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【Canon】困ったら夕方。

1日中寝ていたい、何もしたくない。でもちょっと写真撮りに行こうかな。肩の力を抜いてちょっとそこまで。筆者が最も散歩に出ることの多い時間帯が『夕方』です。そして最も頼りにしているのも『夕方』です。昼間のフラットな光を読むことは容易ではなく、明け方の柔らかい光に出会うには相応の努力が必要。となると『夕方』、よほど長い昼寝をしない限り逃すことのない時間帯は絶好のシャッターチャンスなのです。

 

・・・

 

Canon EOS-1D X Mark II

キヤノンの素直な色が好きです。誇張することもあざとく引き算をすることもない正直な色。1枚目はツァイス、2,3枚目はシグマのレンズで撮影したものです。ツァイスの重みもシグマの澄み切った空気感もキヤノンにぴったりで、つい純正レンズを使うことを忘れてしまいます。『夕方』特有の影の伸び方や空のグラデーションに同じものは一つとしてありません。

 

・・・

 

FUJIFILM GFX 50S II

フィルムシミュレーションで思いのままに。65:24という比率も非常に気に入っています。その時感じた気持ちをそのまま持って帰れるような色と比率はフジフイルムならではです。3枚目はコンタックス645用レンズで撮影したものですが、純正のGFレンズでは出づらい柔らかなゴーストが良いアクセントになっています。フルサイズセンサーの約1.7倍を誇るラージフォーマットを選ぶことで得られる豊かな諧調は、『夕方』の空との相性抜群です。

 

・・・

 

Leica M9-P

CCDライカ特有の透明感。太陽を入れると描き切れなくなってしまうため、構図に少し気を遣います。画素数は低く感度を上げることもできず、お世辞にも使いやすいとは言えませんが最も信頼しているカメラです。スペックを見ただけではわからない、光を捉える力に長けたライカのカメラは『夕方』も大活躍。持ち出す機会もナンバーワン。

 

・・・

 

『夕方』の厳密な定義ってあるのだろうか。調べてみると気象庁のHPで「15時から18時」と定められていました。季節や雲の流れによって大きくその表情を変える『夕方』は、写真撮影には勿論考えごとをするのにも良い時間帯です。黄昏時。沈みゆく夕日を眺めながら明日に思いを馳せる、なんて大袈裟に言いましたが実際はぼうっとしているだけです。でもそれでいい、それがいい。最も身近な絶景を見に、今日もまた。

 

・・・

 

ラージフォーマットデビューに是非、5000万画素で『夕方』を。

 

最新フラグシップで美しい空を撮ってみませんか。

 

作例はCCDセンサー搭載機でしたが、もちろん最新M型ライカ・M11もすべての光を鮮明に写し出します。





[ Category:Canon FUJIFILM Leica | 掲載日時:22年07月28日 18時00分 ]

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【Canon】新時代のスタンダードモデル~「EOS R10」外観レビュー~

【Canon】新時代のスタンダードモデル~「EOS R10」外観レビュー~

本日7月28日、キヤノンから待望の新製品 “ EOS R10 ” が発売いたしました!
EOS RシリーズのAPS-C機では初となるスタンダードモデルとなる本機。
今まで培ってきたEOS Rシリーズの技術を数多く伝承し、ハイエンド機としても遜色ないスペックを誇ります。

Canon機を使ったことがある方はもちろんのこと、これからミラーレスを始めてみよう!と考えている方にもお勧めしたいEOS R10。
新世代のスタンダードモデルはどこまで進化したのでしょうか。
今回は外観を中心にご紹介したいと思います。

それではさっそくEOS R10を観察してまいりましょう。

最初に驚いたのはサイズ感です。持った瞬間に「おお!軽い!」と声に出てしまうコンパクトさ。
重量はバッテリーとSDカードを含んでも約429gとEOS Rシリーズとして最軽量を実現。
フルサイズ系EOS Rシリーズと共通のRFマウントを採用していますが、本体は非常に小さく取り回しし易いサイズ感に仕上がっています。

従来機より小さい分、機能はどうなんだろう?と思ってしまいますが、本体機能は非常に充実しており上位機種に迫る性能を実現。
発売後に高評価を得ているEOS R7やEOS R3と同様の「デュアルピクセルCMOS AF II」を採用しており、画面全域で高精度なトラッキングが可能。
最高約23コマ/秒の高速連写中(電子シャッター時)も、最大651分割の緻密なAFエリアで被写体を捉えることができ、新世代のスタンダードモデルに相応しい性能を有しています。

軽量コンパクトではありますが、グリップはしっかりと作られておりホールド感は非常に良好。
RF-Sなどのコンパクトなレンズだけでなく、RFフルサイズレンズを装着しても安定感のある撮影が可能です。
EOS R10はメカシャッターでも最高約15コマ/秒の高速連写に対応しており、望遠レンズを装着して動く被写体を撮影される方も多いかと思います。
そんな時にもしっかりと構えられるグリップが搭載されているので、動体撮影をメインで撮影する方にもおすすめできる一台に仕上がっています。

グリップ回りのボタン配置もシンプルながらしっかりと作り込まれており、動画撮影ボタンやM-Fnボタンも搭載されています。
上位機種にも搭載されているマルチファンクションボタンは非常に便利な機能で、使用頻度の高い設定を割り当てることができます。
静止画撮影時には「ISO感度」「ドライブ」「AF動作」「ホワイトバランス」「露出補正」、動画撮影時も「ホワイトバランス」の設定が可能。
撮影スタイルに合わせて自由にカスタマイズできるので、自分に合わせた使い方ができます。

初心者の方にも使いやすいよう、モードダイヤルには自動でキレイに撮影が出来る「かんたん撮影ゾーン」も搭載。
フルオートで誰でも綺麗な写真が撮影できるような工夫が図られています。

液晶は写真撮影、動画撮影共に重宝されるバリアングル液晶を採用。
ローアングルからハイアングル、自撮り撮影まで幅広く対応することができます。
タッチ操作にも対応しているので、スマートフォンのように画面タッチでピント位置を変更したり、動画の撮影開始/停止を行うことができます。
更に撮影した画像を確認する際の拡大や画像送りも行うことができるので、直感的に操作できるところもユーザーに優しいポイントです。

あまり触れられない機能ですが、ファインダーを覗きながら液晶をタッチすることでAFポイントの変更が出来る「タッチ&ドラッグAF」も採用。
AFポイントの切り替えをボタンでカチカチしなくても、パネルを触るだけでAFポイントの位置変更が可能です。
使用してみると非常に便利なので、是非試していただきたい機能の一つです。

自動でピントを合わせるAFモードと手動でピントを合わせるMFモードすばやく切り換えられるフォーカスモードスイッチを搭載。
小型レンズの場合AF/MF機能を切り替えるフォーカスモードスイッチを備えていないことが多く、そのようなレンズを使うことが多いEOS R10の本体に搭載されているのは大きな魅力ポイントです。
撮影中にファインダーを構えながらボタン切り替えが出来るので、撮影を中断してメニュー画面を開く必要はありません。

背面はシンプルながら使用しやすいようにボタンがしっかり配置されています。
長らくCanon機を使用されている方にとっては馴染み深い、上位機種にしか採用されていなかったマルチコントローラーが本機には搭載されています。
ピント位置をスピーディーに移動することができ、更にボタンの中央押しに「中央AFフレームに切り換え」「瞳検出」「トラッキングの開始/停止」など、さまざまな機能を割り当てることが可能。
先に挙げたM-Fnボタンなど、スタンダードモデルながらカスタマイズ性の高さに驚かされます。

