ミラーレス一眼カメラは写真と動画の両方を撮れるものがほとんどですが、それでも筆者はどこかでカメラと言えばまず写真撮影機能ありきだと思っていました。
ところが新発売の『SONY α7S III』のキャッチコピーは「映像クリエイターの創造力を突き動かすフルサイズ一眼。映像世界を、意のままに」。
つまりまず映像ありきのミラーレス一眼カメラなのです。
これは映像の作例をいち早くお届けせねばなりません!
『SONY α7S III』は暗所に強いのが魅力のひとつですから、さっそく夜の街で撮影してきました。
組み合わせたレンズは『Lomography New Petzval 55mm f/1.7 MKII』。
『SONY α7S III』はフルサイズに1210万画素と、画素数が少ない印象があります。
もしかしたらもっと高画素な方が画質がよいのではと心配する方もいらっしゃるかもしれません。
これは画素数が少ないぶんひとつひとつの画素サイズが大きく、それによりノイズを減らす効果があるのです。
またα7Sシリーズといえば低照度撮影に強いのが特長のひとつですが、IIIでは裏面照射型構造になり更に高感度性能があがりました。
一方で低感度もISO80から対応しています。
それでは映像をご覧いただきましょう。
映像クリエーターから絶大なる信頼を誇るα7Sシリーズ最新機種『SONY α7S III』と、筆者の相棒『Lomography New Petzval 55mm f/1.7 MKII』の世界をどうぞ。