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【HASSELBLAD】ロマンを求めて-1億画素-

【HASSELBLAD】ロマンを求めて-1億画素-

-1億画素-

果たしてそれはどれだけの人が必要としているのでしょうか。

よくある話では「必要な画素数は印刷物によりますよ」なんて聞くかもしれませんが、それに当てはめて言えばこの画素数は大判サイズのポスターなどになってきましょうか。

しかし、同じくしてこちらもどれだけの人がプリントするのでしょう。

もちろんお仕事でご使用される、必要とされる方も多いかと思います。

では、筆者は?

あくまで趣味ですので必要とはしません。

けれども惹きつけてやまないのが1億画素という“ロマン”。

それに気付かされました。

今回使用したカメラはHASSELBLAD (ハッセルブラッド)『X2D 100C』。
ネイティブISO64に対応した1億画素 中判 裏面照射型(BSI)CMOSセンサーを搭載したカメラです。
高画素に加えて、16bitの色深度と15ストップのダイナミックレンジという合わせ技で圧倒的な高画質を誇ります。

レンズは同じくHASSELBLAD の『XCD 65mm F2.8』。
35mmフルサイズ換算で50mmという焦点距離のレンズです。

『X2D 100C』は中判という大きなセンサーを持ちながら、厚さは74.5mm。この数値はグリップ部分を含みますので、グリップ以外の部分がいかに薄いかがお分かりいただけますでしょうか。
それでいて『X2D 100C』は、5軸で最大7段補正のボディ内手ブレ補正 (IBIS)を搭載しているので、高画素だと目立ちやすいブレも効果的に抑えてくれます。

手持ちで気軽に撮影をしても手ブレを気にしなくて良いのは、写真に集中する事が出来るのでとても役立ちます。またボディ内の手ブレ補正なので、たとえマウントアダプターを装着して純正でないレンズを装着をしたとしても効果があるということです。

さらに、高画質なセンサーといっただけでなくその色域は16bitの色深度を持っています。
多くのカメラは多くても14bit。それだけこの『X2D 100C』には余裕があるのです。
大きなセンサーで光を受け、明暗から幅広い色の階調表現を持つのです。

カメラ本体には大型の3.6インチのチルト式タッチディスプレイが搭載されています。
ファインダー撮影だけでなく背面ディスプレイでのライブビュー撮影においても、高照度環境下でもクリアな映像を表示し、その確かな写りをそのまま確認することが出来ます。

もちろんファインダーも高性能。
576万ドット(5.76M)の有機ELビューファインダーは、1.0倍の倍率となり、より確実にファインダー像を確認できます。
それまでなかった電子視度調節機能が搭載されたので、自身に合った視度でファインダーを確認できます。

ハッセルブラッドの色づくりはハッセルブラッド ナチュラルカラーソリューション (HNCS)による、人の目で知覚するそのままの色合いを再現するもの。
プリセットを必要とせず、撮影するだけで、現実に忠実かつ正確な色を細部まで滑らかな階調で忠実な色を再現します。
変に加工されない“そのまま”を高画質に写すことができます。

高い画質はそのままにピント面の立体感や質感、そしてそこからボケへとつながる境界線のなだらかさ、背景にとろけるボケ。
一度体験してしまうと他には移れない、そんな魅力にあふれています。

惚れ惚れして、たくさん撮影してもご安心ください。
『X2D 100C』には、CFexpress Type Bカードスロットが搭載されておりますが、中判カメラとして初めて1TB SSDが内蔵されています。
そのため、十二分に保存容量を気にせず撮影を楽しむことができます。
また内蔵ということは、撮影地にCFexpress Type Bカードを忘れても撮影ができますし、バックアップ用としてもメインの保存領域としてもお使いいただけます。

レンズの撮影最短距離は、0.5mという性能により街中や旅行などあらゆる撮影に適しています。
テーブル上の食べ物を撮影したり、目の前のふとしたものを記録したり、使いやすいレンズとなっております。

他のメーカーには無い丸みを帯びた独特なデザインのハッセルブラッドのレンズ。
引っかかりも少ないため一見持ちにくいのかなとおもいましたが、その丸みからか自然と手が包み込むようにフィットするためとても扱いやすかったです。

ファインダー、背面モニターどちらで撮影していてもその後表示される画像を見るとニヤニヤが止まりません。
ありのままをそのままに写す。
簡単なようで意外と難しいのかもしれません。
しかしこのカメラだとその物の質感や空気感までもがギュッと圧縮されたように確かにそこ(画像)にあるのです。
ブログの仕様上、画像データが圧縮されてしまいそのままをお伝えできないのが大変恐縮ではございますが、元データを4K対応のモニターで見ている時の筆者はニヤニヤどころでは無いかもしれません。
プリントしないのにと思われがちですが、自分が使って感動できる“瞬間”や“事象”を与えてくれるモノこそやはり使いがいがあるのかもしれません。

ボディ内で様々な比率にも対応しています。
「クロップなし」は4:3ですが、1:1や5:4等を加えると11種類あります

最後は、XPanと呼ばれる65:24の比率で。

メーカー純正のレンズだけでなく、様々なメーカーからハッセルブラッドXボディ用のマウントアダプターが登場しているので645や6×7のレンズ、35mm判のライカMマウントレンズなどをつけて楽しむことも可能です。
その圧倒的な画質はもちろんのこと、手ブレ補正、レスポンス、内蔵ストレージなどあらゆる面でまさにロマンを詰め込んだ『X2D 100C』。
みなさんもそのロマンを体験いただければと思います。

 

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[ Category:etc. | 掲載日時:24年06月22日 19時15分 ]

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【FUJIFILM】もうすぐ発売!『X-T50』で一足早く撮影してきました!

【FUJIFILM】もうすぐ発売!『X-T50』で一足早く撮影してきました!

もうすぐ発売する『FUJIFILM  X-T50』。発売日を楽しみにしている方も多いかと思います。
先日YouTubeチャンネルにて先行レビューで撮影をする機会がありましたが、動画でご紹介しきれなかった写真がありましたので本ブログにてご紹介させていただきます。



「X-T30Ⅱ」の後継機として登場した本機ですが、アップデートされて一番目につく変化はフィルムシミュレーションダイヤルの搭載です。
今まではメニュー内やQボタンからフィルムシミュレーションを選択していましたが、『FUJIFILM  X-T50』ではボディ上部にダイヤルが搭載されています。
これにより簡単にフィルムシミュレーションを変えることができるので、撮影中でも気軽に色々なフィルムシミュレーションを楽しむことができます。


今回は同時に発売される「XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR」に加えて「XF35mm F1.4 R」、「XF60mm F2.4 R Macro」の3本のレンズで撮影をしてみました。
レンズをつけ替えて様々な写真を撮影してみましたが、データを見返して思うのはどのレンズで撮った写真も描写が綺麗だということです。
「X-T30Ⅱ」は2610万画素だったのに対し、『FUJIFILM  X-T50』は4020万画素と高画素化しているので、写真の細かなところまで綺麗に写し出されています。



『FUJIFILM  X-T50』は約438gでとても軽いので持ち出しやすく、ちょっとお散歩に行こうかなという時にも気軽に手に取って写真を撮ることができます。
コンパクトなボディでありながら、グリップもついているので写真を撮る時に集中して撮影に臨めます。しっかりと握ることができるので、「XF35mm F1.4 R」をつけても相性がいいと感じました。
上の3枚の写真は「XF35mm F1.4 R」で撮影した写真ですが、さすが“神レンズ”と呼ばれるだけあって、期待以上の写りで撮影していて本当に楽しかったです。


フィルムシミュレーションを簡単に楽しめるので、普段から撮って出し派の筆者にとってはありがたいなと感じる場面が多くありました。
これからFUJIFILMデビューをしたい方にも、ぴったりな1台になっています。
動画をご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。

↓今回使用した機材はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年06月22日 16時30分 ]

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【実機レビュー】日々に寄り添うカメラ『WG-1000』を動画でご紹介します

【実機レビュー】日々に寄り添うカメラ『WG-1000』を動画でご紹介します

PENTAXから新しく登場した『WG-1000』
コンパクトデジタルカメラの人気が高まる昨今に、注目したい1台です!
動画で本機の魅力を紹介しているので、ぜひご覧ください。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:27 外観・機能紹介
01:55 撮影していきます
04:46 付属品の紹介
05:24 撮影した写真を振り返ります
08:05 撮影を終えて
08:40 エンディング