それでは次に、先行で発売となった EOS R7との外観比較を行っていきたいと思います。

正面からパッと比べてみても、EOS R10の小ささが際立ちます。
EOS R7の重さは約612gなので、EOS R10は3割ほど重量が軽く見た目にもその差が顕著に表れています。
小型化されてはいますがフォーカスモードスイッチは省略されることなく、内蔵ストロボも搭載されているなど機能面はしっかりとキープされています。

グリップの厚みもEOS R7に比べると一回り小さいことが分かります。
グリップ感はEOS R10でも十分安定していますが、望遠レンズを多用したり大口径レンズをよく使用する場合は、EOS R7の方がホールド力があり安心して使用することができるかもしれません。
EOS R7では側面に設置されているカードスロットは、バッテリー室の横に設置されています。

端子面を比べてみると、配置は違えどほぼ同様の端子が搭載されています。
USB Type-C端子からの充電にももちろん対応。外出先でバッテリーがなくなってしまった場合も、モバイルチャージャーなどで充電/給電が可能です。
更にエントリー機には省略されがちなマイク端子がしっかりとついているので、Vlogなどの撮影でも安心して音声を録音することができます。

その反面、EOS R10には動画撮影時などに使用するモニタリング用のイヤホン端子が搭載されていません。
この点についてはエントリー機という位置づけもあり、モニタリングを行いながら撮影をする方は少ないと想定されているのかもしれません。

ここからはEOS R10におすすめのレンズを装着した写真をご紹介いたします。

まず初めに、どのような撮影環境でも対応できる高倍率ズームレンズ「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM 」を組み合わせてみました。
8倍ズームでありながらAPS-C機向けに設計されているだけあって軽量(全長約84.5mm、質量約310g)なレンズに仕上がっています。
見た目の通りバランスも良い組み合わせです。

150mm側までズームしてみました。
重心も前に傾くことは無く、カメラを構えていても疲れることはありません。
フルサイズ換算で240mm相当の画角が撮影でき汎用性抜群のレンズです。

次に標準レンズ兼マクロレンズとして活用ができる「RF35mm F1.8 マクロ IS STM 」を組み合わせてみました。
フルサイズ換算で56mmと標準レンズに近い画角で使用しやすく、更にハーフマクロ機能が搭載されているので接写も行える万能レンズです。
レンズの重さは約305gと先ほどのズームレンズと比べると重く感じますが、実際に持ってみるとコンパクトにまとまっている分軽量に感じます。
見た目もスマートで、スナップ撮影などで是非とも使って頂きたい組み合わせです。

マップカメラ フォトプレビューサイト Kasyapaの「RF35mm F1.8 マクロ IS STM 作例はこちら!

こちらは一眼レフ時代から有名な Canon 50mm F1.8シリーズの最新モデル「RF50mm F1.8 STM」です。
昔から低価格ながら大口径単焦点ならではの描写とボケ味を手軽に楽しめることから、Canon 50mm F1.8シリーズは多くのCanonユーザーに愛されてきました。
最新モデルはAFスピードも速く、APS-C機に装着するとフルサイズ換算で80mm相当とポートレート撮影にピッタリな画角に。
EOS R10は上位機種に引けを取らない瞳AF機能を搭載しているので、簡単にポートレート撮影を楽しむことができます。
ご家族や大切な方の撮影はもちろんの事、動物瞳AFも対応しているのでペットの撮影も気軽に行うことができます。

マップカメラ フォトプレビューサイト Kasyapaの「RF50mm F1.8 STM」作例はこちら!

最後に一眼レフレンズであるEFシリーズレンズを装着できる「コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R」を用いて「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」を装着してみました。
RFマウントの望遠レンズはまだ選択肢が少なく、APS-C用の手軽なレンズはまだ残念ながら発売されていません。
そんな時は「マウントアダプター EF-EOS R」シリーズを用いて、EFレンズを活用してみるのも選択肢の一つ。
非常に静かで高速なAF機能を有する「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」は筆者おすすめの一本。
フルサイズ換算で480mm相当の超望遠レンズになるので、運動会などの催し物や遠くにいる野鳥や動物園での撮影など、様々な撮影で大活躍間違いなし!

マウントアダプターもCanon純正品なので一体感があり、EOS R10との相性も抜群です。
本機につけているのはコントロールリング付きのタイプですが、リングなしの「マウントアダプター EF-EOS R 」であれば価格も抑えられるので気軽に望遠デビューを行うことができます。

今回発売されたEOS R10は小型軽量で扱いやすいボディながら、多機能で上位機種に負けないスペックを誇ります。
初心者の方は簡単でシンプルに、カメラに慣れている方はカスタマイズして自分オリジナルの一台に。
多種多様な使い方が出来る新世代のスタンダードモデルに相応しい逸品に仕上がっています。

是非手に取ってその良さを感じ取って頂ければと思います。

 

▼ 今ならボディ、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMレンズキットの在庫ございます!! ▼
▼ ECサイトからお買い上げで2年保証に!! ▼

▼ お勧めの単焦点レンズはこちら!! ▼

▼ アダプター経由で使用できるEFレンズもおすすめです!! ▼

[ Category:Canon | 掲載日時:22年07月28日 17時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~FUJIFILM XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~FUJIFILM XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『FUJIFILM フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro』です!

焦点距離122mm相当(35mm判換算)中望遠マクロレンズ

遠景から近接までのさまざまな撮影距離において、「Xシリーズ」の高画質・高解像力・フジフイルム独自の色合い等々楽しめるレンズです。

使用ボディはFUJIFILM X-H1で撮影いたしました。

マクロレンズと言えば花や小物、料理などを撮影するときに使用するイメージが多いのではないでしょうか。

今回はそんな固定概念を変えるべく奥多摩の川でネイチャーフォトをしてまいりました。

夏の川は涼しく、虫や鳥の声が響き、遠目に遊ぶ子供たちを見ながらのんびりできました。

122mm画角、中望遠に位置するこのレンズは私の好きな画角です。

風景を切り取るうえで無駄なものを写さず、撮りたいものをしっかりとらえてくれる印象がございます。

FUJIFILM独自の色再現技術による色彩豊かな描写を生み出します。

スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚、非球面1枚を含む12群16枚というレンズ構成がもたらす高い解像力は写真から伝わりますでしょうか。


最短撮影距離は25cm、最大撮影倍率はXシリーズ用レンズとして初となる迫力の1倍です。

上記の写真は手を伸ばし、水面ギリギリまでボディを近づけて撮影しました。

液晶モニターを見ながら撮影をしたので撮影時にはわかりませんでしたが、写真を見返したときに前後のボケとピント面のシャープさに驚きました。

水の透明感や水流の滑らかな動きの一瞬を切り取ることが出来ました。

5段の防振効果により、川で元気に遊ぶ子供や水の流れをしっかりとらえてくれます。

防塵・防滴、−10°Cの耐低温構造に加え、前玉に施したフッ素コーティングによる撥水・防汚機能により川に足を入れながらでも安心できます。

※防水ではございませんのでお気をつけ下さい。

全域での高い解像力とボケ味のバランスが絶妙なマクロレンズ。

私の一押しの「ニハチ」レンズは、FUJIFILM XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macroです。

 

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年07月28日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】X-Pro3と過ごす夏の休日

FUJIFILM X-Pro3を手に入れてから、毎日カメラを持つようになりました。
X-Proシリーズを愛用されている方は多いですが、X-Pro2も未だに愛用を続けている方が多いのです。
なぜならば、X-Pro3の背面液晶は閉じられているから…。

写真を撮影したあと、プレビュー用の背面液晶を確認するということをしなくなったので何も考えずに撮影ができます。
そこがとても好きなところです。

夏の暑さを感じる日の散策。日陰にあった紫陽花はまだ綺麗な色です。
さすがに周りの紫陽花を見ると色あせてきているものが多かったのですが、もう少しだけ綺麗な姿を見せてくれそうです。

からっからに乾いた公園の水飲み場。
この照り返し具合に夏を感じつつ撮影を続けていますが、私はすでに汗だくです。

茂みには沢山、山百合が自生しています。
山百合は、とても大きな花を咲かせるので自重で倒れないように公園の職員さんが一つ一つ支柱を添えているようです。

この時期に鮮やかな花を咲かせる代表格のムクゲ。
様々な色がありますが、ここのムクゲは可愛い薄ピンクです。

風鈴の音にも、夏を感じながらの散策でした。
この時期の散策は、色鮮やかな草花も多いですし魅力的ですが暑さ対策はしっかりしてお出かけ下さい!

