
【OM SYSTEM/OLYMPUS】最新機を羨む必要なし。スナップも野鳥も、OM-1があれば『撮れないもの』なんてない。

現在のOM SYSTEMのフラグシップは2024年に発売されたOM-1 MarkⅡです。
そのMarkⅡが発売されるまでフラグシップの座についていたカメラが2022年に発売されたOM-1。
今回はそのOM-1を使用してスナップ写真と野鳥撮影に出かけましたのでご紹介いたします。
まず、スナップ撮影で使用したレンズはOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROです。こちらは広角から中望遠までカバーしておりF4通しのレンズのためスナップ撮影におススメのレンズです。
目的地に向かうところに、作業着を販売しているお店があり作業着が沢山あるのが珍しく思わず写真を一枚。
OM-1はグリップ感が良くしっかりホールドできるように思いました。
そのため、何気なく見つけた面白いものを撮影したいスナップ撮影ではすぐにカメラを構えて撮影出来たのでとても使いやすく感じました。

OM-1は何よりもまず、その軽量さが魅力のカメラです。
重量は約599gと一キロを切る軽さです。よく比較されるOM-1MarkⅡと同じ重さになります。ストラップで一日首から下げて歩いていましたが、疲労感も全くなく撮影を行うことが出来ました。
マイクロフォーサーズの良さは色々とありますが、まず最初に思い浮かぶのが持ち運びの良さ・軽量さです。
一日持ち運ぶなら尚更軽量で持ち運びがしやすいことが重要であるかと思います。
OM-1ならその点全く心配ありません。OM-1というとどうしても野鳥や動物撮影のイメージが先行しがちですが、このようにスナップ撮影でも活躍してくれるカメラです。

次に、スナップで使用したレンズに関してです。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROは現在はOM SYSTEM名義でも同名義のレンズが販売されています。
OLYMPUSでもOM SYSTEMでもレンズ構成等は変わっていないので、基本的に出てくる描写はほぼ同一と考えて問題ありません。
より価格を抑えたお買い物をしたい場合はOLYMPUS名義のレンズを検討してみることをおすすめします。
さて、道に咲いていた花の写真を一枚。花に関してあまり詳しくないので、冬にも咲いている花があることに驚きました。
F2.8にしてしっかり背景をぼかします。
マイクロフォーサーズと聞くとボケないのではないかと心配される方もいますが、このように背景がしっかりボケています。
しかもクセのない素直なボケでどんなシーンでも使いやすいレンズであることが分かります。
鏡筒をクラッチすることでAFとMFを切り替えらるため、シビアにピント合わせをしたい場合も瞬時に対応できます。

OM-1を検討する際に一番気になるところはOM-1 MarkⅡとの違い、ということになると思います。
主な違いとしてはOM-1MarkⅡのほうが1.5段強くなったことや、被写体検出機能に「人物」が追加されたこと、ライブGND機能が搭載されたことが挙げられます。
人物が追加されたといってもOM-1に人物AFは搭載されているためOM-1で全く人物撮影が出来ないというわけではありません。
素早く動く人物を撮影する、といった場合でなければOM-1でも十分にAFを発揮してくれます。
このように気軽にスナップ撮影を楽しみたい場合は、OM-1MarkⅡでなくてもOM-1で十分撮影を楽しむことが出来ます。

ここからはOM-1のアートフィルターを使用して撮影しました。
まずは「デイドリーム」を使用しました。
まるで白昼夢の中にいるかのような明るめでコントラストが低くやわらかい印象でありつつ全体的にブルーがかったデイドリームⅠを使ってみました。
優しい雰囲気の写真になり、ポートレートでも使用してみたいと思いました。
OLYMPUS/OM SYSTEMはこのように多様なアートフィルターがあり、気分や被写体に応じてフィルターで楽しむことが出来ます。