 外観・機能紹介


アウトドアシーンでも使える本格防水カメラということで、レンズはレンズバリアに覆われています。
水深15mで連続1時間の水中撮影が可能なので、水辺での撮影だけではなくダイビング中に撮影したい時にも活躍してくれます。
撮影時は、M(マニュアルモード)、P(プログラムモード)、SCN(シーンモード)等7つのモードから選択して自分好みの色味や表現を楽しむことができます。

 撮影していきます


約220gと小型軽量のカメラなので、ポケットに忍ばせて日々を一緒に過ごしたくなるようなそんなカメラです。
撮影時に設定できる「色彩」ではカラーフィルターや特殊効果フィルターを楽しむことができます。好みの色彩で写真を撮って、色温度や露出補正でさらに自分好みにカスタムすることもできるので自分らしさを表現したい方にもぴったりなカメラです。

 撮影した写真を振り返ります



『WG-1000』と一緒に過ごして写真をパシャパシャと撮ってみましたが、先述した通りカメラ内で色々と設定ができるのでこの小さなカメラ1台で様々な写真を残すことができました。
気軽に扱うことができ、お散歩をしている時や、友人と遊ぶ時にサッとポケットから出して写真を撮ることができるのがよいと感じました。

 まとめ


アウトドアシーンでも日常のシーンでも活躍してくれる『WG-1000』。
これから夏の行楽シーズンに防水カメラとして持ち出しても、丈夫なカメラなのでキッズカメラとして使っても、はたまた日々の記録を残す相棒としていつも持ち歩いてもよい、持つ人を選ばないカメラです。
この1台があれば、撮れる写真の幅がグンと広がりそうな予感です。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年06月22日 16時05分 ]

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【SONY】初夏を感じる花を撮る

【SONY】初夏を感じる花を撮る

5月から暑い日が続き、まるで春をとばして夏が来てしまったかのようです。
先日、東京では7月下旬の気温を記録したとのことで、初夏というよりも夏真っ盛りという言葉の方がしっくりくるような気がいたします。

しかしながら、植物にとってはまだまだ初夏なようで、例年にくらべ暑い日が続くのにも関わらずアジサイは早咲きすることなく、見頃を迎えています。

今回アジサイの撮影に持って行ったのは、「VLOGCAM ZV-E1」と「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」です。
「VLOGCAM ZV-E1」はVLOGCAMながら、「α7SIII ILCE-7SM3」と同じセンサー、エンジンを搭載しているコストパフォーマンスが高いモデルです。
ノイズ耐性が高く諧調表現が優れており、動画の撮影も可能です。

「VLOGCAM ZV-E1」に合わせて、レンズはコンパクトな「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」を選びました。
コンパクト軽量ながら、高コントラストな描写が可能です。

アジサイを見ていると、赤、青、紫と様々な色の花が咲いています。
実は土壌のpH値によって咲く花の色が決まり、土壌が酸性だと青色、アルカリ性だと赤色の花が咲きます。
街中で見かけるアジサイに青が多いのは、日本は雨量が多く、土壌が酸性にかたよりやすいからだそうです。

また、色の変わらない品種もあります。
アジサイは庭木として親しまれており、園芸種を含めると数千種も種類があります。

種類によって咲き方が異なっており、花が丸く密集して咲くものは手まり咲きといいます。

アジサイ、と言われて想像するのはこちらではないでしょうか。

もう一つの咲き方がガク咲きといいます。

アジサイの花というと、この周りに咲いているものを花だと認識している方が多いと思います。
実は中央に密集している小さいポツポツした丸いものが花で、花びらに見えるものはガクにあたります。

身近に感じますが、色が変化したり、大きなガクを持っていたりと、実は不思議な植物です。

都内でも様々な場所で見ごろを迎えているアジサイ。
色や種類、咲き方を意識して、じっくりと楽しむのはいかがでしょうか。



[ Category:SONY | 掲載日時:24年06月22日 12時35分 ]

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【Canon】レフ機の魅力が止まらない

【Canon】レフ機の魅力が止まらない

私が当社に入社して10年ほど経ちますが、入社当時はまだカメラといえばレフ機が主流でした。

それがこの10年の内にミラーレスカメラの性能が飛躍的に向上し、
動画需要もあいまって今やカメラの主流はミラーレスへと移り変わったわけですが、
まだまだレフ機ならではの楽しみがあります。

今回は小型レフ機「Canon EOS Kiss X7」と「EF-S24mmF2.8STM」を持って都内にある動物カフェを訪れました。



こちらのカフェでは主に小動物、猛禽類、爬虫類の動物たちと触れ合うことができます。

最近は利便性の良さからミラーレス使う機会が増えましたが、
レフ機の光学ファインダーから動物たちの顔がグッと浮き上がる瞬間は感動すら覚えます。


カメレオンの撮影中は緩やかな動作や独特な目の動きに注意を惹かれましたが、
撮影後に見返してみると想像以上に鮮やかなグリーンをしていることに気が付きました。

ミラーレスでは露出設定やカラーバランスの設定適用後の画像を撮影中でも常に確認できるのに対し、
レフ機は光学ファインダーを覗きながらシャッターを切り、画像の出来具合は撮影後に確認するという方法をとります。
これはファインダーで捉えている被写体の見え方と撮影画像に差が生まれることになり、
どんな写真になるかは撮影後のお楽しみとなるのです。

私の場合サクサク撮影したい時はミラーレスを、じっくり遊びたい時はレフ機と使い分けています。
ミラーレス主流の時代だからこそレフ機の魅力が際立つ、そんな時代になったんじゃないかなと思います。


 

 

 

 

[ Category:Canon etc. | 掲載日時:24年06月22日 12時05分 ]

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【先行レポート】Zの新時代!『Nikon Z6III』を動画でご紹介します!

【先行レポート】Zの新時代!『Nikon Z6III』を動画でご紹介します!

世界初の部分積層型CMOSセンサーを搭載したNikon Z6IIIが遂に登場しました。
今までのNikon Z6シリーズを踏襲しつつ、Nikon Z8の性能もうまく受け継いだ本機をニコンプラザ東京にて先行体験してきました!
是非最後までご覧ください。

 本編動画

 

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:45 早速外観をチェックしましょう
02:05 性能について
05:06 プリキャプチャーを体感しました!
06:25 映像もすごいカメラです
07:48 史上最高のEVFファインダー!?
08:33 もっと自分らしく
09:29 エンディング

 外観・機能紹介


機能は大幅にパワーアップしましたが、見た目は先代Nikon Z6IIとほぼ変わらない印象です。
バリアングルモニターなどの採用により動画にも強くなりました。

また、写真撮影においてもプリキャプチャーや120コマ/秒(DXモード)や60コマ/秒(FXモード)と強力な機能が盛りだくさん。

6K60PのRAW動画をボディ内で収録ができる点は多くの映像クリエイターに恩恵があります。
また、バリアングルモニターはジンバルに載せた際のオペレーションも快適な印象でした!