休日ということもあり、この日は友人と夕飯の約束をしていました。

夏バテ防止にスタミナをつけよう!ということで、ひたすらお肉を焼いておりました。
普段、写真しか撮影したことがなかったので今回は動画撮影にチャレンジしました。

FUJIFILM X-Pro3で撮影したまま、編集で繋げたのですが
フィルムシミュレーション クラシックネガの色がきちんと動画にも出ていて動画撮影にはまりそうです。

今度はご飯の動画ではなく、風景など綺麗な雰囲気の動画をお見せできればと思います。

使用レンズのFUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF27mm F2.8 R WRは、
現在品薄状態ですが同じ画角のレンズもございますので使用機材欄にてご案内しております。

使用機材はこちらです!

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年07月28日 10時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~HASSELBLAD C 50mm F4 T*~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~HASSELBLAD C 50mm F4 T*~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『HASSELBLAD C 50mm F4 T*』です!

…と、レンズ名だけを見ていると、どこにも「ニハチ」が出てきませんが…
中判6×6cmフォーマットにおける50mmレンズの画角は77度。35mm判換算でおよそ28mm相当になります。
というわけで、立派な(何が立派かはさておき)「ニハチ」です。

ただ、画角が同じ28mmといっても、正方形6×6判のそれと長方形の35mm判とでは、明らかに画に違いが出ます。
6×6判では35mm判のような広がりがなく、広角でありながらギュッと凝縮された印象を受けます。
なので私の場合、広い風景を捉えるよりスナップ的な撮影によく持ち出しています。

今回は過去に撮りためた写真からご紹介。

まずは数年前の鎌倉、「あじさい寺」として有名な明月院です。
この頃は毎年のように、ハッセルかローライを携えて鎌倉に紫陽花を見にいっていました。(鎌倉駅近くのお蕎麦屋さんの大冷やしなめこそばが好きで、ほぼそれを目的としていたのですが…)

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Distagon C 50mm F4 T* (フジフィルム ベルビア100F)

ここは園内のほとんどが青い紫陽花。瑞々しい青で統一された別世界のような美しさを味わえます。

この時は標準80mmもバッグに入れていたのでレンズ交換、画角の比較を試みました。
といっても、人の通りを避けるため交換は脇によけて行っていました。そのためちょっとズレて正確な比較とはいきませんでしたが、雰囲気だけでも…

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C 80mm F2.8

80mmは35mm判換算で約44mm相当の標準域。先に述べたように、広角と言っても横の広がりがないので、大きく違っているようには感じられません。
実際、撮影時によく覚えていないと、50mmか80mmのどちらで撮ったのか後で区別が怪しくなることがあります。
とはいえ、被写界深度は標準と広角でやはり異なってきます。同じF値で撮影していますが、50mmの方がバックのボケは少ないのが分かるかと。

画面右寄りの縦に並んだ紫陽花にピントが来ているところからの自然なボケ味。3~4m後方の外国人女性が、顔は判別できず、でもカメラを構えているのは分かるという具合にちょうどよい感じでボケてくれました。

同じ北鎌倉にある浄智寺、山門前の「甘露の井」。
最短撮影距離50cmに近いところにガクアジサイを配置。ファインダーをウエストレベルよりもっと引き上げ、かなりきつい体勢になりながらも何とか背景の橋を画面内に収めました。
奥行きが凝縮された感じで、広角でありながら実際の風景よりも橋までの距離が近くに見えます。
6×6スクエアフォーマットならではの広角レンズの魅力です。

竹林の庭が有名な報国寺。
林の中は薄暗く、絞り開放でも1/4秒という状況。杭の上にカメラを置き、息を殺してシャッターボタンを押しました。
リバーサルフィルムのせいもあり暗部はつぶれてしまいましたが、灯篭の笠部の苔が際立ち、背景の竹林からグンと浮き上がるように写し出されました。

同じような構図の2枚を。上は浄智寺、下は十一面観音のある杉本寺、本来は情緒ある苔の階段なのですがこの時は修繕中。
このような構図なら、広角らしい奥行き感を表現出来ます。余分な広がりがない分、鑑賞の目線は自然と奥へと導かれます。
35mm判の広角は気を付けないと散漫な印象しか与えませんが、スクエアの広角は比較的容易に見せたいものを強調できるような気がします。

所変わって、多摩川下流、大田区の六郷土手です。季節は秋口。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Distagon C 50mm F4 T* (フジフィルム ベルビア100F)

やはり画面にいろいろなものを配置すると、かなり凝縮された印象に。手前のヒガンバナから鉄橋まで本当はかなり距離があるのですが、それを感じさせません。

ところが、画面構成をシンプルにすると、途端に広角らしい広がりが出てきます。

一眼レフカメラなので、ファインダースクリーン上で絞りの効果を確認できるのもよいところ。
私は、絞り気味にしてあえて背景との圧縮感を引き出す撮影が好きです。

またこのレンズのもう一つの魅力は、ツァイス T*(ティー・スター)コーティングならではの発色の良さ。
下の写真、時刻は夕刻「誰そ彼」時でしかも薄曇りと、色味の表現しにくい状況でしたが、雲梯の黄色・芝生の緑・鉄橋の青・電車の赤がほどよく出ています。

ツァイス ブルーなどとも称される鮮やかな発色は、時にはどぎつく感じられることもありますが、他レンズでは冴えない色に沈んでしまいそうなこのような状況下でこそ真価を発揮してくれるような気がします。

花壇に植えられたコスモスも深い色で表現してくれました。

最後は、かつて流行ったミニチュア撮影風に。ウエストレベルファインダーのハッセルなら楽々です。

いかがですか、6×6判の「ニハチ」『HASSELBLAD C 50mm F4 T*』。
いろいろな撮影が愉しめる万能広角レンズ。
価格もお手頃で、標準80mmの次のレンズにおススメです。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
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・・・

↓今回使用のC 50mm。独特のフォルム、ボディに装着した時の格好良さは格別です。

 

 

↓「T*コーティング」無しの銀鏡筒レンズ。グラデーション豊かなモノクロ撮影を得意とします。

 

 

↓操作のしやすいCF系レンズも、ぜひ選択肢の一つに。

 

 

 

 

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:etc. | 掲載日時:22年07月27日 17時00分 ]

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【夏にぴったりなストラップ!】細OBIストラップ ブルーグラデーションモデルが復刻します!

【夏にぴったりなストラップ!】細OBIストラップ ブルーグラデーションモデルが復刻します!

