【Panasonic】新緑にもおすすめ!「パナライカ」と行く飛騨高山
連載中の「カメラを愉しむvol.32」は、『新緑にもおすすめ!パナライカと行く飛騨高山』をご紹介いたします。
マイクロフォーサーズを愛するものには「パナソニック派」「オリンパス派」「両刀使い派」の3つのタイプが存在。
わたしは根っからのパナソニック好きで、マイクロフォーサーズデビューはGF1からスタートしました。
数度オリンパスに浮気するも、自然でありのままを表現する画作りが好きな私はパナソニックに戻ってきてしまうのです。実は昔からパソコンもLet’s note!ポータブルカセットやCDプレイヤーはShock Wave!などやはりブランドのアイデンティティが好きだったのかもしれません。
今回セレクトした機材はボディ「Panasonic GX7 MK2」レンズ「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.」の組み合わせ。
当時のメイン機は「LEICA Q TYP116」だったこともあり、メイン機とサブ機の画角を28mm相当に揃えできる限り似たような表現をするカメラを探していました。
そこで動画もマルチにこなせるこの組み合わせに。ジャックスの神様から授かった「LEICA Q」をガンガン使い倒せば良かったのですが、シャッターを切るたびに寿命に一歩一歩近づいてゆく気がして・・・ラフにサクサク撮影できる一台が欲しかったのです。
それではガンガン使い倒してみましょう!
長野県の絶景ドライブルートのひとつ「ビーナスライン」。標高 約1400mの美しい朝焼けで目が覚めました。なんとも気持ちの良い朝です。
この日は少し雲いですが、スカっと晴れた日はとても気持ちの良い場所です。
さて、少し車を走らせて標高1920mの「美ヶ原高原美術館」まで上がってまいりました。
長野名物おやき と 山ぶどうジュースを飲みながらドライブルートを確認。基本的に私のドライブは目的地がありません。
仕事やプライベートでは目的を決めながら目標に向かうことが多い為、「せめてドライブだけは自由に!」と自分に言い聞かせています。
雲も少なくなり、青空が見えてきました!
昭和生まれの方ならご存知の方も多いかもしれません。フジテレビの昼前の番組を見ていると『美ヶ原高原美術館、アモーレの鐘が11時をお知らせします。』
というアナウンスとテロップが流れていた時代がありましたね。その美しい音色を生できくことが出来ました。
さて、お腹も空いてきたので「南の方」に車を走らせます。もう目的の食べ物は決まっています!
長野県 駒ヶ根名物「ソースカツ丼」。学生時代当時とても画期的だった地域限定の電子マネーの研究で滞在していたことがありました。
そんな昔をおもいだす安定のおいしさです。
腹ごしらえを終えた後はまたひたすら山道を走り続けます。
もう日は落ちてしまいましたが岐阜県に到着。とろっとした泉質、お肌がすべすべになるお気に入りの「名湯 下呂温泉」で一泊することにしました。
ちなみに橋の下にある四角いプールの様なもの。これは共同浴場(混浴)です。
さて、チェックアウトを済ませ下呂温泉から日本海方面に少し車を走らせます。
昔ながらの街並みが残る「飛騨高山 さんまち通り」
通りでは飛騨牛の串焼きなど様々な食べ物が売られていますが、私がここに来た目的があるので今は我慢。
岐阜や愛知に来たら「五平餅」!このために来たといっても過言ではありません。
実は一家でお気に入りの手作りの五平餅屋さんが25年前にあったのですが、その場所はタイムズの駐車場になっていました・・・
という訳で町で売っている色々なお店の五平餅を食べてみることに。
しかし残念ながら、昔とは違い手作りではなくお土産用などで売っている焼いただけの五平餅ばかり。
諦めかけたその時。とある料亭でヨモギ五平餅を販売しているではありませんか。
そう、私が探していたのはこの手作り感!量産品には無いふっくらとしたもち米の感触、奥行きのある味噌の風味。1本では足らず3本も食べてしまいました。
今回の旅に持ち出した機材のひとつ「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.」にも同じ印象を抱きました。量産品ながらまるで「どこか職人がつくった逸品」の様な空気感を表現してくれる特徴的な描写をしてくれるのです。
同じレンズは3本は必要ありませんが、「DG SUMMILUX 25mm F1.4 II 」「DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH.」を揃えたくなってしまいますね!まだマイクロフォーサーズを使ったことが無い方はもちろん、パナライカを装着したことが無い方にも自信を持ってお勧めしたい銘玉です。