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【SIGMA】 Contemporay 28-70mmで撮る井の頭恩賜公園

【SIGMA】 Contemporay 28-70mmで撮る井の頭恩賜公園

時刻は16時頃。

ずいぶんと秋らしさを感じられる日も増えてきました。

とは言っても、まだまだ日中は残暑が残るので過ごしやすくなる時間帯を見計らって家を出ます。

訪れたのは井の頭恩賜公園です。

今回選んだレンズは、”SIGMA Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN“。

高い光学性能を備えたArtラインをベースとし、小型軽量を実現した標準ズームレンズになります。

「持ち運びに便利なレンズならば持ち運びに便利なボディを」と思い、SONY α7C との組み合わせで撮影を行いました。

SIGMAレンズらしいシャープな描写力、水面に反射する光が美しい1枚です。

夕暮れどきですが早朝のような澄んだ爽やかさも窺えます。

1枚目とは打って変わり、オレンジ色を帯びた夕陽のあたたかみを表現することが出来ました。

このときは気付きませんでしたが、ベンチの脚はイチョウの形に型取られています。

イチョウの葉脈や鉄の錆びも、繊細に写してくれました。

井の頭公園にイチョウの葉が落ちはじめるのはもう少し先でしょうか。


私にもこんな時代があったような気がします。

微笑ましくも羨ましい気持ちになりながら、シャッターを切りました。

パキっとした陽の当たり方と奥の薄暗い辺りとのコントラストが、スポットライトを当てたように二人の世界を際立たせてくれた1枚です。

焦点距離30㎜での撮影です。

すかっとした秋晴れの気持ちよさを写真越しにも感じられます。

青空をメインとした構図の場合は周辺減光が起きやすいですが、まったく気になりませんでした。


最短撮影距離を生かして寄って撮影してみました。

こちらのレンズは、ワイド端 19cmテレ端 38cmになります。

紅葉した黄色の葉ではなく右下の辺りにピントが合っていますが、重なり合う葉にも奥行きを感じることができます。

木材でできた看板とそこにぶら下がるランプ、自然物と人工物の質感の違いをしっかり捉えられます。

薄暗い木々の狭間の小さな灯りも、こうして切り取ると照らされた幹のゴツゴツ感と相まって力強さを感じられました。

夕陽に透ける葉のすっきりとした色味に、端から端まで解像感もばっちりです。

まだまだ空を目指して伸びていくような生命力を感じられますが、これから陽が暮れ1日の終わりが近づく時間帯になってきました。

 

いかがだったでしょうか。

これから出かけるのにどのレンズを持っていこうか…、

そう悩んだときに間違いない1本がまさにこのレンズです。

このレンズの画質性能と小型軽量は、どんな瞬間も思い出深いものにしてくれます。

今回は心地よい秋の夕暮れどきを撮影してみましたが、次は冬を感じられる季節に、またSIGMA28‐70mmと井の頭公園を訪れてみたいと思います。

 

 

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:21年10月13日 11時00分 ]

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