目指したのは、「ちょうどいい」ストラップ

マップカメラオリジナルの「細OBIストラップ ブルーグラデーションモデル」が10年ぶりに復刻します。

本日7月27日 15:00~予約開始、8月1日発売予定です。


せっかくカメラを持ち歩くなら快適に、そしてオシャレに持ち歩きたい。
カメラボディに合わせてデザインされたメーカーオリジナルのストラップも非常にカッコ良く機能性に優れているのですが、普段使いするには少し無骨であったり、威圧感が出てしまったりすることがあります。
新たにストラップを新調しようにも、世の中には本当にとてもたくさんのカメラストラップが存在します。
筆者はカメラストラップひとつを選ぶのに1年かかった事があります。まさにカメラストラップ沼です。

そこでおすすめなのがOBIストラップ。まるで柔道の帯のようなしなやかで手になじむストラップです。
初めてのカメラへの最初の1本にもおすすめです。
夏らしいストラップをお探しの方、そしてなによりOBIストラップファンの方にはぜひお手に取っていただきたい逸品です。

涼しげな5色のブルー。
左から「深海」「極青」「七分紺」「青夢」「波青」です。
シンプルなファッションの差し色にも素敵なカラーリングです。
1色ずつご紹介したいと思います。

【波青】~ぱっせ~ 水色に近い色味です。シルバー系のボディには間違いなくピッタリ。


少しくすんだ色合いで服装を選ばず使えそうです。

【青夢】~わかさゆえ~ 今回のラインナップの中では最もポップな雰囲気を醸し出す色。爽やかです。

明るめのデニムに合わせてもおしゃれに使いこなせそうです。

【七分紺】~しちぶこん~ 落ち着いた紺色でブラック系のボディと相性が良いです。

こちらも【波青】に近いくすみカラー、より深みを足したような雰囲気です。服装によって使い分けてみるのも楽しそうです。

【極青】~きわめてあお~ 濃いめのデニムに合わせたい深い青色。季節を選ばずに使えそうです。


シルバー、ブラックのボディのどちらにもよく似合います。

【深海】~ふかうみ~ 黒に近いのですが光に当たると深い青が見えてきます。

深い深い海の底のような…そんな青色です。

希少な「コードバンレザー」をobistoロゴの部分に使用。
馬のお尻の部分の革の中からコードバン層と呼ばれるものを削り出すそうで、その方法が宝石採掘に似ていることから革のダイヤモンドとも呼ばれています。
使い込むたびにストラップに馴染んでいくことでしょう。

リングタイプとテープタイプをラインナップ。
リングタイプは幅20mm×帯の部分の長さ1000mm
テープタイプは幅20mm×帯の部分750mm、テープの部分で200mm程度調整が可能です。
お持ちのカメラに合わせてお選びください。

テープタイプは三角環が必要なカメラに。
長さの調節を行う事ができるのも魅力です。

どの色にするか悩ましく、ついつい全色揃えてしまいそうです。
洋服に引っかかったりすることもなく、手に巻き付けても首から下げても「ちょうどいい」ストラップです。

この夏はぜひお供に青い細OBIストラップをどうぞ!

[ Category:etc. | 掲載日時:22年07月27日 15時00分 ]

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【RICOH】GR IIIを持って水族館に行けた日の散歩

【RICOH】GR IIIを持って水族館に行けた日の散歩

前回、水族館の前までたどり着いたものの定休日で入れなかったので、そのリベンジという事で別の日に愛機のRICOH GR IIIを持って水族館にやってきました。
なお、水族館に入れなかった前回の記事は下の方にリンクしてありますので興味がございましたらご覧ください。



相変わらず見事な造形をした入り口の建物です。ここから下に向かってエスカレーターで水族館の中に入ります。



魚たちが泳いでいるのを見ていると心が安らぎます。
特に暑い日が続いている最近ではこういう光景が癒しになります。


ダイオウグソクムシとか海老とかもいたので撮影。
ほとんど明かりがないところで撮ったのですが、さすがRICOH GR III。大型センサー搭載だけあって暗所でもよく撮れています。




ペンギンのコーナーもあり、ペンギンたちが泳いだり、岩場で日光浴もしていました。
芋洗いのようにまとまって泳いでいたり、優雅に潜水したりと涼しそう。一緒に混ざって泳ぎたくなりました。



水族館を堪能した帰りは、海のそばという事でアロハ気分でトリプルベリーのパンケーキを食べて帰りました。
トッピングのソフトクリームを乗せて食べるパンケーキは格別です。添えられたクリームも甘すぎず、くどくもなく絶妙なお味。

海のそばだけあって日は当たっていても風が気持ち良く、その日は暑さにへたれることなく、快適に過ごせました。
こういう日が時々あるのも良いものです。

▼ 前回水族館が定休日の日に行ったときのブログはこちら ▼

【RICOH】GR IIIを持って水族館に行けなかった日の散歩

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年07月27日 12時05分 ]

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【RICOH】『私たちの28mm』~GRII Silver Edition編~

【RICOH】『私たちの28mm』~GRII Silver Edition編~

2022年夏。
MapCameraは28周年を迎えます。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。現在、28周年企画としてマップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズの魅力を皆様に紹介しておりますが、「28」と聞いて真っ先に思い浮かんだ「ニハチ」はRICOHの「GR」シリーズです。
そこで本ブログではRICOH担当フロアスタッフが「GR」の魅力を全7回にわたってお伝えさせていただきます。
それではご覧ください!

GRシリーズはコンパクトデジカメでありながら贅沢で、しかし気軽に撮りたいものをその時に撮る。それが出来るカメラです。
その考えのもと「贅沢ながらも気軽に」をテーマにGRIIで撮った写真を紹介いたします。
マクロモードがあるのでテーブルフォト、特にグルメを中心でございます。

まずは最も身近なものとして我が家の観葉植物たちです。

妻が試行錯誤しながら世話をしている植物たちです。

知識のない筆者としては観葉植物、特に多肉植物は世話をすることがどちらかというと簡単だと思っていましたが、そのようなことは無いようです。

ここからは贅沢をご紹介いたします。

こちらは出かけた時の昼食で食べたステーキです。
ジューシーさ、バターの溶け具合を綺麗に写してくれています。

夕食にはお寿司をいただきました。
ステーキの後にお寿司という何とも贅沢な一日です。

いくらとウニの粒の一つ一つ、美味しそうな質感を写し出してくれており、なんとも食欲をそそります。

こちらは中トロの握り。程よい脂ののりが撮れています。

贅沢の締めくくり。最後はデザートということでケーキと面白い形のチョコレートです。

RICOH創業80周年を記念して製作された特別な「GRII」。
全世界限定3,200台生産で既に新品を手に入れることはできませんが、マップカメラは中古商品も扱っておりますので手に入れることが可能です。

GRをマップカメラスタッフが熱く語るブログ
次回はデジタル時代のGRシリーズ、2013年発売のGRのご紹介です。
こうご期待下さいませ。

使用機材はコチラ↓



[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年07月26日 16時00分 ]

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【FUJIFILM】夏の相棒「フジノン XF35mm F2 R WR」と東京散歩

【FUJIFILM】夏の相棒「フジノン XF35mm F2 R WR」と東京散歩

連載中の「カメラを愉しむvol.63」は、『夏の相棒 FUJIFILM フジノン XF35mm F2 R WRと東京散歩』をご紹介します。

夏になると中々行動力のスイッチが入らないので、朝イチのアイス珈琲を求めて一歩を踏み出します。

駒場東大前には少しコダワリのカフェやインテリアショップが立ち並びます。本日セレクトしたのは「THE COFFEE SHOP ROAST WORKS」。サイクリングで止まらなくなった汗もしっかりクールダウン!こちらはCafeというよりも自家焙煎をしている場所になり、イートインスペースで珈琲が飲めるようになっています。店内はスモーキーな珈琲の香りがとても心地よいのです。

