
【Canon】山に連れ出したい最高の相棒。総重量1.2kgの高画素・超広角で写す霧ヶ峰。
9月も半ばを迎え、行楽や山歩きにぴったりの季節がやってまいりました。皆さま、カメラを手にどちらへお出かけでしょうか。
さて今回は、霧ヶ峰での登山と湿原散策に行ってまいりました。
旅のお供に選んだのは、高い描写力を誇る『Canon EOS R5』と、軽量・コンパクトな超広角Lズーム『Canon RF14-35mm F4 L IS USM』の組み合わせです。
目の前いっぱいに広がるパノラマ感のある景観から、湿原を彩る草木のディテールまで。
ダイナミックな遠近感を生かせる14mmから扱いやすい35mmまでを1本でカバーするこのレンズは、広大なロケーションでのスナップや風景撮影で抜群の使い勝手を見せてくれました。足場の気になる登山でも負担にならない軽快さと手ブレ補正の安心感は、山での撮影において非常に頼もしく感じられます。
澄み渡る空と雄大な自然が魅せる一瞬を、このシステムがどのように描き出してくれたのか。ぜひご覧ください。

筆者は普段35mmから50mmあたりの焦点距離を使うことが多く、超広角レンズを使用したのは片手で数えるほどしかありません。
普段撮影している画角よりも圧倒的に広いこの画角は、筆者にとって非常に新鮮であり、大変面白く感じられました。

このレンズを使用して驚いたのは画角の変化量です。
14-35mmという数字は一見すると24-70mmなどよりも変化量が少なく大したことの無いように見えますが、実際に体験してみるとその考えは大きく変わります。
こちらの写真はどちらも同じ場所から撮影したものになりますが、レンズの広角側と望遠側でこれほど写りに差が出るのです。
よく「広角側の1mmは大きい」と言いますがまさしくその通りだと思います。



これらの写真は上から14mm・25mm・35mmになります。
筆者が今回このレンズを選んだ理由はその焦点距離にあります。
先ほどもお話ししましたが、筆者は普段35mmから50mmあたりの焦点距離を使うことが多く、それらの準広角から標準レンズでは山の全景が入らないということが多々あります。なので広角レンズを使用したいと感じますが、丁度良い距離感で撮影できる35mmあたりの焦点距離も手放したくはありません。そんな迷いの中、一条の光が見えたのです。そう、そのレンズこそが『Canon RF14-35mm F4 L IS USM』なのです。
14mm台では山の全景を捉え、20mm台では超広角ほどの極端なクセはないものの主題を少し浮き立たせるような写りが可能で、35mm台では人間の視覚に最も近いような自然な風景を写しつつ、ボケ感などもしっかりと味わうことができます。
このような非常に便利な焦点距離の使い方が出来るのです。
またこのレンズは、Lレンズの描写性能をもちながらも質量約540gという非常にコンパクトなレンズになっています。山登りに行く際、機材の重さはどうしてもネックになってきます。しかしこのレンズであれば高画素機である、『Canon EOS R5』と合わせても約1.2kgという非常にコンパクトな装備に収まります。山の写真は高精細に収めたいもの。この機材たちならそれを簡単に実現してくれます。

山では人との思い出も残したいものです。
場所によっては道幅などが狭く、被写体とあまり距離を取れないことも多々あります。
そんな時にこの14mmという画角が生きてきます。また人と風景を一緒に写すとどうしても風景のダイナミックさが薄れてしまう時がありますが、14mmならばそんな心配をすることもなく、記録することが出来ます。


美しく魅力的な植物が多い山。壮大な風景だけではなく、近くにある植物も撮りたくなるものです。
そんな時にもこちらのレンズはおすすめできます。
こちらのレンズは広角端14mmからズーム全域で最短撮影距離0.2m、最大撮影倍率0.38倍の高い接写性能を持っています。
一本で遠景から近景まで幅広い距離感に対応することができ、非常に使いやすく感じました。


また広角レンズ特有のパースペクティブを活かした撮影も非常に楽しいです。
一枚目の写真は消失点を道の先に置くことで、どこまでも道が広がっていくような広大な景色のように写すことができます。
二枚目の写真では手前に大きく被写体の植物を持ってきてダイナミックに見せ、開放で撮影することでより被写体をより強調させています。
またボケの部分に注目していただくと、玉ボケが非常に美しく写っております。その形も滑らかで均質なものになっており、その性能の高さがうかがえます。

圧倒的な解像度と強力な手ブレ補正を誇るフルサイズミラーレス『Canon EOS R5』と、Lレンズならではの高い描写力を持ちながら約540gという驚異的な軽さを実現した『Canon RF14-35mm F4 L IS USM』。今回はこの組み合わせをご紹介させていただきました。
高画質と機動力を両立したこのシステムだからこそ叶う、自由で表現力豊かな撮影スタイル。
14mmで捉えるダイナミックな山のパノラマから、35mmの自然な画角で切り取る道中のスナップ、そして足元の高山植物の美しいボケ感まで。総重量約1.2kgというコンパクトな装備は、体力の奪われる山歩きの中でも負担にならず、「撮りたい」と思った瞬間にフットワーク良く応えてくれました。
道幅の狭い登山道でも被写体との距離を気にすることなく、広大な風景も仲間との思い出も妥協なく高精細に残せるのは、このレンズとボディの組み合わせだからこその強みです。
これから深まる秋に向けて山の景色を余すことなく写し止めたい方にはもちろん、荷物を抑えつつも画質には一切妥協したくないという方には、心からおすすめしたいシステムです。
ファインダーを覗くたびに新しい視点を与えてくれる圧倒的な画角の広がりと、持ち歩くのが楽しくなる軽快さを、ぜひ体感してみてください。




