【RICOH】GRⅢと一緒に革を愛でる
GRⅢといえばスナップを得意とするコンパクトデジタルカメラです。
そんなGRを家でも楽しみたいと思い、物撮りに挑戦してみました。
私は学生の頃から革小物が好きで集めています。
革にもいろいろな種類があり、そのなめしかたでそれぞれ異なる特徴を持っています。
私が好きなのは、使ううちにだんだん艶が増し、柔らかくなるような革です。
そのような革は傷がつきやすかったり、水に濡れるとすぐにシミになってしまったり、気を遣う必要があります。
ですが、それ以上にお手入れする楽しさや、自分だけのものへと変化していく様子がたまらなく愛おしくなるのです。
今回お手入れするのは、5年ほど使い続けているノートカバーと2年前に購入したお財布です。
革好きの方はご存知かと思いますが、今回はラナパーを使います。
指に取って塗り塗り。
スポンジを使って塗布するのがおすすめらしいですが、私は指で塗っていきます。
全体に行き渡ったら柔らかい布で乾拭きをして終了です。
このあとはしっかりと乾かしましょう。
こうやってメンテナンスをしていると、買った時のことを思い出したり、うっかり傷を付けてしまった時のことなどが思い出されます。
たとえばこのお財布は、京都にある工房で衝動買いしたものです。
なかなか京都には来れないし、売り切れたら再販はないかもしれない。
黒でも紺でもない、独特な色味のお財布には出会えないかもしれない。
そう自分に言い聞かせて購入しました。
それに、ノートカバーはもっとざらざらとした質感でした。それが今となっては表面がつるつるに。
以前は少し毛羽立ったような革だったので傷が目立ちやすく、引っ掻いてしまうたびにがっかりしましたが、何年も使っていると全て味に変わるから不思議です。
こうやってどんどん革小物が増えていくんだな、と思いつつ今回はこの辺りで締めます。
いかがでしたか。
GRⅢのマクロ機能を使えば、室内でも楽しく小物が撮れます。
イメージコントロールはスタンダードを使ったのですが、色味も自然に写り、
大満足です。
また片手で使えるので、三脚なしで一人で撮影できる点もおすすめです。
みなさんもぜひご自宅で撮影してみてください。