たくさんの「大願成就」旗が気になり参拝。ちいさな路地の一角にある神社ですが、多くの人が参拝に訪れていました。

コンクリートの壁に元気にはしゃぐ子供の姿が刻まれていました。太陽の光を浴びてイキイキとしているように感じます。

とある駐車場にとてもかっこよくカスタマイズされたFIAT ABARTH 595。直列4気筒DOHC 16バルブターボのエンジンと泣く子も黙るレコードモンツァのマフラーサウンドはイタリアン魂炸裂のナイスなサウンドでした。

カメラで例えれば「X-T1 ユーザー」が「X-T4」のシャッターを切った時、歯切れの良いシャッターサウンドに惚れるのと同じようなことでしょうか。

スナップを愉しんでいると花束を幸せそうに持っている女性が目の前を通り過ぎました。マニュアルフォーカスで撮影をしているのですが、ほんの一瞬でもピントの山をつかみ易くしっかりと花束だけに光が注がれる瞬間を捉えることができました。柔らかく癖のないボケ味がとても好きです。

このまま撮影を続けると熱中症になってしまいそうだったので、カフェでゆっくり読書をしてから浅草に移動。スカイツリーの上にはたくさんの雲がかかり、光が放射線状に。なんとも幻想的です。

不思議ですね。参拝するたびにおみくじを引いていますが、浅草寺では私はいつも凶を引いてしまいます。気になったのでネットで検索してみると同じ傾向の方が多くいらっしゃいました。少し安心。

このレンズで撮影すると不思議です。優しく撮りたい被写体は「優しく写る」。シャキッとコントラスト高く撮りたい被写体は「引き締まって写る」。偶然なのか、とっても扱いやすい。

50キロ近くサイクリングを楽しんだので、しっかりとステーキで腹ごしらえ。疲れた身体を回復してくれました。

さぁ、家に帰る前に近場の銭湯でひとっ風呂浴びて帰りましょう!タオルも無料で貸してくれるのでとてもありがたい。今私が愛してやまない「FUJIFILM フジノン XF35mm F2 R WR」との夏のひとコマはこれにて終了。本日も最後までご覧いただきありがとうございました。





[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年07月26日 11時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Nikon NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Nikon NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Nikon NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S』です!
Nikon Z7につけての撮影です。

2020年に発売された広角寄りのズームレンズ。
いわゆる『大三元レンズ』の一本で、
ニコンの一眼レフ用レンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」から
光学性能を強化し、軽量小型化されたZマウントレンズです。

このレンズを触った時の第一印象は『ものすごく軽い』です。

銘玉の一眼レフ用レンズ『AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED』は重さが1000gありました。
前玉も大きく飛び出している為、レンズの交換を躊躇ってしまいます。

しかし、今回使用した『NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S』は、本当にF2.8通しなのかと驚きました。
このレンズ、重さが約650gとなっており、
『AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED』と比べると小さめのペットボトル飲料1本分(約350g)軽くなっています。

今回はF2.8縛りで撮影してきました。



広い範囲を切り取ることができ、ズームレンズならではの範囲の調整もできるため、非常に使いやすいです。
長時間足を止められない場所でも、素早く自分の思い通りに切り取れます。

 


広角レンズは遠近に大きく差ができます。
奥行きが大きい場所を広角で撮影すると、更に奥行きがある撮影が可能です。

 


軽量のため、カメラを上に向けた撮影も疲れを感じませんでした。

 


標準レンズでは切り取り方に悩む特徴ある大きな撮影対象も難なく全体を撮影できます。

 

 

『AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED』の大きな前玉も
『NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S』ではスリムになり、レンズの交換も苦ではなくなりました。
前面に大きく突き出す魚眼は、
どうしてもレンズを傷つけないように常に注意する必要がありました。
しかし、『NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S』はバヨネットフード使用時のみですが、通常のフィルターを装着できるので、安心感があります。

軽く、小さくなった事で、
外出時にも気軽に選択できるようになったのは非常にうれしいです。

広い場所、大きな被写体の撮影にぜひとも欲しい一本です。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。


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[ Category:Nikon | 掲載日時:22年07月26日 10時50分 ]

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【Voigtlander】夏休みの始まり

【Voigtlander】夏休みの始まり

待ちに待った楽しい夏休み!というのは子供たちの話で、共働き夫婦としては中々の悩みどころ。

毎日のお弁当を作り、学童へ送り出す1ヶ月間が始まりました。

 

子供からは「海で泳ぎたい」「花火したい」「プール入りたい」「おばあちゃん家行きたい」「かき氷食べたい」などたくさんの要求が。頑張って出来る限り叶えてやらないと。

 

自分の子供の頃を思い出すと、毎日学校のプールに行きそのまま友達と遊んで夕方に帰る日々を送っていた私。しかし、小学校3年生になった息子は今年も学校のプールに入れない夏休みです。ちょっと可愛そうなのでビニールプールを新調しました。

 

昼間の暑さも和らいだ午後5時過ぎ。ワンコも連れて散歩に出ることに。久々に持ち出した『Voigtlander (フォクトレンダー) NOKTON 75mm F1.5 Vintage Line Aspherical VM』ですが、やっぱり良い写りだなぁと改めて実感しました。なんでもない竹藪もこのレンズで撮ると味わい深いです。

 

小高い丘を通る散歩コースの途中は建物も電柱もない空がよく見える場所なので、しばしば立ち止まって空を眺めたりします。

 

先週末に早速花火を楽しんだ子供たち。一つやりたいことが叶いました。

カメラはCCDセンサーの『Leica M9』を使用しているので最新ミラーレス機のように高感度ISOを使うことはできませんが、基準となる光を選べば多少暗くても何とかなります。ちなみに我が家では毎年バースデーケーキのロウソク消しも『Leica M9』で撮影してるのです。

 

まだまだ夏休みは始まったばかり。今年も色々と注意をしながら楽しまなくてはなりませんが、やっぱり子供たちにとっては夏休みは特別な時間。海に山に連れて行き、思い出をこのレンズで残して行きたいと思います。

 

 
 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica | 掲載日時:22年07月25日 18時55分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SONY FE 28-60mm F4-5.6~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SONY FE 28-60mm F4-5.6~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。

本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…

『SONY FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860』です!

