
【Canon】デビュー機はこれで決まり!スマホを超える本格カメラと、何でも撮れる万能な神レンズの最強セット
普段から写真を撮っていて、スマートフォンではちょっと物足りないと感じたことはありませんか?
そのタイミングこそ正しくカメラデビューをする絶好のチャンスだと思います。
とはいえ、どんなカメラが自分にいいのか分からない。なんて方にはぜひおすすめをしたい組み合わせがありますので、今回はその組み合わせを作例付きでご紹介しようと思います。

そのカメラは「EOS RP」そしてそれに組み合わせるレンズは「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」

―「EOS RP」をおすすめする理由
EOS RPは2019年に発売したRFマウントのエントリークラス向けのミラーレスカメラです。
今回このカメラをおすすめする一番の理由は非常に優れたコストパフォーマンスの高さです。発売自体は6年前ではありますが、新品で12万円程度、中古でも10万円前後で買うことが出来るカメラなのでカメラデビューの敷居を大きく下げてくれています。
ミラーレスカメラのようなレンズ交換式カメラは、カメラ本体に加えてレンズ併せて購入する必要があります。なので、カメラのコストが抑えられているとその分レンズに予算を回すことが出来るので予算に合わせてレンズの選択肢を広げることが出来ます。

もちろんおすすめポイントは安いからだけではありません。この価格でフルサイズセンサーを搭載しているので豊かなボケ感や、暗所などの暗い部分をしっかりと描写してくれます。
そしてフルサイズセンサーでありながら、小型・軽量なのもおすすめポイント。EVFと呼ばれる顔を近づけて覗く、覗き窓が入っているのですがそれを加味してもカメラの高さが出ていないデザインなので、どんなカバンにも合わせやすいデザインです。

―RF35mm F1.8 マクロ IS STMがなぜおすすめなのか
続いておすすめしたいレンズをご紹介します。本レンズを今回おすすめした理由は2点あります。
まずは35mmという焦点距離。人間の視野に近い画角としてよく紹介されているのが35mm~50mm前後の画角です。本レンズは35mmという非常に使い勝手のいい焦点距離であるため、初めてカメラを使うユーザーに向けておすすめ出来るレンズであると言えます。
そしてもう1点は本レンズがハーフマクロであるという点。ハーフマクロというのはどういったものかをものすごく簡単に説明すると、マクロレンズほどではないですが通常の単焦点レンズより撮りたいものに近寄って撮影をすることが出来る単焦点レンズです。
マクロレンズというと、一般的には無限遠の描写が通常の単焦点より甘かったり、F値が暗く設計されているレンズが多いのですが「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」は開放F値が1.8と明るく作られており通常の単焦点レンズと遜色ないボケ描写を得ることが出来ます。


次いで言われているマクロレンズは単焦点レンズと比べ無限遠や遠景の描写が甘くなりやすいという点についてですが、確かに厳密な話をするとマクロレンズは上記のようなシチュエーションですと描写が甘くなりやすいです。
しかし、こちらの作例を見ていただくと分かる通り目に見えて描写に何かしらの影響を受けているようなところはほとんど見当たりません。

こちらも若干奥のグラス部分に色収差が見られるくらいで、ほとんど分かりません。それもパソコンで拡大してシビアに見てみないと分からないレベルなので、全く気にする必要はないと思います。
むしろこれくらいの価格帯のレンズということを加味すると非常に素晴らしい描写であると言えます。

―「寄れる」ことがアドバンテージになる
標準画角かつ寄れることが普段使いにおいては非常にアドバンテージになります。
皆さんが普段使っているスマートフォンのカメラ機能においては望遠レンズのモード等を使わない限り「近すぎてピントが合わない」なんてことはほとんどないかと思います。
例えば、座ったままテーブルに乗ったものを撮影するといった場合を想像してもらうと分かりやすいと思いますが、通常の単焦点レンズだと、いざ撮影しようと思ったときにそのままの位置だとピントが合わせられなかったりするので、撮影する際はピントが合うところまでカメラを離してあげる必要があったりします。

このレンズは最短撮影距離(ピントが合う一番近い距離)が0.17m、35mmのレンズの一般的な最短撮影距離で多いのが0.3m前後なので本レンズがかなり被写体に寄って撮影することが出来るレンズであることが分かります。
いつも使っているスマートフォンで撮影をする感覚と同じような感じでカメラを構えて撮ることが出来るので、普段の距離感や感覚でミラーレスカメラを使って撮影することが出来ます。


そして前述した通り35mmという画角は視野角に近いため、広角特有のパース効果を抑制した素直な写りをしてくれます。スマートフォンで撮っていると、画面端にいる人物の顔が少し伸びたような写りになるといった経験のある方もいると思いますが、これがパース効果というものです。手前に引っ張られたような手前側に奥行が出るような効果のことを言い、広角レンズによく発生する効果です。
スマートフォンで内蔵されている標準のレンズだと大体24mm相当なのですが、これはカメラ用レンズだと広角の部類に入ります。
パース効果を抑えている分、撮れる画のダイナミックさには欠けてしまうかもしれませんが、使い勝手がいい画角なので、初めてカメラを持つ方にも馴染みやすい画角だと思います。

―F1.8が演出する豊かなボケ感
単焦点レンズを用いるメリットは複数ありますが、やはり一番のメリットはF値が低いことで背景をしっかりとぼかした撮影をすることが出来ること、だと思います。
メリットはもう一つあって、こういった薄暗いシチュエーションでもF値が1.8と数字が小さいと少ない光でもしっかりと取り込んでくれるので、ノイズの少ない高画質な写真を撮れるのと手ブレしにくいシャッタースピードを稼ぎ出すことが出来ます。

背景がしっかりボケてくれると、ミラーレスカメラを使う醍醐味を感じることが出来ると思います。
また、このマリモのような被写体の少し硬そうなコケの質感までしっかりと再現してくれているのが分かります。ピント面のシャープさ、アウトフォーカス部分の豊かなボケ感、遠近感の演出が気軽に出来るのがF値の低い単焦点レンズを用いる何よりも魅力です。

いかがでしょうか。
今回、「EOS RP」と「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」の組み合わせをデビューにおすすめなカメラとしてご紹介させていただきました。
デビュー時は画角に自由の利くズームレンズがおすすめ、というのが定説だとは思いますがあえて単焦点レンズにしています。今回紹介したRF35mm F1.8 マクロ IS STMは単焦点レンズのデメリットである寄りにくいというデメリットが無いハーフマクロレンズであり、何よりもF値がF1.8でボケを演出しやすくカメラを使う楽しさ・魅力を強く感じられるレンズだと思いこのレンズを選びました。
ぜひ、皆様のカメラデビューの一助になれば幸いです。



