【SONY】ユーザー待望!FE 50mm F1.4 GMを先行レポート
もしかするともうCP⁺2023で実機をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
SONYから待望の標準単焦点『FE 50mm F1.4 GM』の登場です。
同じく開放F1.4の50mmと言えば2016年に発売された『Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』があります。
今回の『FE 50mm F1.4 GM』は『Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』の性能面を大きく改善する設計が盛り込まれています。
いったいどのように改善されたのか。さっそく動画をご覧ください!
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
00:17 外観紹介
02:14 SEL50F14Zと比較
03:12 SEL50F12GMと比較
03:49 エンディング
外観について
本レンズは質量が約516g、全長が96mmと非常にコンパクトに設計されています。
超高度非球面XAレンズの採用により、これだけの小型レンズにも関わらず、GMの画質・ボケ味を獲得しています。
操作性に関しても『アイリスロックスイッチ』や『フォーカスホールドボタン』などが標準装備されています。動画・静止画の両面において操作性の良さが約束されています。
Planar T* FE 50mm F1.4 ZAとに比較について
Planarと比較すると質量は約33%、体積は約15%減少しています。
さらにXDリニアモーターを2基搭載しているので、AF速度もPlanarと比較すると最大約1.9倍向上しています。
解像力の良さには定評があったPlanarですが、レンズの大きさ・重さや、AF速度の遅さが目立っていたので、そこを大きく改善する設計と言えます。
動画撮影に便利な機能について
動画内ではお伝えできなかった魅力の一つとして動画撮影時に便利な機能がこのレンズには備わっています。
動画撮影時は手ブレの補正が重要になります。手持ちで撮影する時などにはいつも以上に慎重にならなければいけません。
手ブレ補正の「アクティブ」をONにすると、通常よりも強力に手ブレを補正することができます。
また、「ブリージング補正機能」にも対応しているので、フォーカシング中の画角変動を少なくすることができます。
さらに、FE 24mm F1.4 GMやFE 35mm F1.4 GMとフィルター径が67mmで共通であったり、レンズ全長がほぼ同じくらいであるという特徴があります。
フィルター径が統一されていると、動画撮影に必要な可変NDフィルターや、ブラックミストなどの特殊効果フィルターを、複数レンズ間で共用することができます。ステップアップリングを使うという方法もありますが、取り外しが煩わしくなるのでフィルター径が統一されていると使いやすいです。
レンズ全長があまり大きく変わらないと、ジンバルを使用した際にバランスのとり直しが最低限で済みます。細かなポイントですが、こういった配慮がなされていると動画撮影がよりスムーズになり便利です。
動画内ではさらに詳細なスペックやFE 50mm F1.2 GMとの比較も行っております、ぜひご覧ください!