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【SIGMA】「撮りたいものがない」なんて言わせない。見慣れた日常風景のすべてを作品に変えるカメラ。

【SIGMA】「撮りたいものがない」なんて言わせない。見慣れた日常風景のすべてを作品に変えるカメラ。

カメラが欲しい、レンズが欲しい、そう思った時点で何らかの目的や被写体があるはず。しかしこの衝動は必ずしも永遠に形を変えず存在し続けるわけではありません。時期が過ぎたり、興味が変わったり、実は自分の理想はもっと別にあったり。
そこに陥った人から聞くのは「撮りたいものがない!」なんて言葉。
でもそれってカメラ次第でなんとでもできるのです。

見ている景色を全て作品にできてしまう、そんなカメラが登場しました。
綺麗に、簡単に、そして生活に溶け込む形で、写真をあなたの人生で存分に楽しむことが出来る1台をご紹介しましょう。

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カメラを語るうえで文字は野暮、とはいえ答えは先に書いておかないといけません。

今回ご紹介するのは「SIGMA BF」と「SIGMA contemporary 35mm F2 DG」というカメラ、レンズの組み合わせ。
普段私は45mmを使うのですが、今日は妻がメインとしている本レンズと入れ替えて秋の東京散歩へ。

このレンズ交換が良い失敗だったというか沼だったというか、結論このシリーズは35mmF2が劇的に良いです。
今回は35mmという画角が持つ「標準ワイド感」をまとめるためにほとんどを21:9のパノラマ比で撮影しました。
カラーモードはその時々で変えつつ、F値は常に開放です。

SIGMA BF+SIGMA contemporary 35mm F2 DG

のっけからSIGMA BFの旨味マシマシ。
まずシネマスコープ比率の写真はワイドレンズであったとしても情報の整理が容易で、どんなシチュエーション、被写体であろうとも煩くない画に仕上げます。
また豊富なカラーモードはSIGMAの専売特許とも言える魅力。特にティールアンドオレンジや、BFから実装された「CALM(カーム)」なども色を適度にまとめる効果により写真に統一感が。

いざカメラを向けてみて「なんかちがうな」と、そう思わせない工夫がこのカメラには多く施されているのです。
それすなわちシャッターへのハードルが下がっているということに他ならず、さらに突き詰めると撮っていさえすれば後のDNG現像で縦横比を戻すこともカラーモードを変えることも可能。もちろんDNGで撮影するということは忘れずに。

例えば下のような写真をシネマスコープでサクッと撮影し…

後からカメラ内DNG現像で好きなように編集する。
今回は比を元に戻し、「FL(Fill Light)」を幾ばくか下げ、最後に色の雰囲気を整えることでコントラスト高め、絵画的な印象にしてみました。

そもそもの被写体が朝の逆光かつ整った色味なのでアスペクト比の特徴やカラーモードに頼らずともカメラを向けていた可能性は高いですが、
このようないわばキャッチーな被写体でない場合、あるいはシャッターを切る事すらしていなかったかもしれません。

もちろん撮影していないとこの写真は存在していないことになるので、シャッターを切るまでの「ハードルを下げる」役割を果たす機能は大変魅力的。
後からモノクロにしてみたらめっちゃよかった、全部ティールアンドオレンジにしたら組み写真のようなまとまりが出た、比を戻したら大切な人が写ってた、なんてことも。

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とはいえ、とはいえ。
先ほども書いたように「サクッと」画になる写真が作れるのはまずもってアドバンテージ。
ここからはDNG現像無し、正真正銘撮って出しJPEGだけをご紹介。

やや無機質な印象になりがちな街並みも「映画のワンシーン」のような雰囲気に。
これはチープな言葉かもしれませんが言いえて妙、この場に自分が居て、撮影したことが作品の一部になったようで思い出にもいい味付けが残ります。

大学で土いじりばかりしていた自分にはなじみ深く、大好きな植物園の温室をカラーモード「CALM」で直感のままに。
微妙な蒸し暑さと、植物の放つ青く、少し酸がありながらも柔らかなまとまりをもった香りが鼻腔を突くあの体験。これを写真から想起できそうなくらいの空気感、空間描写。
温室っていうものは好きな植物がたくさんあって視野が心地よくさえぎられる感が私はあるのです。シネマスコープで再現してお届けします。

一緒に出向いた妻と「写真が上手くなったみたいに感じるね」と話しました。
上手くなったと感じる、ということは少なくとも撮影者にとって魅力的な時間の切り取り方ができたということ。
沢山カメラの力を借りて、レンズの力を借りて、「良いな」と思えるのであればそれはもう写真が上手くなったと言ってもよいでしょう。

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モノクロもまた情報を整理してシャッターを押しやすくするワザ。

レンズのクセも理解しやすくなります。
ただし目立つわけではなく、理解しようと思えば理解しやすいというだけで邪魔にはなりません。
このレンズは後ボケがやや味わい深くそれがまたいい魅力。

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昨今のカメラは撮り手の理想をできるだけそのまま再現するため、多彩な機能を搭載しています。
それは“理想”から“作品”に至るまでにいかに引き算をさせないかのテクノロジー。

一方でSIGMA BFが提供するのは足し算のテクノロジーだと捉えます。
理想が高ければそれに更に足し算を、もし理想なんかなくたって足し算で魅力的なものを。
カメラにおいて一番大事なのは足し算の力を借りてでも「撮りたい」と思うこと、「撮りたいものがない」と思わせないこと。
BFはそれが叶います。タイトル回収をしたところで今回はお別れ。

足し算のテクノロジーにたくさん頼って、たくさん撮って、あなたの日常からたくさん作品を生み出してください。

【SIGMA】美しさの愚かさ「BF」発売後半年の正直な感想。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年12月03日 19時00分 ]

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