【PENTAX】 DA 17-70mm F4を片手に裏路地を歩く。
今でも手放さず大切に愛用している我が愛機 PENTAX K-7 、今回はAFも滑らかでスムーズな標準ズームレンズDA 17-70mmF4 AL IF SDMを装着し、私が大好きな裏路地スナップを楽しんでまいりました。
味のある提灯で早速1枚。左右と上下のグラデーションが豊で深みがあり立体的な写真が撮れました。右の光源も良いアクセントになっています。日頃からこの提灯が気になっていました。きっとお店や料理も風情あるサービスが期待できるのではないかと想像しています。近々足を運んでみようと思います。
広角側17mmでパースの効いた写真を撮りました。人間の視野には入りきらない景色は新鮮で面白味があります。このレンズの良いところは、広角側も望遠側もそういった知らない絵を切り取ってくれるところです。
なんでもない手摺ですが、前後が良い具合にボケて面白い写真になりました。肉眼で見てもなんとも思わない景色がレンズを通すことで、面白い景色になるところに興味を惹かれます。日頃味わえない景色を見ることが出来るのも写真の楽しみの一つです。
哀愁漂う標識。時の流れを感じるとともに、普段何気なく見ていたものとこの様にファインダーを通して向き合うと彼の見てきた歴史を語りだしそうな不思議な感覚をおぼえます。
筆者の好きなビルの谷間写真です。暗いイメージの景色がクッキリと写ることに喜びを感じます。
信号のこじんまりとした背面が、草原から顔を出した草食動物のように見えます。緑も入って綺麗な1枚になりました。ただ単に信号待ちしている時にはこんなこと思いもしませんが、写真を撮ろうとして景色を吟味しているとこういう風景に出会えます。
薄暗くなってきて灯り始めた電灯になぜか郷愁を感じシャッターを切りました。電灯の光が淡く広がる様まで見事に表現されています。こういった深く淡い描写はペンタックスならではないかと思い、筆者は他メーカーに移れません。
使えば使うほど味を出してくれる我が愛機K-7。もうしばらくこの相棒と共にカメラライフを過ごそうと思います。