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【OM SYSTEM】機動力抜群!「OM-5 Mark II」×レンズ3本 撮影インプレッション

【OM SYSTEM】機動力抜群!「OM-5 Mark II」×レンズ3本 撮影インプレッション

発売からちょうど1年が経過したコンパクト・軽量・高耐久の『OM-5 Mark II』。なるべく荷物を減らしたい日や手ぶれ補正を生かした撮影の際に非常に重宝しています。今回は非常に利便性の高い『OM-5 Mark II』を3本のレンズを使用して撮影いたしましたので実際の作例を元にご紹介いたします。記録形式はRAW形式で、一部現像作業を行なっておりますが過度な編集は行なっておりません。使用したレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II・M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO ・M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIの3本になります。

青空と雲の背景

絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:250 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO

まずは簡単なスペックのご紹介から。下記のスペック表に簡単な性能を記載しました。

OM SYSTEM OM-5 Mark II スペック表(クリックして展開します)
項目 仕様・詳細
モデル名 OM SYSTEM OM-5 Mark II
発売年 2025年(2025年7月18日発売)
マウント・センサー マイクロフォーサーズマウント
4/3型 Live MOS センサー(有効画素数:約2037万画素)
画像処理エンジン TruePic IX
防塵・防滴性能 IP53規格対応(耐低温 -10℃)
手ブレ補正 ボディ内5軸手ブレ補正(最大6.5段)
5軸シンクロ手ブレ補正時:最大7.5段
オートフォーカス (AF) 121点オールクロス像面位相差AF + コントラストAF
連続撮影速度 最高約30コマ/秒(静音連写H / プロキャプチャーH時)
ファインダー (EVF) 約236万ドット OLED電子ビューファインダー
背面モニター 3.0型 2軸可動式(バリアングル)液晶(約104万ドット、タッチパネル対応)
撮影アシスト機能 手持ちハイレゾショット、ライブND、ライブコンポジット、CP(コンピュテーショナル)ボタン搭載
動画性能 C4K 24p / 4K 30p / Full HD 120p
インターフェース USB Type-C(USB充電対応)、Micro HDMI (Type-D)、3.5mmマイク端子、Wi-Fi / Bluetooth
記録メディア SD / SDHC / SDXCメモリーカード(UHS-I / II対応)
大きさ・重量 125.3 mm(W) × 85.2 mm(H) × 52.0 mm(D)
約418g(バッテリー・メモリーカード含む)/ 約370g(本体のみ)
カラーバリエーション ブラック、シルバー、サンドベージュ

一言にまとめると”隙がない”と筆者は感じました。搭載されている画像処理エンジンも同社フラッグシップ機であるOM1 Mark IIと同等の物を搭載していますし、コンピュテーショナルフォトグラフィの代表機能とも呼べるライブND機能も搭載されています。もちろん被写体認識AFや搭載バッテリーの違いといった細かな部分で差別化されていますが、多くのユーザーにとって『OM-5 Mark II』でも十分に撮影に対応出来る確かなスペックを搭載しています。

空港の管制塔

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:500 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

旅行に行く前に空港の管制塔を撮影しました。ボディも非常にコンパクトで専用のカメラバッグを用意する事なくイージーラッパーで持ち運びが出来るレベルです。撮影シーンによってはローラー型カメラバッグを使用する筆者ですがこの取り回しの良さには心を動かされました。

イージーラッパーはカメラの運搬だけではなく周辺機器やレンズ単体でも包めるので1枚持っておくと非常に便利です!

黄色の百日草の花びらと雄しべの接写

絞り:F6.7 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:2500 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

フルサイズ換算150-600mmのM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで遠くの飛行機を撮影しました。空港の室内で撮影しているので、分厚い窓ガラスを1枚挟んでいますが、それでもあまり低下しない解像力はボディ・レンズとも優れた性能を意味するでしょう。『OM-5 Mark II』には被写体認識AF(カメラ側が自動認識してAFを追従させる機能)が搭載されていません。しかしながら中央1点AFやトラッキング機能を活用すればあまり気になることはありませんでした。

飛行機の流し撮り

絞り:F20 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:400 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