 まとめ

スチルもムービーもどちらも第一線を張れる実力派なボディに仕上がっておりました。
また、史上最高を謳う非常に見やすいEVFにやみつきになってしまいました。
いつでもこのカメラで楽しみたくなる。そんな1台でした。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

▼ご紹介した商品はこちら▼

[ Category:Nikon YouTube | 掲載日時:24年06月22日 11時22分 ]

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【PENTAX】まだ見ぬ世界を、もっと身近に。防水コンデジで。

【PENTAX】まだ見ぬ世界を、もっと身近に。防水コンデジで。

6月21日に発売となった「PENTAX WG-1000」。
防水機能を搭載したPENTAX WGシリーズのエントリーモデルとして新たに登場しました。

小さな見た目ながら水深15mで連続1時間の撮影ができ、また耐衝撃性能にも優れており高さ2mからの落下試験もクリアしています。

そんなWG-1000を、水族館に連れて行ってみました。

今回主に撮影したのはイルカショーです。
イルカショーを最前列近くで観ると、水がかかってくることがあります。
この水族館では、イルカに水をかけてもらうパフォーマンスが人気です。
普段一眼レフカメラでイルカショーを撮影している筆者ですが、カメラにとって海水は天敵。
決して愛機を濡らすまいといつも水のかからない後方で撮影しています。

今回最前列で撮影をして、普段と全く違う構図に新鮮さを感じました。
後方で撮影するとどうしても見下ろす画角になりがちですが、最前列ならほぼ目線の高さにイルカが飛んできます。

水しぶきの様子もよく描写できています。
コンパクトデジタルカメラではありますが、最新の技術が搭載されており画質の粗さをそこまで感じさせません。
使用用途と価格を考えれば十分満足できる写りです。

レンズ表面に水しぶきがかかってしまいました。
普通のカメラであれば、レンズ表面に海水がつけば戦慄してしまいそうなところですが、このカメラなら安心です。
水深15mの水圧に耐えることのできるカメラであれば、この程度は朝飯前でしょう。

今回一番衝撃的だったカットです。自分の目の前にイルカが着水し、海水の塊が襲ってきました。
当然撮影していた筆者はずぶ濡れになっており、このカットは実は液晶を見ずに撮影しています。
ですがカメラは当然無事です。むしろ撮影者が環境に耐えることができるかが重要かもしれません。

イルカがヒレを使って器用に水をこちらにかけてきます。
ややシャッタースピードを遅く設定した分、水の動きがダイナミックに表現できています。
WG-1000ではマニュアルモードが搭載され、シャッタースピードやF値、ISO感度を設定できるようになっています。自分の思うような表現が自在にできるのが嬉しいです。

今回は動画も撮影しましたので、是非ご覧ください。


WG-1000はフルHDでの動画撮影が可能です。手ブレ補正機能はありませんが、臨場感ある動画を録ることができます。

当然イルカ以外の撮影もお手のもの。水族館は暗いシチュエーションになってしまうことが多いですが、WG-1000の最高ISO感度は3200なので対応が可能です。クラゲの脚やチンアナゴの顔に上手くピントも合わせられています。

帰り道、不意に飛行機が飛んできたので慌てて撮影しました。設定はすべてカメラ任せですが問題ありません。
ズーム倍率は4倍。焦点距離は35mm判換算で約27~108mmと、使いやすい画角設定になっています。
センサーサイズの割によく写っていると思います。

 

防水・防塵・耐衝撃性能を備えあらゆる場面に対応できるカメラがこの価格で販売されることに驚きました。
これまで手を出せなかった分野に気軽に足を踏み入れることができるようになります。

個人的に嬉しいのは、これがPENTAX銘で登場したことです。
これまでのWGシリーズはRICOH銘での発売でしたが、今後はPENTAXを冠して販売されるとのこと。

また使っていて、お子様の初めて持つカメラにも向いていると感じました。
カメラ任せで撮影することができ、シャッターボタンにきちんと「押している」感覚があります。
もちろん耐衝撃性能はお墨付き。多少乱暴に扱ってしまっても安心感が違います。

様々な用途に使えそうな一台。あなただけの発想で、まだ見ぬ世界を切り開いてみてはいかがでしょうか?

↓今回紹介した商品はこちら↓


[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年06月21日 18時00分 ]

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【SONY】α6700 の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

【SONY】α6700 の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~


カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
 
今回はSONYの「α6700」と「E 35mm F1.8 OSS」をご紹介します。
「α6700」の一番の特長は、AIによる被写体認識機などの便利な機能がAPS-Cセンサー機の小型ボディにギュッと凝縮されていること。
上位機種「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットが載っていることで「リアルタイム認識AF」で多様な被写体を認識して撮影をアシストしてくれます。
また映画製作用カメラで培った技術による画作り「S-Cinetone」は人の肌を美しく表現してくれます。
 
「E 35mm F1.8 OSS」は35mm判換算で52.5mm相当となる標準域の単焦点レンズです。
風景撮影、スナップ、ボケ味を活かしたポートレートなど幅広く撮影することができます。
光学式手ブレ補正機構が内蔵されており、レンズ駆動も静かでスムーズなので、気持ちよく撮影を楽しめます。
 
街で撮影してきましたので、どうぞ写真をご覧ください。
 
 

今回使用しているレンズはF1.8と明るいので、大きなボケが期待できます。
そうは思っていてもこの小さなレンズでどのくらいボケを得られるのかを確かめたくて撮った一枚。
予想以上に大きなボケ味で、溶けた背景はもはや水彩画のよう。
これは幅広い表現を体験できそうです。
 
 

続いては少し絞ってタワーの撮影です。
線のひとつひとつがクリアでシャープ。
よく見ると中の方にも網目があり、それらも精細に写っているのです。
 
 

スポットライトのように陽が差し込んでいます。
その形がしっかりわかるほど影がついていたので、枝とセットで撮りました。
あまり寄り過ぎてしまうことなく、周囲のまだらな影も一緒に写します。
ピントが合った部分の葉の質感が、まるで手元にあるかのように伝わってきます。
この写真は縮小していますが、それでも葉脈や細かなシワの立体感がわかるかと思います。
 
 

 
 

噴水を高速シャッターで撮りました。
シャッタースピードは1/8000秒です。
今回は水を止めるために速く設定しましたが、他にも背景をボカしたポートレートを撮りたい時などにも高速でシャッターを切れることはさまざまに役立ち、撮影の幅が広がります。
 
 

こちらは評価測光で撮った一枚。
同じ屋外なのにここまで明暗差があって興味深いです。
しかも光が回っていないわけではなく、むしろ強く当たっているのですが、それが見たままに写りました。
信号の赤い人もワンポイントになっています。
 
 

こちらは明るく露出補正して撮影しました。
こういった写真では葉の部分が真っ暗になりがちですが、一枚一枚がわかるくらいまで上げてから撮っています。
大きな光芒が印象的です。
 
 

冒頭でもお伝えしたとおり「α6700」の最大の特長のひとつが、AIを使ったAFの進化です。
例えば被写体が人であれば、顔がわかるときには瞳にピントを合わせ、身体が画面に入っていれば多少はみ出したり隠れたりしていたり画面の端にいたとしても、骨格で認識しピントを合わせます。
この写真も被写体まで距離があり、しかも顔が見えませんが、それでもピントを合わせ続けてくれました。
AIのAFが搭載されたカメラならではと言えるでしょう。
 
 

 
 

最後に夜景です。
いろいろ選択肢のある中で、この角度を選びました。
明るさは連続ブラケットを使いました。
例えば「1回シャッターを押すだけで露出を1段ずつ変えて3枚撮る」と設定すると、明るさの異なる3枚の写真が自動でできあがる機能です。
まさにその設定で撮った中の一枚ですが、回数や枚数は自分で決められます。
この機能のいいところは、思っていた露出よりもよい結果を得られる場合があることです。
初心者はとくにこの機能の恩恵を授かるはずですが、中級者にも試していただきたいのです。
 
 
いかがでしたでしょうか。
「α6700」と「E 35mm F1.8 OSS」は迷いなく撮影できる組み合わせでした。
単焦点ですから焦点距離での迷いもありません。
心の赴くままにシャッターを切り、意図通りの写真が撮れる。
カメラが撮影者の意図を知ろうとしてくれているような感覚があります。
またもちろんこちらでコントロールすることもできます。
4K120fpsのハイフレームレート動画撮影や14+ストップのワイドラチチュードによる映像記録など、動画撮影でも活躍します。
ステップアップを目指す方にも、カメラ任せで楽しみたい方にも、ぜひお試しいただきたいです。
 
 

[ Category:SONY | 掲載日時:24年06月21日 17時27分 ]

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【PENTAX】梅雨の楽しみ方

【梅雨におすすめ機材特集2024 Vol.5】

今年も梅雨の季節がやって参りました。
雨が続くとカメラを持ち出す機会がなく防湿庫にしまったまま…?
そんなことはありません!
雨の日だからこその美しい景色を撮る絶好のチャンス。
雨粒で輝く植物や、水たまりに広がる雨の波紋。
この時期にしか撮れない写真は沢山あります。