 

今回は連載に沿ってワイド端28mm側に限定してご紹介します。

2021年、SONYフルサイズ用Eマウントレンズの中で最小・最軽量の標準域ズームレンズとして発売された本レンズ。

使いやすい焦点域に、最新のボディのAF性能も十分に発揮します。

何より注目したいのはポケットに忍ばせることも可能なサイズ感。

重さは約167gと身近なもので例えるとコンビニのおにぎり1個とちょっと分くらいの重さでしょうか、とにかく軽い。

今回はこのコンパクトさを活かすため、レンズキットにもなっているSONY α7Cとの組み合わせで近くの神社へ訪れました。

新宿三丁目駅近くにある花園神社。

カンカン照りの猛暑日、新宿の人込みを抜けて鳥居をくぐると、まさに「空気が変わるというのはこういうことか」と感じられます。

バリアングルを利用して低い位置からの撮影。

境内の方へと向かう厳かな空気までも表現してくれる28mmという画角です。

平日の真昼間でありましたが、立ち代わり入れ替わり参拝客が訪れていました。

神社の横に背の高い建物があるのはなんだか違和感を感じるのですが、それも含めてこの神社の魅力であり、この画角だから収めることが出来ます。

コロンと転がる実にピント合わせてみました。

イチョウの葉と共にあちこちに落ちていましたが、銀杏にしては大きすぎるような、梅にしても時期が違うようです。

立体感、解像感文句なし。木の幹に寄ってみた1枚を。

本レンズはワイド端で30cm、テレ端で45cmまで寄ることが可能です。

筆者が個人的に最短撮影距離を気にするのは、美味しいご飯を撮りたいから、が目的なのでこの日もカフェにでも寄ろうかと考えましたが、時間の都合であえなく断念。

空の青に、境内の赤、生い茂る緑。よく映えます。

誰かの願いごとをじっくり眺めるのは気が引けて、写真もこっそり覗き込むような構図になりました。

今回は28mm側にスポットを当てたブログではありますが、せっかくのズームレンズなのでまったく同じ位置から焦点距離60mm側での画角も。

望遠側のぎゅっとした構図も魅力的。こちらのズームレンズをご検討中の方の参考になれば幸いです。

奥の境内に向かい風がスッと抜けていくような、通してソニーらしい色味のレンズです。

重さ軽さはもちろんの事、描写に関しても癖のない、最初の1本にもぜひおすすめしたいレンズです。

いかがだったでしょうか。

28mm、正直あまり好んで使ってきた画角ではありませんでしたが、こうして撮った写真たちを振り返ってみると思いのほかバリエーションに富んだ画が作れるなと感じました。

ズームレンズ関しては実際そんなことをあまり気にせずに済むことがメリットではあるので今回の撮影に関してはちょっと滑稽ではありましたが、「広すぎる…」と工夫を凝らして動き回ったのもおもしろいものです。

このコンパクトさはどんなシーンでも威圧感なく溶け込んでくれるはず。

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[ Category:SONY | 掲載日時:22年07月25日 16時30分 ]

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【SONY】α7RⅢと高尾山へ

一瞬で梅雨が明けたかと思えば、梅雨が帰ってきたような天気が続いています。

雨の合間を縫ってα7RⅢと高尾山へふらりと散歩してきました。

 

今回は自然を感じるため6号路へ。

山頂へと至る道は幾つもありますが、6号路はもっとも自然に触れられるような気がします。

苔むした登山口の道標を横目にのんびりと歩を進めていきます。

 

6号路は前半を沢沿いにのぼっていきます。

小さな水流ですが非常に冷たく、じめじめとした空気を吹き飛ばしてくれる清涼感があります。

真夏日には一休みと称して涼をとる事もしばしばあります。

 

東京から電車で1時間程度でこんなに自然に囲まれたハイキングができるなんて夢のようです。

蒸し暑さで汗が吹き出しますが、それすらも気持ちが良いです。

良い汗をかき良い空気を吸う、それだけで人間幸せなのです。

 

6号路には小さな滝もちらほらとあります。

近付くとわずかに感じる水しぶきでマイナスイオンを感じることができます。

怪しい前ボケはヘリアーの得意技、この描写がお気に入りです。

 

最後は流れる水の柔らかさを感じる本カット。

ヘリアーらしい柔らかさとハイライトの滲みが非常に好印象です。

山の水というのは口に含んでも柔らかく感じますが、それを表現してくれる本レンズにただただ脱帽です。

 

まだまだ蒸し暑い日が続きますが、山の中で時折吹く冷やかな風で気分転換ができました。

 

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:22年07月25日 12時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica Summaron M35mm F2.8 ~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica Summaron M35mm F2.8 ~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
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本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Leica Summaron M35mm F2.8 』です!

・・・

ライカのズマロン35mmF2.8。いわゆるオールドレンズの中でも癖の少なく、それでいて味のある写りが魅力的なレンズです。
F2.8のレンズと聞いてまず思い浮かぶお気に入りのレンズです。

そんなレンズにあわせるボディはLeica M(Typ262)です。
すこし太めのボディで、手に持った時の重量感が個人的に好きなカメラです。
ライブビュー撮影ができないため、毎回ファインダーを覗いて二重像を合わせて撮影します。
カメラで写真を撮る楽しさを教えてくれるカメラです。

この組み合わせで何を撮りたいか。少し考えましたが、自然に囲まれた風景が似合いそうだと思いました。
(今回の写真はすべて絞りF2.8で撮影しています。)

都内の喧騒を少し離れれば、海と山に囲まれた景色があります。
船がぷかぷかと浮かび、この日の仕事はひと段落ついたのでしょうか。
自然の中に人々の生活が少しだけ垣間見えるような景色が好きです。
ズマロンはそんな風景を劇的に切り取り過ぎないところが特に好きです。
ありふれた日常をそっと切り取ってくれます。

一面を見下ろせる展望台に登りました。遮るものが無く遠くまで見通せる景色を見るのは久しぶりでわくわくしました。
緑と青のコントラストが綺麗です。
ライカは青や緑の発色がいいなと毎回思います。

遠くから見ていると、近くにもいきたくなります。
薄い水色の水面がキラキラ輝いていました。
周辺光量も少し落ちますが、気になるほどではありません。
線も柔らかく、どんな場面でも使いやすいレンズだと思います。

海の目印や漁網を浮かせるために使われているビン玉が道を彩る通りがありました。
ちいさい頃このビン玉がほしくて、母に買って帰って部屋に飾りたいとおねだりしたことを思い出しました。
F2.8はボケ量もちょうどいいと思います。
主役を際立たせながら背景も溶けすぎずさりげなく写ってくれます。
オールドレンズだと、もっと背景がザワザワするレンズもありますがズマロンは自然なボケ方です。

道にただずむ道路標識です。
ライカを持って歩くと、何となくこういう少し寂しそうに見えるものも撮りたくなります。
青空での鮮やかな青の発色もライカの魅力ですが、曇り空の時の少し暗い色を撮っても、何か静かな物語が始まりそうな味のある写りになるところも魅力です。

帰る途中、神社へ寄り道をしました。ここは1つの島全体が神社になっています。
神社に入ると空気がぴんと張りつめているような厳かな雰囲気でした。
その雰囲気をレンズも感じたのかは分かりませんが、これまでの写真と比べると何となくキリっとした一枚になっています。

少し暗めにして撮りました。
隅まで潰れることなく写っています。
石で作られた鳥居や狛犬の、ザラっとした手触りが伝わってきます。

優しく、柔らかい写り。
ずっと心に残しておきたい景色に出会った時、私はこのレンズを使います。
私の一押しの「ニハチ」レンズは、Leica Summaron M35mm F2.8 です。

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[ Category:Leica | 掲載日時:22年07月24日 12時00分 ]

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【Nikon】アジフライと小さな旅 -三島編-

【Nikon】アジフライと小さな旅 -三島編-

夏休みシーズン到来です。
学生の頃のように1ヶ月以上の長い連休はありませんが、タイミングを同じくして売り出されるJRの「青春18きっぷ」が、ちょっと遠出をするのに最適なこともあり、私の撮影小旅行もこの時期に集中します。
そして今夏のスタートは、ここ最近ハマっているアジフライを食す旅からとなりました。

まずは東海道本線を下り早川駅へ。
過去のブログでも紹介しましたが、駅側にある小田原漁港の周りにはバリエーションに富んだアジフライのお店が多く、コンプリート目指し未だ通い続けています。
 

