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【PENTAX】モノクロ専用モデル”だからこそ”気づけた、光と影で描く世界の美しさ。

【PENTAX】モノクロ専用モデル”だからこそ”気づけた、光と影で描く世界の美しさ。

春と呼んでも差し支えないのではないかと思う気候が続く今日この頃ですが、時を遡ることおよそひと月前、ふと今シーズン雪を撮っていないなと思い立ち雪国へ日帰りの旅に出かけました。

新潟駅 モノクロ

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:250

 
向かった先は新潟。スキー板を持った観光客の方々に紛れ始発の新幹線に乗り込み、駅に着いたのが8時過ぎ。早速カメラを取り出し撮影に赴きます。

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited
そして持ち出したカメラは「PENTAX K-3 Mark III モノクローム」に「HD FA 43mm F1.9 Limited」の組み合わせです。雪国の銀世界をモノクロで撮影したら楽しいだろう、という企みのもとのチョイスです。一方で当然カラーは撮影できません。この旅は一体どうなるのでしょうか。

万代橋

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:250

 
新潟県産米のおにぎりを朝ご飯にいただき、積もる雪を踏みしめながら市街を散策します。
おにぎりのカットがここで登場してこないのは、寒さに負け写真を撮る前に食べてしまったからです。思い出にはカラフルに残っているのでよしとしましょう。

万代橋

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:200

 
まず向かった先は万代橋。川沿いは雪が深く積もっています。
雪に不慣れな筆者は3歩ほど歩みを進めたのち退却してしまったのですが、雪だるまが作られているところを見ると恐らく誰かがここで遊んでいたのでしょう。そして写真をよく見ると足跡も無数に残っています。
雪を撮ると真っ白に飛んでしまいディテールが残っていなかったという経験が何度もあるので、モノクロ専用カメラだからこそのダイナミックレンジの高さに驚くとともに、雪国に暮らす方々にも同じく驚いています。

人と犬の足跡

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200

 
ふと足元を見ると、人と犬の足跡が並んで残されていました。散歩している情景を思い浮かべて温かな気持ちになります。

雛飾り

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F1.9 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:250

 
とはいえ寒さへの耐性は全くない筆者は屋内に逃げ込みました。
こちらは吊るされた雛飾りのうち特に気に入ったものを切り取った写真。アンニュイな表情がお気に入りです。
使用したレンズ「HD FA 43mm F1.9 Limited」はAPS-Cセンサーでの使用時には換算で約66mmとなります。50mmよりもやや長めの焦点距離で、切り取るような構図に適しています。Limitedレンズということで開放での撮影ではわずかに滲みや色収差がありますが、モノクロではそれがむしろ柔らかさの表現になっていると思います。

水族館の鮭

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:5000

 
旅行先では必ずと言っていいほど水族館に赴く筆者は今回も水族館へ向かいました。ただしモノクロしか撮れないカメラを携えて、は初めての経験です。
動きを止めるためISO感度を5000まで持ち上げて撮影しました。この設定でもノイズは目立ちません。モノクロフィルムで撮影したかのような粒状感はわずかに出てくるので、意図的にISO感度を上げての表現も良いかと思います。

タコの足 モノクロ

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F1.9 / シャッタースピード:1/25秒 / ISO:4500

 
このカットはモノクロ専用カメラを持っていなければ撮れなかったなと思います。レンズの焦点距離によって被写体が変わるように、カメラが変わってもカメラを向ける対象が変わると思います。大きなタコの足にいい照明が当たっていたので撮影したカット、モノクロによって印象的な1枚に仕上がったと思います。

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:400

 
水族館の目の前には日本海が広がっています。消波ブロックに打ち付ける波が荒々しく、これが冬の日本海かと思い知らされます。
そんな波飛沫の一粒に至るまで、精細に捉えることができました。F5.6まで絞ればレンズの解像性能はピークに達し、細かな描写もお手の物です。カラーフィルターを介さないセンサーの構造上、ボディ側の解像感も通常のモデルに比べて高くなります。

雪の消波ブロックにカモメが留まっている

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:400

 
まとまった雪が降りしきる中、消波ブロックに佇むカモメを中望遠の画角で撮影しました。これほどの雪が降りしきっている中でも、カモメにAFポイントを合わせてあげると迷うことなく一直線にピントを合わせることができました。色を取り去ることで、白と黒を基調としたカモメの姿がより際立ちます。

新潟 バスセンター

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:500

 
段々と空が暗くなってくるのを感じたので帰路に着きます。
この日の気温は最高でも0℃だったと記憶しています。氷点下の屋外で長時間電源を入れ続けての使用でしたが、一眼レフ、そしてPENTAXの特長である耐寒性の高さのおかげで最終的に1日の撮影をバッテリー一本で済ませることができました。また、もし充電が少なくなってしまったとしても一眼レフとしては珍しくUSB-C充電が可能なため、モバイルバッテリーを持ち歩けばさらに安心感が高まります。


・・・

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:200

 

PENTAX K-3 Mark III モノクローム + HD FA 43mm F1.9 Limited / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:320

 
色彩のない日帰りの旅は、筆者に新たな視点を与えてくれました。もちろん同じレンズを例えば「PENTAX K-3 Mark III」に装着したとしたら、色彩のついた同じ構図の撮影できると思います。しかしそこには、カメラを向ける・向けないという大きな隔たりがあるのです。モノクロだからこそカメラを向けたい被写体があり、それはカラー撮影可能なカメラをモノクロモードに設定したそれとは異なるものと感じます。
モノクロームというフィルターを通して見つめる新たな世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

848:一眼レフで本物のモノクロームを『PENTAX K-3 Mark III Monochrome』

【白黒写真】光と影、原点回帰


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[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:26年03月03日 17時20分 ]

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