐性が大きく向上しただけでなく、高速連写性能も向上しました。
前モデルとなる「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII」でも有効画素数約2037万画素と画素数自体は同じですが、裏面照射型積層センサーにアップグレードされたことにより画質・スピードともに大幅に向上しています。
1. 最大2037万画素の新センサーと映像エンジンによる美しい表現

新開発のセンサーに加えて映像エンジンも新型のTruePic Xが開発、採用されました。これにより圧倒的な解像感と低ノイズを実現し、センサーサイズから想像する画質レベルを超え、フルサイズにすら迫るような画質へと進化しました。新たな画像処理アルゴリズムによって、野鳥の羽毛や野生動物の毛並みなども忠実に再現することができます。
2. 世界最速クラス!最高120コマ/秒の超高速連写

AF/AE追従では50コマ/秒、そしてAF/AE固定では120コマ/秒という世界最速クラスの連写性能を持っています。またシャッター半押し時に遡って写真を記録できるプロキャプチャー機能も搭載。決定的瞬間を逃しません。
3. 常用最高ISO 25600の高感度耐性

新たなセンサーによって高感度耐性も大幅に向上しました。常用感度ではISO25600まで、そして拡張感度ではISO102400まで設定可能です。
夜間の撮影はもちろん、室内でのスポーツ撮影の際などにも重宝します。
【AF性能】一瞬を逃さない!進化したAI被写体認識AF
ディープラーニング技術を活用した「AI被写体認識AF(インテリジェント被写体認識AF)」が大幅に強化され、動物(犬・猫)への被写体認識も追加されました。
新開発の裏面照射積層型センサーは画面全域をカバーする1053点オールクロス像面位相差AFを搭載しており、新型映像エンジン「TruePic X」の高速処理性能と組み合わさることによって、狙った被写体を逃しません。
1. TruePic Xのパワーで狙った被写体を追い続ける

TruePic Xが持つニューラルネットワーク回路により高速に演算、高速高精度に被写体を認識します。AI認識により認識率を向上させるとともに、TruePic Xの高速演算でリアルタイムに被写体の移動を検出することで、画面内で移動する被写体を逃さず追尾し続けます。
2. 新しく「動物(犬・猫)」にも対応!多彩なターゲット認識

OM-D E-M1Xに搭載されていた被写体認識(フォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥)に加えて、OM-1では動物(犬・猫)にも新たに対応しました。さらにOM-1ではS-AF、C-AF時にも使用が可能になっています。
【信頼性】過酷な環境にも動じない!圧倒的なタフネス性能
OM SYSTEMのカメラが世界中のネイチャーフォトグラファーから絶大な信頼を寄せられている理由が、その圧倒的なタフネス性能です。
OM-1では、新開発のボディー各所に効果的なシーリングを施すことで、従来の防塵・防滴性能をさらに進化させました。機材のトラブルが許されない過酷な大自然の最前線でも、撮影に完全に集中できる信頼性を備えています。

カメラボディ単体だけでなく、対応するM.ZUIKO DIGITAL PROレンズと組み合わせることで、従来のIPX1を大きく上回る「IP53」の防塵・防滴保護等級を達成しています。防塵防滴に「配慮」というだけでなく、実際に信頼して使うことが出来るスペックです。

これにより、激しい雨や滝のしぶきがかかる場所、砂埃が舞う荒野など、他のカメラなら撮影を躊躇してしまうような厳しい環境下でも、レインカバーなしでそのまま撮影を続行可能です。
また低温下においても-10℃までの耐低温を実現し、あらゆる場面でフォトグラファーの眼となります。
【多彩な表現】三脚いらず!表現を広げる驚異のデジタル機能
OM SYSTEM OM-1では、従来PCなどを使用し後処理で実現していた合成技術をカメラ内で処理するコンピュテーショナルフォトグラフィを搭載しています。撮影中に仕上がりをイメージしながら撮影することができ、より効率的な作品制作が可能です。
またこれらの機能は強力な手ブレ補正によって、手持ちでも使用することが可能です。三脚要らずでより身軽に撮影を楽しめます。
1. 手持ちで夜景もブレない「最大8段の手ブレ補正」