ほぼ同じ場所で流し撮りで撮影しました。この際の焦点距離は300mm。つまりフルサイズ換算で600mmで撮影しています。F20に設定していることもあって回折現象による解像度の低下が発生していますが、それでもほぼ被写体をブレずに撮影できる手ぶれ補正のレベルの高さはフラッグシップ機とほぼ同等の物を搭載していると言えるでしょう。仮に同じ環境をフルサイズ機で揃えると巨大な三脚ないしは一脚を用意しなければ快適に撮影出来ないでしょう。何よりも旅行中に発生した簡単な待ち時間や隙間時間で手軽に撮影出来る取り回し・コンパクトさは他社では実現出来ないでしょう。

空港内のガラス窓

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIはフルサイズ換算にして24-80mmの焦点距離をズーム全域F2.8で撮影出来るいわゆる”第三元レンズ”というカテゴリーになります。一般的にそのようなレンズの場合700-900gの重量が一般的ですが、こちらのレンズの場合、382gと非常に軽量です。マイクロフォーサーズ機の宿命とも言えるセンサーサイズが起因する暗所耐性の弱さも軽量・大口径のレンズを使用する事でいとも簡単に解決出来ます。

海浜公園から撮影した風景。レインボーブリッジが映っている。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:200 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

『OM-5 Mark II』にはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROまたはM.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 II が付属するレンズキットのラインナップがあります。前者はいわゆる「小三元ズーム」後者は「便利ズーム」と呼ばれるような物になります。どちらのレンズも防塵防滴仕様で画質もバランスが取れていますが、今回使用したM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIと比べると画質はやや劣ります。しかしながらそれ以上の取り回し性能や広角から望遠まで1本で運用出来る機能性が備わっています。画質を第一に優先するならM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIを選択するのが1番と筆者は感じます。どのレンズも非常に優秀なので撮影する被写体・予算・用途に合わせて選択すると後悔は少ないでしょう。

縦構図で捉えたヒマワリ

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:160 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

この季節のシーズンであるヒマワリを撮影しました。逆光下での撮影だったのでシャドウ部を編集にて持ち上げています。情報量も豊富でHDR調の写真にしても画質の破断がありませんでした。『OM-5 Mark II』はメカシャッターを使用しても最大速度が1/8000まで用意されているので大口径レンズを使用してシャッタースピードが足りないシーンが少なく感じました。一般的なミドル機の場合、シャッタースピードが1/4000までが多い中で1/8000のシャッタースピードの搭載は便利で嬉しい限りです。

ここからは昆虫(ハチ)の作例を掲載しています。苦手な方はブラウザバックなどご検討ください。

 
 
 


苔むした地表から力強く生える若い緑の芽

絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:5000 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO

最後に M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PROを使用してクマバチを撮影しました。フルサイズ換算180mmを誇るマクロレンズを三脚なしでここまで安定して撮影出来るのは筆者自身も初めての経験でとても驚きました。実際のクマバチの大きさは2cm程度と言われているので非常に大きく映し出せています。

光が注ぐ静かな新緑の森林風景

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:1250 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO

この日は風が強く、シャッタースピードを上げて撮影をしています。マイクロフォーサーズセンサーはフルサイズセンサーと比べると受光面積が小さくなるのでISOが上がりやすい傾向にあります。
ある程度ISOを上げていますが、それでも過度なノイズの発生はありません。

可憐に咲く薄紫色の小さなアジサイの花

絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:2000 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PROの最短撮影距離のほぼ限界で撮影しました。ここまで接近しても解像感が崩れることなくクマバチについている花粉までしっかり写されています。
昆虫・虫が苦手な筆者ですが、フルサイズ換算180mmでの撮影なので実際の撮影位置はある程度離れた場所から撮影しています。そのためクマバチに襲われることなく安心して撮影出来ました。

ヒマワリに寄り添う蜂のマクロ撮影

絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:4000 / 使用機材:OM SYSTEM OM-5 Mark II ボディ + M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PRO

いかがでしょうか。今回は隙が無いほぼ完璧な1台である『OM-5 Mark II』を3本のレンズを使用して撮影いたしました。使用したどのレンズも非常に相性も良くありとあらゆる被写体に使用出来ました。加えてRAWデータがとてもニュートラルな色で編集者が望む色味い近づけやすいとも感じました。

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:26年08月07日 17時08分 ]

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