
お正月も終わり日常が戻ってきたと感じる今日この頃。冬の空気の冷たさを肌に感じ春の訪れが待ち遠しく感じます。
冬は空気が澄んでいるので夜空の星が綺麗に見えたり、昼間の光も柔らかいので街を歩きながら撮るのに適しています。
今回は新しくリリースされたLOOKS「Leica Silver」を「Q3 43」に入れお散歩撮影に出かけてまいりました。
Q3 43のファームウェアVerは最新の4.0.0、撮影設定はWBと露出を調整したのみで適宜、カメラ内デジタルズームを使用しています。

f/2 1/125 ISO2500
地下鉄の駅から地上へ上がる階段の目の前にあるお店のショーウィンドウの模様が目にとまって試し撮りも兼ねて撮影した1枚。
写真中心部分に差し込んでいる光が綺麗に反射し、周辺部との対比がうまく描け、はやくもLeica SilverのLOOK一本で撮りきれる確信がもてました。

f2 1/1600 ISO100
建物のタイル状のガラスの造りが美しく、斜めに差し込んだ光もまた美しく見え、シャッターを切りました。
このような被写体の場合は絞りこんで撮るのがセオリーではありますが、Q3 43のレンズ「アポ・ズミクロン f2/43mm ASPH.」のレンズは8群11枚のレンズ構成でその内7枚は非球面レンズを贅沢に7面使用。絞り開放から高解像、高コントラストのレンズのため、絞り込む必要も感じさせません。

f2 1/160 ISO100
ガラスのショーウィンドウ越しに撮ったと感じさせないほどQ3 43の澄み切ったクリアな描写を見て、もし1本だけライカレンズを選ぶなら迷わずコレ!と思えたカットです。繊細ながらも拡大すればディティールがどんどん出てくるレンズなので綺麗な被写体であるかを選ぶのにも慎重になります。Q3 43のオートホワイトバランスは優秀で、JPEG撮って出しでも肉眼で見た色を描いてくれ質感も素晴らしく写してくれます。

f2 1/2000 ISO100
Q3 43は有効画素数6030万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載しており、デフォルトの設定ではカメラ背面のファンクションボタンを押すとデジタルズーム機能が使え、43mmをベースに60mm、75mm、90mm、120mm、150mmと白いフレームが表示され撮影時にトリミングが可能です。
写真は下からカメラを構えて見上げる構図で撮影したのですが、43mmそのままだと周辺に余計なものが構図に入ってしまうので75mmで切り取っています。鉄の硬さや質感と背後にあるガラス窓に当たった光が美しく、周辺の影の落ち具合とのコントラストがうまく切り取れたと感じます。

f2 1/125 ISO250
ここまで壁や金属等、固い被写体の写真を並べてきたのでここで柔らかい被写体を1枚。ショーウィンドウ越しでも手に取りたくなるようなパンや粉砂糖の質感が伝わってきます。Q3 43は背面右側に右手の親指を置くためのスペースがあり、サムレストを使わなくてもホールド感が良いカメラです。
この写真は片手で構えてさっと撮った1枚ですがバッテリーを含めた重さが793gありながらもレンズ一体型ならではのバランスの良さでブレることなく撮影できました。

f2.8 1/125 ISO200
このカメラに付いているアポ・ズミクロン f2.0/43mm ASPH.はアポクロマート仕様の設計のレンズとなっており、写真のような金属にハイライトの光が当たるシーンでは輪郭に紫や緑色の収差が出ることがあるのですが良好に補正されています。
また、マクロ撮影時は26.5cmから60cmの範囲で被写体に近づくことが可能で6030万画素のイメージセンサーとレンズの解像力により
等倍で切り出しても恐ろしいほどの解像力が実感できます。

f2 1/800 ISO100
撮影も終盤に差し掛かり帰路につく中で交差点で信号待ちをしている時にふと目に入って撮影した1枚。
先ほどはレンズの解像力がよく分かる写真でしたが、アポ・ズミクロン f2.0/43mm ASPH.は液体の質感描写も素晴らしく、ショーウィンドウの中で流れ落ちている水がまるで飴のようにとろとろとしており、何気ない1シーンも画にしてしまう力に魅入られます。
水という透明な被写体も「Leica Silver」のLOOKSによってガラスのような、何か別の被写体にも見えてくるのが面白いです。


いかがでしたでしょうか。
今回、FOTOSアプリを使ってQ3 43にLEICA LOOKSを入れるところから始まり、ライカ公式HPの「Leica Silver」の作例を見て雪山や青い海と島が綺麗なロケーションでないと作例を撮るのが難しいかと若干の不安を抱えながら撮影に出かけてきましたが、街中のショーウィンドウや壁といった硬質な被写体に反射した光を見つけながら良い雰囲気の写真撮影を手軽に楽しむことができました。
ライカ公式のLOOKSの説明では「穏やかなコントラストにより、写真に金属のようなクールな美を宿す」「明瞭なハイライトとわずかに持ち上げたシャドウが、モダンで控えめな雰囲気を生み出し、被写体の繊細な優雅さを際立たせます」とあり、確かに撮影した写真を振り返ってみると、水がまるでガラスのように見えたり、ショーウィンドウの中の赤い服がモダンで、繊細さと優雅さを感じられました。
また、最新設計のアポ・ズミクロン f2.0/43mm ASPH.はレンズ一体型のQ3 43専用レンズであることが納得の解像感、質感描写、ボケ味、色収差補正能力でした。Q3 43にはFOTOSから6種類のLEICA LOOKSを自由に入れることができ、これからも様々な被写体とLOOKSの組み合わせで楽しんでみたいと思いました。
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