ソニーを愛し、ソニーに愛されたいスタッフが綴る「α Like」シリーズ。
なかなか写真を撮りに行くことが出来ない日が続き、休日はもっぱらPCに向かっています。
写真を整理していると、初めの一台『SONY α7III』を購入したばかりのころ(2年ほど前)
友人たちと行った旅行の写真が出てきて懐かしくなったので、回顧したいと思います。
地元、長野県から向かう静岡への旅路。
本懐の前に、道中にある「三島スカイウォーク」という日本最長の大吊橋へ寄り道。某宇宙大戦の主人公のような名前です。
私は高所好意症でして「高い・揺れる・落ちそう」というのが大好きで、アトラクション的に楽しむことが出来ました。
つり橋を渡りきると、その向こうには広大なアスレチックやフォトスポットがあるというレジャーパワーの高さ。
見渡していると、オリジナルキャラクターでしょうか?森の住人に出逢ったためパシャリ。
装着レンズは愛用の『SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA』です。被写体の質感を描きながらボケ味はふんわり。
「三島と言えばコロッケ」という静岡在住の知人の教えに導かれ、立ち去る前にみしまコロッケを頂きました。
天気が良ければ大吊橋のバックに富士山を臨むことが出来るそうですが、この日は天候の条件が合わず、視認できませんでした。
是非、再訪の折にはばっちり写真に収めたいものです。
そんなこんなで遅くまで大吊橋でわいわいしていたこともあって、目的地に着いたころにはすっかり夜。
宿へチェックインしてお部屋へ。「オーシャンビュー」が見どころのお部屋も夜ではさざ波の音でしか海の存在を判別できません。
就寝前に、少しだけ夜のお散歩へ。
以前に訪れた時は、人と人の間にかろうじて空間がある位の繁盛を見せていた観光名所も
夜になるとちょっと怖いくらいの静けさ。その気持ちを反映させるかのようにモノクロで撮影していました。
この日はお散歩だけで、ぐっすり就寝します。
翌朝、導かれるように早起きをすると2日目の始まりを告げる朝焼けがまさに登ってきているではありませんか。
上空は厚い雲が掛かっており登るほどに隠れてしまったのですが、いなくなる前の瞬間を収めた一枚。
2日目は思いっきり海沿いを満喫します。行き当たりばったりでいい所を見つけるのが好きなので、
事前に下調べはせず宿の方やお土産屋さんにオススメの場所を聞いたりしてどこに行くか見当を付けます。
欠かせないのは温泉饅頭。お店を4軒はしごして、あんこのきめ細やかさを比べたりしていました。
度肝を抜かれたのが、せっかくなので船に乗ろう!ということで船着き場へ赴くと「ゆったり遊覧船コース」と「疾走!モーターボートコース」の2コースが選べるではありませんか。
何を隠そう、高い所の次に疾走するモーターボートが好きな私は恐怖する友人をなだめすかす事に成功。ボートに怖がるなんて可愛いところがあるなと余裕ぶっていたのですが、そう思えたのも束の間。その数分後に私の考えこそが甘かったのだと海の上で後悔することになるのです。
乗船後の事はご想像にお任せしますが、友人とはとっても険悪になりました。(もちろん乗船中は撮影禁止だったため、映像等が無いのが悔やまれます)これは良くないと美味しい浜焼きをごちそうすることで難を逃れます。
旅行に持っていく用として重宝していたのが『SONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS』です。高倍率10倍ズームの望遠レンズで、撮りたいものはだいたい撮れるという優れもの。付けっぱなしにしておき、「ココはバチッと決めたい!」という時には単焦点に交換する。一眼の魅力にだんだんとはまっていくきっかけです。
そんなこんなでまさに全身で旅行を楽しみ、また海なし県へと帰っていったのでした。
肝心の写真を振り返ると、露出設定などもあやふやであまり上手ではないなと反省点もありますが
見返すことで楽しかった思い出が蘇ってきて、改めてカメラを手にしてよかったなと嬉しくなりました。
気軽に旅行などには行けない昨今、また色んな地に遊びに行けるようになったら
友人を誘ってバンジージャンプかジェットスキーにでも興じたいと思います。
それでは、次の「α Like」でお会いしましょう。