「雨で濡れてしまったら大事なカメラが壊れてしまわないか?」
「雨でも故障の心配をしないで写真を楽しみたい!」

そんな願いを叶えてくれるのが防塵防滴性能が強力なカメラ。
この梅雨におすすめのカメラを全5回に分けてマップカメラスタッフが紹介いたします。

今回紹介するカメラは【PENTAX K-3 Mark III+ D FA MACRO 100mm F2.8 WR】

K-3 Mark IIIは2021年4月に発売されたAPS-Cサイズのフラッグシップモデルです。
有効約2573万画素と5軸・5.5段の高性能手ブレ補正機構「SR II」を搭載
視野率約100%、約1.05倍 光学ファインダーを実現しております。

選んだレンズは2009年12月に発売されたD FA MACRO 100mm F2.8 WR
発売から10年以上たった今も高い人気を誇る最短撮影距離0.303mのレンズです。今回は35ミリ判換算で焦点距離153mm相当の画角。
等倍撮影のため至近距離まで寄れない柵越しでもマクロ撮影を楽しむことができます。

撮影日は雨が降ったり太陽が顔を出したりと変わりやすいお天気模様。
家の近くの紫陽花が見頃だと聞いたのですが、なかなかに億劫になるような天候です。
梅雨時期はカメラのメンテナンスや保管方法も気を付けなければいけません。

私がこのカメラをおすすめする一番の理由は信頼の防塵・防滴構造があるから。
ボディは水滴や砂ぼこりが浸入しにくい防塵・防滴構造。
合わせたレンズも簡易防滴構造を採用した高品位マクロレンズです。
雨天や霧の中、水しぶきのかかる場所などでの耐久性、信頼性を大幅に向上しています。

更に梅雨を楽しむ秘訣、それはマクロレンズです。
レンズ先端から被写体まで13cmの距離で等倍の撮影が可能。
梅雨の時期だからこそ撮れる雨の雫をきれいに描写してくれます。

コントラストの高い描写性能を発揮、円形絞りの採用によりシャープとボケの両立ができます。
またマクロレンズでよくある被写体に近づきすぎてフロントが当たってしまう、なんてこともSuper Protectコーティングを採用することで汚れが付きにくい仕様になっております。

マクロレンズはピントがとてもシビア。
AFでは難しい部分を補ってくれるのがPENTAX特有のシステム「クイックシフト・フォーカス・システム」
AFで合焦後にピントリングを回すと切り替え操作なくマニュアルフォーカスに移行。
撮影ミスを格段に少なくできます。

雨の音の中に響くシャッター音が何とも言えない空間を演出してくれます。
たまには雨の中の撮影もいいものです。

全5回に分けてマップカメラスタッフの梅雨におススメする機材紹介を行ってまいりました。

【梅雨のおすすめ機材特集2024】バックナンバーはこちらからご覧ください!

▼その他雨に強い機材や湿度対策用品などの特集ページはこちら!▼

↓使用機材はこちら↓



[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年06月21日 17時00分 ]

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【SONY】αサマーキャッシュバックキャンペーン2024がスタートしました!

【SONY】αサマーキャッシュバックキャンペーン2024がスタートしました!

今年の夏も、SONYαサマーキャッシュバックキャンペーンが始まります!!
期間は、2024/6/21(金)から2024/7/22(月)までの約1ヵ月となっております。
期間中にお客様ご自身でキャンペーンにお申込みいただくと、最大40,000円のキャッシュバックが受けられるお得なキャンペーンです。
対象商品は下記ページをご確認ください。

数多くの対象商品からオススメのカメラとレンズを、作例写真と共にご紹介いたします。

1.FX30(ILME-FX30B、ILME-FX30)

前回のスプリングキャッシュバックキャンペーンでは対象商品ではなかったFX30が、今回はボディ単体・XLRハンドルユニット同梱モデルどちらも20,000円のキャッシュバック対象商品として登場いたしました。
Cinema Lineのルックと操作性を備えた本カメラは、14+ストップのワイドラチチュードによる階調豊かな映像記録や、高解像度4Kで最大120fpsのハイフレームレート動画撮影に対応したFX30は多くの動画クリエイターの方に支持を頂いている大人気モデルです。
動画だけでなく、スチル撮影でも繊細な描写力は健在。
この夏、本格動画デビューを飾りたい方にオススメです。

2.α6400(ILCE-6400、ILCE-6400L、ILCE-6400Y、ILCE-6400M)

カメラを始めたい方や、とにかくコンパクトで軽いカメラをお探しの方に是非、オススメしたいのがこちらのα6400です。
ボディ単体・パワーズームレンズキットでは5,000円、高倍率ズームレンズキット・ダブルレンズズームキットでは8,000円のキャッシュバック対象となっています。
それぞれ異なるレンズがセットになっています。
パワーズームレンズキットには「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が付き、軽く持ち運びに優れていますので最初の1本に最適なキットです。
高倍率ズームレンズキットには「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」が付き、望遠域までカバーされ旅行などで遠くのきれいな景色など幅広い画角のものをレンズ1本で撮りたい方にオススメのキットです。
ダブルズームレンズキットには「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」が付き、広角域から望遠域までレンズ2本がセットになったことでより撮影できる写真の幅が広がったキットです。これから色々なタイプの写真にチャレンジしたい方にオススメのキットです。


3.FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)


α7C+FE 24-105mm F4 G OSS

次は、レンズのご紹介です。今回のキャッシュバックキャンペーンでは、ボディだけではなく多くのレンズもキャンペーン対象商品となっております。
その中には、FE 35mm F1.4 GMやFE 85mm F1.4 GMといった単焦点レンズからFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS やFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS といった望遠ズームレンズまで幅広いラインナップとなっています。
今回は、その中からFE 24-105mm F4 G OSSをご紹介いたします。
こちらのレンズは10,000円のキャッシュバック対象となっております。
広角域から望遠域までF4通しとなっているズームレンズはα7Ⅲやα7Ⅳなどのフルサイズのボディをお持ちのお客様を中心に「この1本あれば間違いない」とお求め頂いている人気レンズです。


α7Ⅲ+FE 24-105mm F4 G OSS

こちらは、α7Ⅲとの組み合わせで撮影した写真です。
α7Ⅲも、もちろん今回のサマーキャッシュバックキャンペーンの対象となり、20,000円のキャッシュバックです。
α7Ⅲは眼にしたものをそのままナチュラルに写すことが得意なカメラとなり、2018年の発売から現在まで続く人気カメラボディです。


α7Ⅳ+FE 24-105mm F4 G OSS

こちらは、α7Ⅳとの組み合わせで撮影した写真です。
α7Ⅳも同様に、サマーキャッシュバックキャンペーンの対象となり、20,000円のキャッシュバックとなります。
α7Ⅲの後継モデルとして2021年に発売されたα7Ⅳは有効約3300万画素と画素数が向上に加え瞳AFなどのオートフォーカス性能の向上により動きの速い被写体の撮影への信頼性が厚くなりました。
更にはα7Ⅲがチルト液晶であることに対してα7Ⅳはバリアングル液晶に変更となり、動画も撮影されたい方によりオススメのカメラです。

また、α7C、α7Ⅲやα7Ⅳなど一部のボディは対象レンズと同時購入でさらに10,000円のキャッシュバックとなります。
そのため、α7ⅣとFE 24-105mm F4 G OSSを購入した場合、まずボディとレンズでそれぞれ20,000円と10,000円のキャッシュバック、それにさらに同時購入のキャッシュバックで10,000円の追加となりますので合計で40,000円のキャッシュバックとなります。

この同時購入キャンペーンは、α7Ⅲやα7Ⅳだけではなく世界初のグローバルシャッター搭載で大注目のα9Ⅲ、α7Cの後継モデルとしてコンパクト性の高性能なAFを両立したα7CⅡも対象となっています。お申し込み方法など詳しい情報は下記メーカーサイトをご確認ください。

マップカメラではインターネットからのご購入で新品2年保証といった更に安心してカメラをお使い頂けるマップカメラならではのサービスも充実しています。
お買い得なメーカーキャッシュバックは2024年7月22日まで!ぜひこの機会をお見逃しなく!