こちらは、「ファンタジックフォーカス」はソフトフィルターをかけたような仕上がりになります。
噴水で使用したらキラキラ輝くのではないかと思い使用しました。
何の変哲もない噴水ですが水が柔らかくなり幻想的な雰囲気になりました。
このようにフィルターを使用して撮影したい方にもOM-1は魅力的なカメラです。
OM-1 MarkⅡにもアートフィルターは搭載されていますがスローシャッターを使用し強固な手振れ補正が必要な方・ライブGNDで一枚の写真の中にND機能を搭載したい方ではなければOM-1がおすすめです。
というのも、2026年2月現在ではOM-1の中古は15万~17万を推移しOM-1MarkⅡは約22万、新品でも約26万円となっています。
そのため、前述した機能がどうしても必要でなければOM-1をご購入いただいた方がお得にカメラを手に入れることが出来ます。
また、その差額でより幅広いレンズの種類を揃えることも出来ます。

OM-1でもこのメーカーの魅力であるビビットで明るい色彩は健在です。
「オリンパスブルー」とも言われる鮮やかな青はもちろん、菜の花の鮮やかな黄色もとても綺麗に描写されています。
この青空や菜の花の写真を撮影した時に、「これぞOLYMPUS!」と嬉しくなりました。
各メーカー強みは様々ですが、OM SYSTEMの強みはJPEG撮って出しでこのような鮮やかな色彩が出ることだと思います。
特に編集をされない方にはおすすめのメーカーです。

OM SYSTEMでは野鳥撮影を多くされる方が多いと思います。
そこで、OM-1でも野鳥撮影が出来るのか野鳥を狙って撮影を開始しました。ここからレンズは、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIに変更しています。
こちらも現在はOM SYSTEM名義で新品が発売されています。もちろん、こちらも特にレンズ構成は変わっていませんので描写に変更はありません。
まずはヤマガラに出会いました。枝の上にいるヤマガラをどう撮影しようか考えていたら、なんと目の前のロープに降り立ってくれました。
OM-1のAF被写体検出を鳥類にしたため、すぐAFが食いついてくれます。
鳥のオレンジ色の模様や縞の模様がとても綺麗でした。

少ししたら枝に帰っていきました。止まっている枝を探し出しだんだんとズームして撮影しました。
まずは目視で鳥をみつけ最広角でカメラでも鳥を捉えます。その後徐々にズームして鳥の姿を大きくすることで撮影しました。

野鳥撮影にしてから連写に切り替えました。OM-1の連写性能は通常の連写で10コマ/秒、静音連写SH1では電子シャッターで約120コマ/秒も対応しています。
そのため、野鳥の撮影したい瞬間を逃すことはありません。
枝を見上げてばかりいましたが、足元で鳴き声が聞こえ慌てて足元を見ると見慣れない鳥がいました。
調べてみるとシロハラです。ぷくっとして可愛らしいフォルムですが目力がある鳥だと思いました。
ちなみに、OM-1 MarkⅡの連写性能との大きな違いはバッファメモリがOM-1 MarkⅡになってほぼ倍増したことです。
そのため、飛翔する鳥など連写で何枚も連続して写真を撮影したい方にはOM-1 MarkⅡをおすすめいたします。
しかし、枝に止まっている鳥やこのように地面で立ち止まっている鳥が中心となる野鳥撮影を始めたばかりの方はOM-1で連写を行っても速度はもちろんバッファが詰まってカメラがフリーズしてしまうということはなかったため、これから野鳥撮影をやってみたいという方にもまずはOM-1から始めてみることをおすすめします。
また、この日はOM-1 MarkⅡも持っていましたが、フォーカススピードに大きな差は感じませんでした。どちらも同等にすぐに鳥を検出してくれました。

最後はシジュウカラです。シジュウカラはよく鳴き声を上げていたので比較的探しやすい鳥ではありました。
今回、OM-1でスナップ撮影と野鳥撮影を行いましたが「ここはOM-1 MarkⅡの方が良かった!」と思うことはなくOM-1でも十二分に楽しむことが出来ました。
高速連写で何枚も撮影することやライブGNDを楽しみたいことなどがないのであれば、まずOM-1という選択肢をあげることを提案いたします。
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