半生アジフライ

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/6秒、F2.8、ISO 64

今回のお目当ては半生のアジフライ。1日20食限定のメニューですが、早起きした甲斐もあって無事にありつくことができました。
写真からも分かるように、魚の中まで火が入っていない半生のフライ。表面はサクッとしているものの中の食感はお刺身に近く、新鮮な魚でしか味わえない代物です。普段はソース派の筆者ですが、こちらはお刺身同様、生姜醤油が合うフライでした。
 

かき氷

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/100秒、F2.8、ISO 64

食後のデザートは市場の側にあるかき氷屋さんへ。
こちらのかき氷は旬の野菜や果物を特殊冷凍して削ったもので、果実そのものをかき氷として味わえます。シロップがたっぷりかかったものではないので、甘さが控え目なところがお気に入りです。
 

三島駅

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/640秒、F4.0、ISO 64

少し遅めの朝食を終えた後はお得な切符をフル活用すべく、もう少し東海道本線を下ることにしました。
辿り着いたのは三島駅。新幹線も停車する主要駅ですが、駅は富士山を模した屋根がかわいい小さな駅でした。
 

白滝公園の井戸

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/50秒、F4.0、ISO 64

駅前の大通りを進むと、白瀧観音を祭るお堂と小さな公園が見えてきました。
公園には富士山の雪解け水が飲める井戸があり、井戸に近づくと小さな人形がポンプを動かし水を汲んでくれます。口に含んだ瞬間に柔らかさを感じる美味しいお水でした。
 

湧き水

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/80秒、F2.8、ISO 64

公園内からも綺麗な湧き水がたくさん湧き出ており、
 

川の流れ

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/200秒、F3.5、ISO 64

湧き水が流れる小さな川では子供達だけではなく、大人も涼をとる光景が見られました。
都内で見る川とは違った風景に、三島が「水の都」の呼ばれる所以を感じます。

今回の機材は先日入手したばかりの『Nikon Z9』
透明度の高い水や、角に置いた被写体にも素早く反応してくれる高いAF性能が体感できました。
街中散策には大きく、オーバースペックなところもありますが、撮影者の意図を汲んだかのような素早い反応と、失敗の無い動きは本当に頼りになります。
 

三嶋大社

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/1000秒、F3.2、ISO 64

川を眺めていると鴨が下流の方へ流されていきました。泳ぐ気配を見せず、水の流れに任せて気持ちよさそうに進む鴨の後をついていくと、三嶋大社に辿り着きました。
伊豆国の一宮で、源頼朝が源氏再興を祈願したと言われるお社は、今年のNHK大河ドラマのゆかりの地でもあります。
 

百日紅

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/500秒、F2.8、ISO 64

参道では百日紅の花が見頃を迎えていました。
小さな花が集まって咲く花を細かく捉えるのはさすが高精細モデルです。
 

三嶋大社本殿

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/50秒、F8、ISO 64

総けやき素木造りという本殿は、派手な色使いこそないものの立派な彫刻や金の飾りが綺麗に配置されており、格式の高さを感じます。
 

神鹿園

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/80秒、F2.8、ISO 64

また境内には奈良の春日大社から贈られた鹿をみることができる神鹿園も。
金網の隙間から鹿にカメラを向けると、舌舐めずりをしながら鹿が迫ってきました。迫ってくる鹿にもピントはしっかり追従しましたが…
堅牢なフラッグシップ機とは言え、あの立派な角をぶつけられたら堪ったものではありません。ギリギリまで引きつける前に私がギブアップ、カメラの安全を優先しました。
少し離れた場所から鹿を見続けていると、暑さからくるミネラル補充なのか壁を舐めはじめました。防塵防滴+防汚コートの機材ですが舐められるのは勘弁。逃げて正解でした。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年07月24日 11時01分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Panasonic LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.』です!

2014年10月に登場した本レンズは2010年に発売した『Panasonic LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.』のリニューアルモデル。前モデルの単品販売はグレーのみで、キットレンズのみブラック鏡胴のものが存在しましたが、「GM」シリーズにマッチするよう外観をリニューアルしたII型ではブラックとシルバーの2色展開となりました。

驚くべきはそのコンパクトさで、質量に至っては約55gしかなくまさに手のひらサイズといえます。今回は愛機の『OM SYSTEM OM-1』に装着して撮影に向かいました。最近はご無沙汰だったのですが昔から映画を観に行く時にいつも利用する駅へ。再開発が活発なようで久しぶりに訪れるといつも新たな建物やお店が増えています。早速駅の陸橋から見下ろすようにシャッターをきってみました。普段使用しない広角単焦点だと想像以上に広々と切り取ることができました。

駅周辺から少し離れると一転して田んぼが広がります。生活圏はほぼ住宅街であり、存在しても小さな畑があるのみの筆者としては青々と育った稲が整然と並んでいる様子が新鮮で思わず撮影していました。

田んぼや住宅街を歩くこと暫く、徒歩約30分で目的の公園近くに到着です。道の脇の木にまだ未熟な柿が実っていました。大きな柿の葉の近くだと余計に小さく見えます。開放F2.5で撮影してみましたが木漏れ日がちょうど丸ボケになってくれました。

数日前からぐずついた天候が続いていましたがちょうど公園に到着した頃にとうとう雨が降り出しました。快晴ならここで綺麗な青空が撮影できただろうと思うと少し残念です。

花壇の花がちょうど満開となっていたので、開放F2.5の最短撮影距離でシャッターを切ってみました。このレンズは最短撮影距離0.18mと寄れるのでテーブルフォトにもおすすめです。

木陰に並ぶ3つのベンチ。ベンチの正面は開けた空間が広がり川が流れ、見通しのいい遥か遠くには大きな道路を走る車の姿が小さく見えます。雨さえ降っていなければ憩いの場となっていそうです。余談ですがちょうどこの撮影をしていた時、地面スレスレを燕が飛びまわっていて「燕が低く飛ぶと雨」というのは本当なんだと実感しました。

いかがでしたでしょうか。コンパクトな広角単焦点レンズは使い勝手がよく、ボディキャップのように着けっぱなしにしていても気になりません。今回は愛機に装着しましたが「GM」シリーズのためにリニューアルしただけあって「GM」シリーズとの相性は格別でコンデジのように使うことができそうです。もちろん他のカメラボディでの利便性も抜群です。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼



▼▼I型もお求めやすくおすすめです!▼▼

▼▼関連機材はコチラ▼▼


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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM Panasonic | 掲載日時:22年07月23日 17時05分 ]

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昭和のカメラ小僧、令和で語る。

昭和のカメラ小僧、令和で語る。

マップカメラにはカメラ好きが沢山働いています。

カメラで自分の好きなモノの写真を撮るのが主な使い方です。

自分の車、バイク、家族、恋人、ペット、その他色々。

この世のものは全て被写体です。

勿論私もカメラ好きです。

私のカメラ好きはカメラを集める事です。

カメラを集めると言っても最近のカメラでは無く、昔のカメラです。

昔のカメラは種類が豊富です。

その種類が豊富の中から皆さんがあまり知らないカメラを紹介したいと思います。

第一弾は「ナショナル ラジカメ」
カメラとラジオが合体した、当時としては優れもの。
カメラメーカーでは無く、家電メーカーが作りました。
「ナショナル」は今の「パナソニック」。
最近はデジタルカメラで有名です。

先ず元箱を拝見。
何だか昔の「プラモデル」の箱みたいです。
「ラジオ」の他、「ストロボ」も付いています。
箱のデザインが「光」と「音符」が付いて「ザ・昭和」です。
主張が強いですが、私は好きです。