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年06月21日 11時00分 ]

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【特報】MapCamera 公式YouTubeチャンネルでティザー映像が公開

【特報】MapCamera 公式YouTubeチャンネルでティザー映像が公開

本日2024年6月21日 「MapCamera 公式YouTubeチャンネル」にて「MapCamera 30th Anniversary【2024.07.01】」を公開いたしました。
是非最後までご覧ください。

 ティザー映像

 

 

最新情報については「MapCamera公式YouTubeチャンネル」にて発表いたしますので、是非チャンネル登録をお願いいたします。

 

[ Category:etc. YouTube | 掲載日時:24年06月21日 10時00分 ]

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【CarlZeiss】オールドレンズ選びの伏兵 Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM

【CarlZeiss】オールドレンズ選びの伏兵 Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM

現代のレンズでは表現され難い風合いを求めて、日夜我々レンズマニアの探索が繰り返されるオールドレンズの沼地。種類ごとの差はおろか、長い時間を経て獲得した同種異個体の差までもが検討の指針に含まれるため、こだわり始めれば候補は星の数。もはやその中にゴールがあるのかすら分からない沼、もとい霧の中をさまようことにもなりかねません。

そこでひとつ差し伸べられるのが「Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM」の存在。
2006年にCOSINAから発売されたCarl Zeiss銘のこのZMレンズが掲げる“C”の称号はコンタックスレンジファインダーカメラ用のクラシックレンズをZMマウントとして新たに設計したシリーズ。すなわち写りはクラシック、でありながら新品で買える安心感も備えた救世主なのです。

クラシックとは言えどもピントはシャープ。外周は緩く、最短は0.9m。フォーカスシフトも残されたレンズですが使っていて不便と言えるほど強すぎるものではありません。むしろピントの解け始めが心地よい描写のこのレンズ、ほんの少し意図しないボケがあったとしてもそれが気付きになり得るくらいの余裕を持って臨む選択なのです。


またこのレンズは中距離が良いレンズでもあります。現代レンズ的なピントの立ち上がりとじわりとした癖を伴って広がる前ボケ、後ボケが目で見ている景色よりもはるかに非現実感を増した絵に仕上げてくれるのです。この特徴は名玉とされたオールドレンズに多いもの。より強い効果としてはズミクロン50mmの第一世代でも近い傾向の味わいを感じられます。

遠景もなんのその、さすが現行機。
本来であれば絞って解像感を上げたうえで撮るべきシチュエーションですが、今回は意地悪にも開放で挑戦させました。全体的にガチっと固い描写とはいきませんが、どこか絵画的な優しさまたは余裕ともいうべき雰囲気を残したまま嫌味なく仕上げてくれました。
開放で味わいを、絞って描写を。どちらも楽しむことができるのがクラシックな写りを持つレンズの魅力。

今回このレンズの撮影に用いたボディはLeica M11-P。
6千万画素の余裕をもとにしっかり見せるところは強く、反対に緩んだ描写の部分は優しく表現。M10シリーズまでのボディで強く感じた色の個性はM11で少し落ち着きましたが、この色合いとも相性は抜群。


ちなみに最短焦点距離0.9mは片手で持ったカメラでもう一方の手が写せないくらいの距離。正直50mmでこの距離だと少し寄り足りない事があるかもしれません。そんな時はM11のデジタルズーム。あとちょっとを欲しいがままに。

・・・

今まさにオールドレンズの霧の中をさまよっている私からすれば棚から牡丹餅...と言いたいところですが実際にはさらに検討候補が増えたに過ぎないのかもしれません。もし「クラシックな写りが欲しい」「でも個体差の判別が難しい。新品の安心感が欲しい」というご要望の方がおられましたら是非ともご検討ください。意外とこれがアリなんです。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Leica | 掲載日時:24年06月20日 19時10分 ]

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【Panasonic】撮る喜びも、持つ喜びも。LUMIX S9 新発売!

【Panasonic】撮る喜びも、持つ喜びも。LUMIX S9 新発売!

2024年6月20日 Panasonic LUMIX S9が発売いたしました。
ボディ単体、LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6がついた標準ズームキット、LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.がついた高倍率のレンズキットにそれぞれジェットブラック/ダークシルバーのバリエーションがあります。

今回は発売に際して外観をメインにご紹介したいと思います。

S9のおすすめポイントはとてもコンパクトということです。
上の写真は同時発売のLUMIX S 26mm F8をつけたところ、大きめのポケットならば収まってしまいそうなサイズ感です。
S9の発売キャンペーンとして、なんとこちらのレンズがもらえるキャンペーンも開催中です。
ピントはMFですが、F8のレンズということで遠景やスナップ撮影であれば簡単にパンフォーカスを得る事もできるため非常に使いやすいレンズです。
ボディキャップ代わりにも使えるコンパクトなレンズですので是非この機会に手に入れて頂ければと思います。

今回のラインナップのなかでも一番大きい LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S. を取りつけたところです。
高倍率ズームを併せても900gほどと非常に持ち運びやすい組み合わせです。

操作ボタンも見てまいりましょう。
コンパクトなボディですがボタンの数が減らされていると感じることもなく必要十分なボタン配置、カスタマイズも十分できそうだと感じました。

その中でもいちばん目を引くのがLUTボタンです。
映像に詳しい方やすでにPanasonic製品を使用されている方はご存知かと思いますが、簡単にいえばLUTとはルックアップテーブルの略で色をどのように調整するかというのを定義したものです。一部のPanasonic製品ではこれを取り込んでおくことができ、随時適応することでカラープリセットのような感覚で使用することができます。
FUJIFILM製品には独自のフィルムシミュレーションがあり、こちらとはまた違った作りになるのですが自分で色味を決めて設定に反映できるというのは非常に面白い機能であると思います。

細かいポイントですが写真右上に2種類あるダイヤルのローテットは刻み分けられており作り込みの深さが見て取れます。

Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 SC VM(ライカM用)+  LH-6

Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 SC VM(ライカM用)+  LH-6

このカメラが発表されてからというもの、マウントアダプターを介した使用にずっと興味を持っていました。
Leicaのレンズを使用するのも楽しそうですが、今回は新品でも販売されているフォクトレンダーのレンズを取り付けてみました。

NOKTON classicは小ぶりなレンズで特に相性が良さそうだと感じました。

Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM(ライカM用) ブラック + LH-12

Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM(ライカM用) ブラック + LH-12

ちりめん加工が特徴的なLH-12と28mmのウルトロン、スナップにぴったりの組み合わせです。

手振れ補正も強力で軽量コンパクト、レンズも豊富なLマウントアライアンス、LUTで自在に色も調整でき、使うユーザーによって個性が出るカメラだと感じました。
どこにでも持ち出せる、自分色の相棒を育ててみるのも楽しいかもしれません。

マップカメラならネット限定2年保証で安心!
ぜひお求めください。

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年06月20日 17時01分 ]

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【人気の秘密に迫る】紫陽花ポートレートの撮り方を動画でご紹介します

【人気の秘密に迫る】紫陽花ポートレートの撮り方を動画でご紹介します

梅雨の風物詩である紫陽花。
2023年にも紫陽花の撮り方動画をYouTubeチャンネルで公開しましたが、2024年は紫陽花と一緒にポートレートを撮る方法を動画でご紹介していきます。
2023年の紫陽花の撮り方ブログはこちら!

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:50 カメラとレンズの紹介
01:23 紫陽花ポートレートのポイント3つを伝授
03:00 撮影していきます
03:54 Nikon NIKKOR Z24-120mm F4 S
04:53 SONY Sonnar T* FE55mm F1.8 ZA
06:46 Kenko ホワイトミストNo.1
08:20 Nikon NIKKOR Z135mm F1.8 S Plena
10:58 PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8
12:02 高速連写で確実にとらえる
12:41 撮影を終えて
13:10 エンディング

 紫陽花ポートレートのポイント3つを伝授


紫陽花ポートレートを撮る前に、スタッフから3つのポイントをお伝えしています。
こちらのポイントを意識して、撮影に臨んでみてください!