OM-1ではボディ単体で7.0段、レンズとのシンクロ時で最大8.0段のボディ内手ブレ補正を搭載しています。三脚を使用しない手持ち撮影でも1秒を超えるようなスローシャッター撮影が難なくこなせます。
2. フィルターなしでスローシャッターが撮れる「ライブND」

最大でND64(6段分相当)までの効果が得られるライブND機能を搭載しています。強力な手ブレ補正と組み合わせることで、これまで三脚を使用しなければ撮れなかったような写真を手持ちで簡単に撮影することができます。

また、撮影前にライブビュー上でスローシャッター効果の確認をすることもできます。
3. 高解像度で手軽に残せる「手持ち高解像度ショット」

三脚使用時には80MP、手持ちでも50MPの高画素を実現するハイレゾショット機能を搭載しています。合成にかかる時間も手持ちハイレゾで約5秒と、撮影のテンポも損ないません。またハイレゾショットを使用することでノイズも約2段分低減することができます。
【ジャンル別】実写作例で見るOM-1の実力
1. 野鳥・野生動物:超高速連写とAI被写体認識で一瞬を捉える

OM-1の連写性能、被写体認識能力、そして望遠域が使いやすいマイクロフォーサーズというセンサーの強みを活かしてた野鳥や動物の撮影に最適です。使い込むほどに、OM-1の動体に対する性能の高さを実感することができます。
システム全体で見ても圧倒的に軽量なので、三脚に据えず手持ちで軽快に撮影を楽しめます。
2. 風景・ネイチャー:強力な手ブレ補正とライブNDで挑む風景

高速性能だけでなく、ハイレゾショットを活用することで高画素機に変貌し、ライブNDを活用すればNDフィルターを使用したかのような写真を撮影できます。この柔軟性が、ネイチャー写真では重要になります。
カメラやレンズだけでなく、周辺機器も含めて考えるとさらに機材を軽量にでき、登山など荷物を極力減らしたいが画質も妥協したくないというような状況にぴったりのカメラです。
さらに防塵防滴性能を活かして、積極的に大自然の中に飛び込むこともできます。
3. マクロ:機動力を活かした手持ち撮影の極み

等倍を超えるような本格的なマクロ撮影は三脚を使用するというのが一種の定説のようになっていましたが、OM-1であればこのようなシチュエーションでも手持ちで十分に撮影をすることができます。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO」のように最大撮影倍率が4倍にまで達するレンズが用意されているOM SYSTEMのシステムは、マクロ撮影にも適しています。
強力な手ブレ補正によってブレを抑え、ハイレゾショットを活用すれば高解像度のマクロ写真を簡単に撮影できます。
【OM SYSTEM】最高のマクロレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PROでスナップ撮影を楽しむ。
4. 動画:手軽に本格的なシネマ風撮影ができる動画性能
軽量なシステムと強力な手ブレ補正を活かして、気軽に本格的な動画撮影を楽しむことができるのもOM-1の魅力です。
暗部からハイライトまで黒つぶれ、白飛びを抑えて記録可能なOM-Logを使用することで、高いダイナミックレンジを実現しています。公式LUTも配布されており、初心者でも扱いやすいカメラです。
まとめ

様々な角度からOM-1を見てきました。高い基本性能はもちろんのこと、撮影を支援する多彩な機能によってこれまでにできなかった表現を気軽に試すことができるようになりました。そしてそれを支えるのは新開発の裏面照射式積層型センサーと映像エンジン「TruePic X」です。
また業界トップクラスの防塵防滴性能も特筆すべき点で、多少の水濡れ程度であれば全く動じることはありません。画質、高速性能、表現力、信頼性、このすべてを高次元で融合させたオールラウンダーと呼ぶべきカメラ、それがOM-1なのです。
▼OM-1の開発者インタビューはこちらからご覧いただけます▼
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