もっと自由なフルサイズへ。
本体重量はバッテリーとメモリー込みで509g!
ボディ内に手ブレ補正を搭載しているフルサイズカメラの中では最小・最軽量であるSONYのα7C
そんな小型・軽量のα7CにピッタリなレンズをSONYスタッフがご紹介いたします。
気軽に持ち出せる!軽くて使いやすい!をテーマにレンズを選びましたのでカメラデビューやレンズ選びの参考にしていただければと思います!
今回私がオススメさせて頂くのは、SONYのEマウント用のSIGMAのレンズです。
SIGMAの人気ラインのIシリーズ「50mm F2 DG DN」です。重さは350g。ボディと合わせると859gです。
『小さな標準に、大きな驚きを』というコンセプトで発売されたこのレンズ。本当に驚くほど小さく軽いです。
今回はこの軽さを生かし、α7Cでスナップ撮影での作例をご紹介させていただきます。
まず驚いたのが、この立体感、目で捉えた被写体を何気なく撮るだけでも、奥行きを感じられる写真が撮影出来ました。
竹林の小道を少しローアングルからパシャリ。
レンズとボディの総重量も軽く、レンズとも重さでもバランスが取れているので、小回りが利いて扱いやすいです。このような細かな動きでもストレスを感じない重さや形は、スナップ撮影では大変重宝します。
また、レンズ本体に絞りリングが付いているデザインがとてもいいです。
被写体によってはなるべく素早く、被写界深度を深く設定したいタイミングがあると思います。
絞りリングがレンズ側にあるとファインダーを覗いた状態でも難なく調整ができるので、個人的には使いやすいポイントの一つです。
α7cはスマートな外観も魅力の一つですが、他αシリーズと比べると前側にダイヤルが付いていないので、SIGMAのIシリーズとの相性がピッタリです。
そして何より見た目がかっこいい!
レンズ構成にはSLDガラス1枚、非球面レンズ3枚が採用され、各種収差がっしっかり補正されています。
開放絞りの逆光でも紫フリンジが最大限抑えられています。
SIGMAのレンズは、細かなデティールの表現が強みです。その分ボケも他メーカーと比べても少し硬い印象がありましが、このレンズはF2でありながら柔らかいボケを実現してくれています。
柔らかなボケと、綿毛の繊細なのデティールをご覧ください。スナップだけでなく、ポートレートでも活躍すること間違いなしです。
F2という明るさでありながら、常用レンズとして付けていてストレスのないサイズ感でスナップ撮影に大活躍でした。
Iシリーズの特色である全金属製のボディが重厚感を引き立ててくれます。