 SONY Sonnar T* FE55mm F1.8 ZA


明るい単焦点のレンズでは、前ボケを意識しながら写真を撮っていきます。
露出補正やホワイトバランスで明るさと色味を調節して、自分好みの一枚にしてみてください。

 Nikon NIKKOR Z135mm F1.8 S Plena


ポートレートを撮る際に、一度は使ってみたいと憧れるこちらのレンズ。
手前のボケもさることながら、後ボケもとろけるような写りです。
中望遠レンズでは被写体にフォーカスした写真を撮ることができるので、しっかり人物を写したいという時におすすめのレンズです。

 PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8


マウントアダプター介してオールドレンズでも撮影してみました。
現行のレンズとはまた違った写りで、雰囲気のある写真を撮ることができます。
コントラストが低めで、ふんわりとした描写を楽しみたい方におすすめしたいレンズです。

 まとめ


様々なレンズを使って紫陽花ポートレートを撮ってみましたが、使うレンズによって様々な写りを楽しむことができました。
色味の設定をしたり、ボケを操って、紫陽花ポートレート撮影を楽しんでみてください!

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:Nikon SONY | 掲載日時:24年06月20日 16時05分 ]

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【SONY】はじめてのフルサイズデビューにおすすめ!α7Ⅳズームレンズキット

【SONY】はじめてのフルサイズデビューにおすすめ!α7Ⅳズームレンズキット

「この夏、新しくカメラをはじめてみたい!」

構図を考えながらシャッターを切ったり、自身の感性を存分に活かしたり、肉眼では見えなかった景色を写真に残すなど、カメラで写真を撮影する目的は人によって異なります。

プロの写真家であっても過去を振り返れば、誰しも初心者の時期があります。新たな自分、あなたらしさを表現するためにこの夏カメラをはじめてみてはいかがでしょうか。

はじめてのカメラ、フルサイズデビューに筆者は「SONY α7Ⅳ」が良いと感じます。ミラーレスカメラはボディだけでなくレンズも必ず購入しなくてはならないのですが、沢山発売されているレンズから何を選んで良いか分からないのであればズームレンズキットがおすすめです。

今回掲載している写真はα7Ⅳズームレンズキット(ILCE-7M4K)にて撮影した写真となります。こちらを購入する事ですぐに撮影を楽しむ事ができます。(別にSDカードは用意する必要があります。)

よく店舗にて「SONY α7Ⅲとα7Ⅳのどちらが良いか」という質問を頂きます。

様々な場面での失敗写真が少なくなるのは間違いなくα7Ⅳ。概ねをカメラに任せても自動的にピント合わせや色合いを調節してくれ、夜間でも綺麗な写真を残す事ができます。

はじめてのカメラだからこそ簡単に美しく撮影ができる、安心してカメラ任せにできる機材であるα7Ⅳが良いと筆者は感じます。

東京もやっと梅雨入りになりそうな今日この頃。

この季節の写真の楽しみ方のひとつとして挙げられるのはアジサイではないでしょうか。雨が多い季節に咲く為、よく晴れた日に見るアジサイは何だか珍しい気がしてしまいます。

ズームレンズキットで購入すると「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」というレンズがボディと共についてきます。日常にて撮影がしやすい標準ズームレンズです。

ズームレンズを選択する際、「単焦点レンズではないと背景がボケないのでは?」というご質問をいただく事がありますが、決してそのような事はありません。工夫して撮影すればボケを生かした写真を撮影することができます。

写真のモードダイアルはAモードに設定。F値は小さい値にし、なるべく主題となる被写体に近づき背景を主題と離してあげる事で比較的ボケやすくなります。

そうした工夫を凝らす時間も写真を撮る楽しみのひとつ。ご自身の立ち位置を変えて主題を様々な角度から見てみて下さい。きっと人とは違うお気に入りの構図が見つかる事でしょう。

勿論ボケさせず全体にピントを合わせる事も出来ます。

その場合はF値をF8やF11といった大きい値にすると写真全域にピントが合う写真を撮影する事ができます。

数えきれないほど沢山の色に囲まれたアジサイの花たち。アジサイの花の色は土の酸度によって決まるそうです。鮮やかな色から淡い色まで、どれもとても綺麗でした。

またアジサイの中にも数えきれない程多くの種類があります。様々な色、様々な種類のアジサイを見ていると、世界は多種多様である事を認識させてくれます。それは豊富な選択肢から自分に合ったカメラ、レンズに出会う楽しさと同じのように感じました。

続いては動物を撮影してみました。レンズキットであるFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSで動物園を撮影する際は、柵や窓の近くにいる動物を撮影することができます。

じーっと眺めていたら、こちらに歩いてきてくれ目の前で立ってくれたプレーリードッグ。突然の出来事にカメラを構えていなかった筆者でしたが、α7Ⅳの動物瞳AFのおかげでピントを外すことなく綺麗に撮影することができました。こうしたオートフォーカスの信頼性もα7Ⅳをおすすめする理由のひとつです。カメラの操作になれていても、失敗写真が少なく安心して撮影を楽しむ事ができます。

ただし今回のレンズは近くにいる被写体しか撮影ができませんので、遠くの被写体を大きく写す事ができません。

遠くにいる動物を撮影したい場合はレンズを交換する必要があります。ズームレンズキットの標準レンズではなくFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSやFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIなどといった望遠レンズがおすすめです。用途に合わせてレンズを交換することができる事はレンズ交換式カメラの特権です。

望遠レンズだけを持ち運びすると遠くの被写体しか撮影ができないため、標準レンズとの2本持ちが安心です。

α7Ⅳはミラーレスカメラですので、一眼レフカメラよりも軽く小さく作られている機材が概ねです。そのため持ち運びも楽々行う事ができます。

今回はじめてのカメラとしておすすめしたα7Ⅳですが、ベテランユーザーやプロの写真家でも愛用されている非常に優秀なカメラとなります。良い機材を持つと撮れる被写体の幅が広がり、より深く写真を楽しむ事が出来ると筆者は考えています。

α7Ⅳは末永くお楽しみいただける機種であると自信を持って断言できます。ぜひα7Ⅳで素晴らしいカメラライフをお過ごしいただけたら幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。

▼今回ご紹介した組み合わせをお求めの場合はズームレンズキットをご購入下さい!今なら新品ご購入のお客様へSDカードプレゼント中!▼

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年06月19日 12時30分 ]

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【Panasonic】S9によく似合うおすすめ軽量レンズ「LUMIX S 50mm F1.8」

【Panasonic】S9によく似合うおすすめ軽量レンズ「LUMIX S 50mm F1.8」

明日6月20日(木)にパナソニックから発売される話題の新製品、LUMIX Sシリーズ初のフラットデザインのフルサイズミラーレス一眼「DC-S9」。
小型・軽量ボディで重量は約486g (本体、バッテリー、SDメモリーカード含む)とSシリーズとして最軽量。

「いつもこのカメラと一緒に出かけたくなる」

そんな気持ちにさせてくれる、どこにでも連れ出せるコンパクトボディが魅力的なカメラです。
S9の各種キットとして展開されている、標準ズームレンズキットの「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」や高倍率ズームレンズキットの「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」の他にも、Lマウントアライアンス各社からさまざまな種類のレンズが展開されております。

そこで今回はコンパクトボディの「S9」によく似合うおすすめの軽量レンズを作例とともにご紹介してまいります!


今回ご紹介する軽量レンズは「LUMIX S 50mm F1.8」です。

スナップショットからポートレートまで幅広い撮影シーンで楽しめる標準的な画角の明るい単焦点レンズ。
レンズ単体での重量は約300g。
S9と合わせると大体800g程で普段カメラを持ち歩くならちょうどよい重量感です。


雨上がりの歩道に大きな水たまりを発見しました。
寸でのところで片足を突っ込んでしまいそうになりましたが、回避してカメラを構え、そのままシャッターを切りました。
雨上がりにカメラを持ってお出かけしているときは特に水たまりの反射が楽しくて、つい中を覗き込んでみたくなります。


白くて綺麗な紫陽花が咲いていました。
この日はちょうど見頃でふんわりもっちりとした見た目が特に印象的でした。
木陰の隙間から日が差し込んでいて、明暗差のバランスが絶妙に好みなカットです。


真っ青な紫陽花もたくさん咲いていました。こちらもふんわりと丸くて見ているだけで元気な気持ちになります。
この時期の朝散歩は最高です。


個人的に大好きなアスペクト比65:24で撮ってみました。
ショート映画のワンカットのように切り取ることができて、どんな被写体でも、何気なく撮っても大体いい感じのカットになります。
花びらに吸い付く水滴の質感が瑞々しく、パナソニックの描写性能と色の再現度の高さが実感できます。


黄色や緑色もぺたっとした色にならず、自然な風合いで写真からでも香り立ってきそうな美しい表現力です。


葉っぱの種類が変わるだけでもしっかりと艶感が伝わってきます。


水たまりに反射する空と雲の色。電柱の影がアクセントに。


近所を散歩しているとよく咲いているシロツメクサ。クローバーもたくさん咲いています。筆者は四つ葉を一度も見つけたことがありません。


小型・軽量で描写力も抜群な「LUMIX S 50mm F1.8」をご紹介いたしました。
今後もS9によく似合う、さまざまな軽量レンズをご紹介してまいります。また次回をお楽しみに!

