12月も後半戦に差し掛かり、本格的な寒さがやってきました。
今年も残すところ半月をきったところで、わたしの頭のなかでは来年を迎えるカウントダウンが開始されました。

2022年まで、あと11日。丑年とも暫しのお別れです。

先日過去に撮影した写真を整理しようと思い立ち、フォルダを見返していたら、
いつか牧場へ訪れたときに撮影した牛の写真を発見しました。
使用した機材は“X-T4＋XF90mm F2 R LM WR”で、個人的にお気に入りの組み合わせです。

天気のよい日に牧場へ訪れたら、柔らかい光に包まれたジャージー牛がそこにいました。
繊細な毛並みのタッチとふんわりとした優しいボケが印象的です。

フルサイズ換算で135mm相当の中望遠域。牛のお食事中の姿を間近で見ることができたため、
少し距離をとっても顔を画面一杯に収めることができます。
隣の牛も圧縮効果でぎゅっと詰まったような背景となり、なかなか迫力のある画になりました。

解像力が高くキレのよい描写。毛並みもさることながら、まつ毛の1本1本までシャープな写りです。

牛舎内を移動中の牛に遭遇。この牛たちからおいしい牛乳や乳製品が生まれます。
牧場の帰りにはお土産にヨーグルトを買いました。とても濃厚でおいしかったです。

牛が佇む長閑な風景、ときどき聞こえてくるモーという鳴き声に癒されます。

まもなくクリスマスがやってきて、そのあとは大晦日を迎えます。
年末が近づくほどに日々の生活が忙しなく、過ぎ去る時間が早く感じられますが、
長閑な風景と牛たちを眺めていたら今年残りの日数を穏やかに過ごしていきたいと感じました。

挨拶にはすこし早いですが、また会いましょう。
さらば、丑年。