【マップカメラ情報】RICOH GR DIGITAL II レポート
■RICOH GR DIGITAL II
コンパクトデジタルカメラに新しい価値観をもたらしたGR DIGITAL。
2007年11月22日にその後継機GR DIGITAL IIが発売されました。
スナップ設定で速射重視のスナップカメラとして、露出、色、コントラスト、3:2、スクエアフォーマットなど様々な設定で作品づくりに、そしてGR DIGITALから引き続きRAWデータ(DNG形式)での撮影が可能なので、後処理による自分だけの個性を出すことも可能です。
RAW+JPEG FINEの同時書き込みでも、スナップ撮影ならストレス無く取れるレスポンスの良さも特徴です。
便利な機能として露出補正機能などをファンクションボタンに割り当てが出来るのですが、今回はフォーカスモードをファンクションボタンに割り当てて(マルチAF、スナップ、MFを主に切り替え)露出補正が必要なシーンではマニュアル露出で液晶モニターで明るさを合わせて撮影しました。
液晶モニターで見た明るさ(露出)と実際の写真の明るさが意図した物に近いので安心してマニュアル露出が使えます。
GR DIGITALと言えばディストーションが少ない28mmの広角レンズを搭載しているので、しっかりとした水平を取って撮影したいところ。
GR DIGITAL IIの電子水準器はひじょうに便利でした。
いつもなら水平が出るまで何枚も撮影したり、水平をあきらめたりしていたんですが、デジタル水準器のおかげで一発で水平が取れました。
これは便利な機能です。
GR DIGITAL II
- 新開発の画像エンジン「GR エンジン II」を搭載。「GR DIGITAL」の優れた解像感・階調特性・彩度をそのままに、大幅な低ノイズ化を実現。
- 新たに1/1.75型、有効約1,001万画素のCCDを採用。高画素化による解像度の向上を実現。
- 高い解像感と低ディストーションで好評のF2.4、f:5.9mm(35mm換算値28mm)の「GRレンズ」とあいまって、プロフェッショナルのニーズに応える高画質を実現。
- 電子水準器の搭載
- 正方形フォーマットでの撮影
- 多彩なモノクローム表現
- ワンプッシュで切替が可能なファンクションボタンを搭載。「JPEGからRAW」、「カラーから白黒」などの切替からよく使うものをカスタマイズして設定可能。突然のシャッターチャンスでも、すばやく好みのモードでの撮影が可能。
- 自分の好みの撮影設定を2種類登録できるマイセッティング機能を搭載。画質、サイズ、絞り、露出、日付け入れなどの設定や、前述のファンクションボタンの設定も登録可能。
- フォーカスバーの被写界深度表示により、被写界深度の距離範囲を事前に確認することが可能。
- ローアングルでもハイアングルでも見やすい、視野角160度2.7型23万画素の画像モニターを搭載。
- RAWモードでの画像書き込み時間を最速約3.8秒に短縮するとともに、バッファメモリーを増強したことで、1枚目の画像書き込み中でも次の撮影を可能に。(「GR DIGITAL」のRAW書き込み時間は約11秒。連続撮影は不可)
- スライドスィッチにより手動でポップアップできるフラッシュを採用。光量をAEから独立して+2.0EV~-2.0EVまで補正できる調光補正機能も搭載。
- 画像モニターの表示を消していても、設定情報のみを画像モニターに表示する情報表示モードを搭載。
- 画質、露出、色設定など、画面モニター上で選ぶ各種設定値を調整後、プッシュ操作で確定が可能なADJ.レバーを採用。
- 画像モニター上での画像確認をしやすくする、縦横自動回転再生を実現。
- 付属のリチャージャブルバッテリー(DB-60)で約370ショットの撮影が可能。
- 28㎜対応の外部ミニファインダー(GV-2)を追加。アスペクト比 (画像縦横比)1:1の画像サイズでの撮影にも対応。(発売済みの外部ファインダー(GV-1)は、28㎜/21㎜対応)
- カメラ本体にGV-2を装着したまま収納できるソフトケース(GC-2)を追加発売。
- 標準域での撮影を可能にする、40㎜対応のテレコンバーター(GT-1)を追加発売。
- すでに発売している「GR DIGITAL」のオプションは、「GR DIGITALII」で使用可能。 さらに、追加発売のテレコンバーター(GT-1)、外部ミニファインダー(GV-2)、ソフトケース(GC-2)は「GR DIGITAL」に使用可能。