今回ご紹介したおすすめ軽量レンズ・使用機材はこちら!
当社インターネットからのご注文は「ネット限定2年保証対象」です!

S9のご注文・詳細はこちら!

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年06月19日 11時01分 ]

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【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 50mm F1.8S・Z 24-70mm F4S編 ~

【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 50mm F1.8S・Z 24-70mm F4S編 ~

Nikonから待望の新製品「Z6lll」が発表されました。
ニコンZシリーズのフラッグシップモデル「ニコン Z9」、「ニコン Z8」と同等の高い性能や操作性を継承しながら、世界初の部分積層型 CMOS センサーの採用など、独自の最新機能を搭載した期待の新製品。

そこで本連載ではZ6IIIの旧モデル「Z6」その後継機種「Z6ll」の魅力を再確認するとともに、オススメのレンズも紹介してまいります。
Nikonフロアスタッフが選ぶ、おすすめレンズ第1弾はNIKKOR Z 50mm F1.8 SNIKKOR Z 24-70mm F4 Sになります。

2018年に満を持して発売された「Nikon Z6」。
60年近くニコンの一眼カメラに採用され続けたFマウントとついに決別し、大型のマウント径にショートフランジバックを搭載した次世代のマウント、Zマウントを新たにまとったニコン初のフルサイズミラーレス一眼です。
発売から6年の月日が経ち、2020年には「Z6II」、そしてついに待望となる「Z6III」が発表されました。

今回は、初代Z6/Z7と同時に発表された3本のレンズのうち2本、「NIKKOR Z 50mm F1.8S」と「NIKKOR Z 24-70mm F4S」を使用して撮影に出かけました。

夜の京都散歩にZ6を連れ出しました。レンズは「NIKKOR Z 50mm F1.8S」を装着しています。
不意に訪れるシャッターチャンス、三脚を構えている時間もなく慌てて手持ち撮影を敢行しました。
新時代の到来を告げるようにZ6と同時に発表されたZ 50mm F1.8Sの画質のよさはもちろんのこと、Z6のボディ内手ブレ補正、そして高感度耐性のおかげで、手持ちでも簡単に写真が撮れます。

こちらも手持ちでの撮影です。
「NIKKOR Z 50mm F1.8S」は開放でもシャープな像を結んでくれます。
50mm F1.8というスペックは一眼レフ時代では安価ないわゆる「撒き餌レンズ」と呼ばれるレンズでよく見かけるものでしたが、このレンズは全くの別物。発表当初は価格に対して疑問の声もありましたが、この写りを見てしまうとそんな考えは一掃されます。

 

続いて水族館に向かいました。
Z6の動体AF性能はあまりいいとは言えませんが、水槽の奥で泳ぐ魚をコンティニュアンスAFで追いました。
被写界深度が浅く水槽のガラスも厚いため難しい条件ですが、きちんと狙った魚を追ってくれました。

クラゲの透明感がきちんと写っています。見たままの印象をそのまま表現できています。

 

星空の撮影に行きました。
天の川が天高く昇っていく頃、F1.8の明るさでなら天の川の星の一つ一つが描写できます。

今回の撮影は、図らずもすべて夜や屋内といった暗いシチュエーションとなりました。
Z6の高感度耐性の高さは現在でもニコントップクラスです。これまで撮ることが難しかった場面でも果敢にチャレンジできるのが魅力です。

 

レンズを「NIKKOR Z 24-70mm F4S」につけ替えました。
Z6やZ7のキットレンズとして登場し、キットレンズとは思えない高画質で世間を驚かせた1本です。
現在は価格もこなれており、非常にコストパフォーマンスの優れたレンズとなっています。

こちらも京都での撮影です。生憎の天気でしたが、高コントラストに写してくれました。ボディとレンズ両方の性能が高くないとなしえない写りです。

 

開放F値は4ですが、フルサイズに装着すれば相当なボケ量を確保できます。

沈胴構造を採用しており、旅行に持ち出す際などレンズ全長を短く抑えられるのが魅力です。
ちなみに沈胴状態のレンズ全長は、Z 50mm F1.8Sとほぼ同じです。

広角端24mmは花火撮影で使用しても迫力ある構図を作れます。

Zレンズの特長の一つが、逆光耐性の高さです。Z 50mm F1.8Sの作例でもそうですが、強い光源が構図内にあってもゴーストの発生は皆無と言っていいです。

最短撮影距離は30cm。テーブルフォトでも活躍してくれます。
オールマイティなZ6にぴったりな、あらゆるシーンに対応できる万能なレンズです。

あらゆる状況に対応できる「Z 24-70mm F4S」と、ここぞというタイミングの抑えの1本「Z 50mm F1.8S」。
この2本さえあればどんな写真も撮ることができる、そう思わせてくれます。

輝かしく鎮座する「Z6」のロゴは、登場時は新時代の幕開けを予感させるものでした。
そしてその輝きは今も色褪せていません。

新機種が次々と登場していますが、その一方でお買い得感の強い機種となりました。

スナップから風景まであらゆる場面に広く対応できるミラーレス一眼カメラ「Z6」、是非一度手に取ってお試しください。

▼Nikon Z6IIIのご予約はこちら▼

▼今回の使用機材はこちら▼




[ Category:Nikon | 掲載日時:24年06月18日 18時00分 ]

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【Canon】EOS R10と朝活

【Canon】EOS R10と朝活

そうだ朝活ってやつをやってみよう!そう思い立ち、休日なのにいつもと同じ時間に起きてみることに。
せっかくだし朝スナップもしようと、とりあえず持ち出したのはEOS R10のレンズキットです。


まずはモーニングへ。すごくオシャレです。
朝食なんていつも何かしら口に入れればいいやの気持ちで摂取しているので、朝からこんな贅沢な…

かぶりつきたい気持ちを抑えてとりあえず1枚。
EOS R10は見たものそのままの色合いで写真に残すことができるのです。

テンションが上がって食べすぎてしまったので、少し歩いて海の近くへ。
かわいい魚の看板があったので撮影。
こういう看板が好きで思わず撮ってしまいます。
看板は周りの環境に付随しているので記録するときは周りの風景も写り込むようにして撮ります。
RF-S 18-45mmの焦点距離がこういう時にちょうど良いんです。


太陽があがってきて、海辺が暑くなってきたので室内へ避難すると室内動物園がありました!
いろいろな動物たちを近くから撮影するチャンスです。

赤ちゃんを連れたキツネザルが近くに来てくれました。
何枚か撮って良さそうな写真はその場でBluetoothを使ってスマホに送ります。家に帰ってPCで取り込むより、最近はEOS R10に搭載されているこの機能で直接スマホにいれてしまうことが多いです。
すぐに友達に送ることもできるしSNSに投稿することができて便利なのです。

おいしい朝食もかわいい動物たちも堪能できてステキな朝を過ごすことができました。
フットワークの軽い筆者にいつも付き合ってくれるEOS R10くんは良き相棒です!


