
【Canon】現代のレンズなのにオールドの味わい? RF45mm F1.2 STM レビュー
2025年11月
Canonから面白いレンズが誕生しました。
その名も「RF45mm F1.2 STM」
F1.2でありながら、Lレンズではないという、今までではあまり聞いたことのない大口径非Lレンズ。
この時点で、筆者の心をワクワクさせてくれました。
この「RF45mm F1.2 STM」は、長年Canonの標準レンズであり続けてきた銘玉「EF50mm F1.2L USM」を基本的な設計思想として、開発されました。
「EF50mm F1.2L USM」が2007年発売のレンズなので、カリっとした描写というよりも開放は甘めで、少し絞るとカリっと仕上がる長寿な銘玉です。
そんなRF45mm F1.2 STMはどんな写りになるのか、実際の写真をご覧いただければと思います。
F1.2開放での撮影時、ピント面はとてもシビアになります。
水中を泳ぐ魚も透明感のある水も相まって被写体がより際立ちます。
水の揺らめきなどの表現もしっかりとしており、見たものをしっかりと撮影できるレンズでもあると感じます。

F1.2でのボケ感などは、昨今のVCM系レンズとは異なる少し独特なボケ感をしているなという印象です。
開放での撮影は、収差による描写の味を強く感じることができます。
太陽が沈み、夕焼けのオレンジ色と夜の濃い青の混ざりあう時間帯に撮影を行ってみました。
少し絞ることで、木々の枝や幹などの線をしっかり解像しています。

バラ園でも撮影してみました。
バラを前ボケにして撮影をおこなってみました。
F1.8やF2.8のレンズのボケ感では出せないボケ味がF1.2にはあります。
花の撮影などは、特に柔らかい印象を感じます。
画角としても45mmは標準レンズと大差なく、見たままの撮影が出来るため、写したい被写体や視線を誘導させたい被写体を明確にすることがしやすいです。

ボケ感が生み出す立体感はびっくりするほど素晴らしいものです。
このレンズが発売された当初から様々なところで話題となっている「パープルフリンジ」
安価なレンズということでどうしても出てきてしまいますが、嫌な出かたではないと思います。
逆光耐性を知りたく、少し意地悪な撮影をしてみました。
まずは絞り開放です。
オールドレンズっぽいあまい描写やフレア・ゴーストが出てきます。
次に絞ってみます。
こちらはゴーストがしっかり出現をします。
筆者は様々なレンズを使用してきましたが、ここまで面白いゴーストが出るレンズはあまり見たことがありませんでした。
いかがだったでしょうか。
F1.2の大口径レンズが約6万円で購入することができるというのは、とても大きな魅力です。
写りがオールドレンズっぽいということもあり、オールドレンズを使ってみたい方や、ゆるふわっとした写りやボケ感を楽しんでみたい方と、様々な方のニーズに答えることのできるレンズだと思います。
45mmのレンズとともに、写真を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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