カメラは当時販売していた「110カメラ」の模範的なデザインです。
このままですと何の変哲もない「110カメラ」です。
このカメラは他の「110カメラ」と一寸違います。
ストロボの上に何だかダイヤルの様なものが見えます。
ダイヤルと穴が見えます。

ラジオのチューナーとイヤホンジャックが付いています。
ラジオはAMラジオです。
ちゃんと、「ラジオ」と「ストロボ」の切り替えスイッチも有ります。

フィルムは「110フィルム」。カートリッジタイプのフィルムです。
カートリッジなので装填が楽です。
今ではフィルムの入手も現像も難しいですね。

イヤホンジャックにイヤホンをさして片耳でラジオを聴きます。
このイヤホンがアンテナの役割も兼ねています。

カメラケースです。このデザインが懐かいと言う方も多いでしょう。
思いっきりラジオのケースです。昔のラジオそのままです。

最後に「ナショナル」と「パナソニック」のカメラを。

今では「スマホ」で「カメラ」も「ラジオ」も堪能できます。
それ以上の事も出来ます。便利な時代です。
只、あの頃のチャレンジ精神が有ったからの現代だと思います。
先人達に感謝しながら生きていきたいです。

▼Kodak 各種フィルム取り扱い中です▼

[ Category:etc. Panasonic | 掲載日時:22年07月23日 12時41分 ]

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【SIGMA】超広角ズームを楽しむ休日

先日、少し早い夏休みのような三連休がありましたので、3日間楽しい予定を詰め込んで過ごしてきました。この予定に合わせて、今回はPanasonicのS5とSIGMAの16-28mmを持ち出してみました。

普段は40mmの単焦点レンズ一辺倒な私ですが、超広角ズームを使ってみた感想と作例をご紹介していきます。

連休初日に訪れたのは水族館。普段水族館になかなか行くことがないので、慣れない環境下での撮影になりましたが、涼を感じる魚たちの写真を撮ることができました。

水族館に着いてから、気が付いた失敗ポイントがありました。…それはPLフィルターを持って来なかったことです。水槽の中の魚を撮ろうとすると、ガラスに反射しているものも映ってしまうのです。しまったな~と思いながら撮影をしていましたが、今日持ってきたレンズは最短撮影距離が25cmだということに気が付きました。水槽にできる限り近づいて撮影すると、映り込みも軽減されました。

水槽に近づいて撮影をしているときに気づいたことがあります。
このレンズはインナーズームなのでズームをしても全長が変わらず、水槽にレンズがぶつからなかったのです。繰り出し式だとうっかりぶつけてしまうこともあるので、これは嬉しいポイントだと思いました。

2日目には友人とグランピングに行ってきました。チェックイン前には、ラベンダー畑に寄り道をしてみました。ラベンダーや人の肌色の発色が綺麗な印象でした。

楽しみにしていたグランピングのドームに到着後、レンズを向けると広角レンズのおかげで天井までしっかりと写真に収めることができました。

 

最終日の3日目です。この日は訪れていたところの近くで、アートイベントが開催されていたのでカメラを持って散策してきました。屋外の広いスペースを大胆に使った展示もあり、いい天気の中楽しんできました。

最後には隠れ家カフェで、マフィンを食べて休息を。テーブルフォトを撮るのにもぴったりなレンズでした。

超広角ズームの世界、いかがだったでしょうか。普段標準域の単焦点を使っているので、超広角ズームを使いこなせるのか不安もありましたが、使ってみると取っつきにくさは全くありませんでした。

様々なシチュエーションで活躍してくれたので、この夏おすすめのレンズです。

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:22年07月23日 12時00分 ]

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【CONTAX】Planar T*50mm F1.4 MM と Aria で何を撮る?

【CONTAX】Planar T*50mm F1.4 MM と Aria で何を撮る?

フィルムで写真が撮りたい。ふと漠然とそう思うことが筆者にはあります。

そんな時は愛機である「CONTAX Aria」に「Planar T* 50mm f1.4 MM」を付けてふらっとどこかへ。

夕暮れの海岸沿い。堤防に腰掛けたカップルが夕日に照らされ、なんとも絵になる。

こちらは別の海沿いから。海面の深い青と空の淡い青、どちらも印象的な色合いとなっていて、さすがCarl Zeissというところ。

F8まで絞って撮影。空のグラデーションと錆びついた鉄柱がしっかりと描写されています。

ここからは鎌倉で撮影した写真です。七夕が近かったため、七夕飾りが風に舞っていました。

先ほどから青い被写体が多い気がしますが、このレンズの青の描写に惚れ込んでしまい、無意識的に探しては撮ってしまうのです。

この2枚は竹林で有名な鎌倉の報国寺で撮影したもの。

和の色合いとこのレンズの相性は、個人的にピカイチだと思っています。

 

いかがでしたでしょうか。

軽量でオート機能満載のAriaとPlanar T* 50mm f1.4 MMの組み合わせは、取り回しのし易さと描写力のバランスがとても良く、長年愛されてきた理由に納得がいきます。

これからも大切に使い続けていきたいカメラです。

 

普段はデジタルで撮る機会が多い昨今ですが、たまにはフィルムカメラひとつでふらっとどこかへ出掛けてみませんか。


▼ 今回の使用機材 ▼


[ Category:etc. | 掲載日時:22年07月23日 11時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Carl Zeiss Batis 135mm F2.8~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Carl Zeiss Batis 135mm F2.8~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。 本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Carl Zeiss Batis 135mm F2.8』です!
SONY α7Cに装着して撮影をしてきました。

「Batis」とはSony E-mountに対応したオートフォーカスレンズのシリーズ名称。
Carl ZeissレンズはほとんどがMFフォーカスレンズですが、Batisはオートフォーカスレンズなのです。
筆者はBatis40mmのクリアでヌケの良い写りがとても好きで、Batis 135mmの描写にも期待を抱いていました。

様々なビルが立ち並ぶ大都会、看板のひとつひとつ、窓ガラスもこんなにシャープに写してくれました。
AFのスピードもストレスを感じることはなく、さすがBatisシリーズ、期待を裏切りません。

アポゾナー設計による高度な光学収差補正は、被写体を忠実に写します。
135mmと聞くと、ポートレート撮影をイメージする方も多いと思いますが、今回のようにスナップ撮影をするのにも面白い一本です。
広角レンズなどとはまた違った表情を見せてくれます。

上の写真はあえてグラスの一部にピントを合わせてみました。
グラスの質感が手に取るかのように伝わってきます。
グラスに入っているコーヒーゼリーの滑らかさも感じられる写真です。

このレンズには手振れ補正も搭載されています。
SONYからもFE 135mm F1.8 GMが出ていますがこちらは手振れ補正が付いていません。
筆者は普段、手持ち撮影がほとんどなので、手振れ補正が付いているのはレンズを選ぶときに大きなポイントとなります。

食品サンプルや壁に描かれたイラスト。このようなポップな色合いも存分に引き出してくれます。
このようにカラフルな場所での撮影にも、もってこいのレンズです。

F2.8ならではの、なめらかなボケ感が癖になる写りです。
そしてBatisシリーズのクリアでシャープな写りが好きだと、再確認することができました。
重量も614gと135mmの中望遠レンズにしては比較的軽いので、今回使用したα7Cのような小型ボディにもぴったりです。

「ニハチ」の魅力、みなさんに少しでも伝わると嬉しいです。
Carl Zeiss Batis 135mm F2.8、気になっていた方もそうでない方も是非一度手に取ってみてください!

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:22年07月22日 16時00分 ]

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