[ Category:Canon | 掲載日時:24年06月18日 12時00分 ]

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【FUJIFILM】GFX100S II の写真を現像してみる

【FUJIFILM】GFX100S II の写真を現像してみる


 
いよいよ発売が迫る「FUJIFILM GFX100S II」。
ラージフォーマットセンサーのメリットといえばやはり圧倒的な解像力、そしてそれに連なる潤沢なデータ量。ISO80が常用感度となった「GFX100S II」はどれだけの一枚の写真の中にどれだけのデータ量を保有しているのか。RAW現像で色々とテストしてみました。

まずは深い緑を撮影してみました。一枚目の画は同パロメーターで「ACROS」で現像したものです。
撮って出し(PROVIA)のデータが下左側で、右側がフィルムシミュレーション「ETERNA シネマ」に現像したカットです。使用ソフトは「Adobe Lightroom Classic」となります。今回は分かりやすく引き上げてみたかったので、まずは「黒レベル」や「シャドウ」「ハイライト」などのパロメーターを上げて、それでもまだ足りなかった場合トーンカーブを使って調整しました。

結果的には木の幹の下の真っ黒な部分が完璧に持ち上がる仕上がりに。そしてこれだけ真っ黒だったシャドウを持ち上げたにもノイズが少なくディテールもしっかりあります。もちろんこういう無茶な引き上げをしないことが一番ですが、ここまで無茶なことをしても大丈夫なんだという信頼感が生まれます。
 

 
次に違うカットで耐性を見てみます。一枚目は「PROVIA」無編集と現像したカットです。

シャドウも黒レベルもほぼ「100」上げて、ハイライトも「-50」かけています。続いて左下が「PRO Neg.Std」右下が「REALA ACE」となります。ちょうど中間あたりの暗い部分も、しっかりと出てきました。ちなみにこうやって比較して気付いたのですが「REALA ACE」は「PRO Neg.Std」の次にシャドウ部が柔らかいフィルムシミュレーションということです。彩度は「PROVIA」に近くスタンダードに使えてシャドウ部がかなり柔らかくなりました。
 

 
青空と緑のフィルムシミュレーションの違いも見てみます。
スタンダードである「PROVIA」「ASTIA」「Velvia」「REALA ACE」の4種で比較してみました。
この4種で比べると「REALA ACE」は空の色相の変化が分かりやすいです。緑に関しては「Velvia」が特徴的な色になりました。一枚だけではこういう色の違いはなかなか説明するのが難しいものですが「フィルムシミュレーションを使いわけると楽しいかも」というのをお伝えできていれば幸いです。

次回はまた違う写真でいろいろと「GFX100S II」に注目してみたいと思います。
「FUJIFILM GFX 100S II」の発売日は2024年6月28日。マップカメラではフォトプレビュー・動画レビューも公開していますので良ければぜひご覧ください。

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年06月17日 12時35分 ]

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【SIGMA】高級単焦点を見慣れた目を、久々に驚かせたズームレンズ。ーArt 28-45mm F1.8 DG DNー

【SIGMA】高級単焦点を見慣れた目を、久々に驚かせたズームレンズ。ーArt 28-45mm F1.8 DG DNー


前を横切るカラフルなシャツの集団は、どうやら昼食のレストラン探しに難儀している様でした。
通りを一通り見てから店を決めたい青年と、ぐずる子供の為に一刻も早く席に着きたい母親、それを遠巻きに眺める老夫婦。

まるで壁越しの会話の様に聴き取りに難儀するのは、それが英語だからでしょうか。

変わったな、この街も。
いや、元に戻ったのか。昭和初期の、あの頃に。

 


思わず手に入れた試撮という機会は、撮影場所の決定を大きく左右しました。
”世界初”のスペックを誇るズームレンズ。広角から標準までを内包し、その全てで開放f値1.8を実現。

日本のモノづくりの先駆者であるSIGMAが、世に送り出す最先端のレンズです。
「Art 28-45mm F1.8 DG DN」。組み合わせたボディは「Panasonic LUMIX S5IIX」。
その心地よい重さを肩に感じながら、長い坂を登ります。

汗を冷やす風に潮の香りが混ざり始めたら、目的地はもうすぐ。


外国人居留地として栄えた崖の街を、彼らはブラフと呼びました。
その多くが親しみを込めて、だろうけれど、中には少しばかり恨めしく思った者もいたかもしれません。
特にこんな夏の日には。
坂を一つ越えただけで、汗が滝のように…。


涼しげな噴水の音に惹かれれば、ボケ味を試す絶好のチャンスが到来。
特殊ガラスに非球面とくればもう少し荒れそうなものなのに、まるで清らかなそれは量感豊かに写真を彩ってくれました。


試しに地面すれすれでカメラを構えてみると、口から洩れるのは「うそでしょ」の一声。
こんなに柔らかいボケが、驚くほどのシャープネスと同居している。
およそ見た事も無いような写真に浮足立つと、わずかに眩暈がしました。少しばかり熱中しすぎたかもしれません。


暑さが回り始めた頭の中で、猫の石像に話しかけます。
やあやあ、そんな所にいて疲れませんか。
私ですか?私は歪曲収差のチェックです。
もちろん問題はありません。

…問題があるのは脱水でやられている自分か。もう一本、スポーツドリンクだ…。


無事に水分補給を終え、カレックスの茂みから覗くマリンタワーをマニュアルフォーカスで狙ってみます。
ピントの立ちが素晴らしいため、なんと拡大しなくても合焦しました。
Artの単焦点を使っている時と同じ感動が胸を打ちます。
これほど基本性能の高いレンズなら、いろいろな遊びができるでしょう。
たとえば・・・。


硬調にしても・・・。


軟調にしても。


日光が火をともした街灯に目をやると、どうやら。
太陽が南中を越え、少しずつ高度を下げ始めたようです。
来た道を戻り、もう一度面白い光を探しに行こう。
と、その前に。


海は外せない。
青の綺麗なSIGMAだから。


予想外に出会った別の青も。
大きく露出を上げても、素晴らしい色のりを保っています。


いくつかの坂を越え、何戸かの洋館を横目に歩いてきました。
そのそれぞれに歴史があり、日本に西洋文化を広める礎となったのでしょう。
文明開化当時の日本人は、彼らの使う名も知らぬ機械を、みたこともない料理を、目を輝かせながら見ていたのでしょうか。
触れたことのないあたらしい世界・・・。それこそ自分の暮らしすら変えてしまう様な出会いに心躍らせて。
振り返ってみると、この時の私は彼らと同じ気持ちだったのだと思います。
単焦点でしかなし得なかった解放f値を実現したフルサイズ用ズームを持ち、先駆者たちの町を巡って、見たことのない映像表現に出会えたのですから。

満ち足りた気持ちで下る坂の途中、聞こえてくるのは相変わらず英語の会話でした。
最後にここへ訪れた7年前には、もう少し隠れ家的な雰囲気があったのですが、どうやら国際的にも一等の観光地になったようです。
レンズキャップをつけ、カメラをバッグにしまって。
この角を曲がれば、あの駅が見える。
振り返るとそこは崖の町。たくさんの輝きに彩られた、異国情緒漂う坂の町。
その光を一緒に追い求めたこのレンズの性能は、ブラフじゃない。

・・・

別日。
緑に誘われ洋館へと赴くと、あいにくの曇天。
でもこれはこれで。
日差しのない緩やかなコントラストをどう描くかが見れるわけです。


文句のつけどころがないとは、こういう事を言うのでしょう。
植物それぞれの緑の違いを、誇張せず、かといって退屈にせず表現しています。
芝生のグラデーションも驚くほど清らかで、前ボケの始点から滑らかにボケていきます。


少し前の高性能レンズでは、コントラストをつけすぎてしまう様なシーンです。
本レンズはそういった事もなく、見事に纏めてくれました。
「緩い写真」の一歩手前で綺麗にコントロールするバランス、素晴らしい。


大口径レンズの宿命ともいえるパープルフリンジ(軸上色収差)もこの通り。
極端なコントラストのシーンにおいても、この程度の発生で済むとは舌を巻きます。


ラテアートの表面をご覧ください。
高周波な被写体ですが、煌めきを良く表現しています。
写真を見るだけで味まで思い出せそうなほどです。
黄色っぽい照明の店内でも青が深いのはSIGMAの特権と言えるでしょう。

さて、最後にズームレンジを見てみます。
28-45という数字は、およそ1.6倍ズームとなりますが、その数字から予想するより大きな画角変化が楽しめます。


近距離の被写体より遠距離の被写体の方が、変化がわかりやすいのではないでしょうか。
実際に使ってみて、「もっとズームしたい!」と思う事はそう多くありませんでした。未知の撮影体験に出会える一本。
LマウントとEマウントで、2024年6月20日より発売です。

新時代の訪れを感じる、魅惑の一本。是非あなたのコレクションに。

今回使用したカメラはPanasonicのS5IIxです。

 

 

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:24年06月16日 19時30分 ]

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