【Panasonic】G9 PRO と LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 の作例 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しています!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説してまいりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回はPanasonicの「LUMIX DC-G9 PRO」に「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.」を組み合わせて撮影してきました。
「G9」は6.5段ボディ内手ブレ補正を搭載し、最速AF約0.04秒で決定的瞬間を撮り逃さないハイエンド・ミラーレス一眼カメラです。
後継機が発売され最新機種ではなくなりましたが、だからこそちょっぴりお得になり、しかしながら十分に戦えるという、いま最も推したい一台です。
「G9」はフォーサーズサイズのセンサーを使用しています。
35mmフルサイズやAPS-Cサイズに比べ、センサーサイズは小さいのですがその分、小型軽量化できるというメリットを持っています。
もちろん画質は高画質。また35mmフルサイズ機と比べレンズの焦点距離が2倍になるため望遠撮影にも有利です。
使用した「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.」は、35mm判換算で200-800mm相当の超望遠ズームに。
まずは望遠域を活かした撮影をするために、飛行機が見える場所へ行きました。
使ったことのない方にとっては未知の世界ですから、どんな画質か気になる方も多くいらっしゃるはず。どうぞご覧ください。
日中に出る白い月が綺麗だったので、飛行機が来るのを待って一緒に撮った一枚です。
肉眼で見た時よりも月面の模様が濃く出ていて、レンズの性能の高さを感じます。
自動車専用道路でしょうか。
高さのある道路と、その手前にいる測量の方との対比を見ているシーンです。
全てが遠方にあるこの一枚も、等倍にしてみると人の表情や橋に留めてあるビスも見て取れます。
後ろ頭は鳥のチャームポイントのひとつです。
気を付けの姿勢で小首を傾げたその姿がとても愛らしいです。
羽のふわふわとした質感がよく伝わってきます。
こちらは望遠端で撮りましたが、このあと鳥が飛び立った際にはサッと広角端に変えてその様子を捉えることができました。
本レンズは広角端でも200mm相当になりますので、目の前の景色を切り取るような使い方になります。
通りかかった小さな神社で、ここが神社だとわかるように切り取りました。
魅力的に感じたのは色合いです。
地味になり過ぎることなく、しかしながら落ち着いた華やかさもあります。
これは見た目に近い色だと言えるでしょう。
曇天の夕方に、もう暗いなと感じながら撮影しました。
枯れ葉の中にピンクがかったところがあり、それがアクセントになっていると感じたのです。
開放F値4.0で撮ったところ、奥の方のボケ味が綺麗なのに驚きました。
このような被写体なので機材によってはゴチャゴチャすることもあるので、これは長所だと思いました。
カメラを始めたばかりの頃は、焦点距離やF値だけでレンズを判断してしがちな面があったりしますが、描写こそが大事だとだんだんと感じてきます。
いかがでしたでしょうか。
今回はPanasonic「LUMIX DC-G9 PRO」と「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.」でその描写を試しました。
35mm判換算で800mmまでをカバーするシステムがこんなにもコンパクトで快適であることを、改めて実感しました。
技術の進歩で撮影者はどんどん楽をできるようになってきましたが、今回の機材もそんな現代らしいものです。
おすすめの組み合わせです!