【SONY】α Like Vol.16 お散歩のベストパートナー「RX100M5A」
ソニーを愛し、ソニーに愛されたいスタッフが綴る「α Like」シリーズ。
朝夕の冷え込みに、布団が恋しい季節になってきました。
休日となると気が付けば半日以上横になっていることもしばしば。
これではいけない!と自分に鞭を打って自堕落な気持ちを正し、コタツに移動する日々。
それでも時たまに陽気に誘われてお散歩がしたくなります。
そんな時に最高の相棒になってくれるのが『SONY Cyber-shot DSC-RX100M5A』人気のRX100Mの5代目後期型。
さらに進化を遂げ望遠側が発達したRX100M6や、まさに完成系と呼んでも差し支えのないRX100M7も素晴らしいのですが、
明るい標準ズームを搭載しているRX100M5Aはスナップしながらのお散歩にはベストな存在といえます。
交差点で信号待ちをしていると心躍るエンジン音が近づいてくることに気付き、慌ててカメラを構えました。
無我夢中で露出設定を調整し、突然の流し撮りに挑戦!結果は大成功にはなりませんでしたが、疾走感のある画になりました。
しっかり設定を詰めて、もっと格好いいカットに挑戦してみたくなります。
お散歩するぞと意気込んだ日は、だいたい行き先を決めずに気の向くまま歩くことが多いです。その代わり、何か目印を見当付けてその方向に足を進めるのですがよく選ぶのが東京タワー。
無類の「高いところ・赤いモノ」好きの私にとってこの上ないランドマークで、足元まではよく訪れています。この日も良い赤、良い表情。
こってりとした影がまもなく冬が訪れることを予感させます。塀に寄りかかる形はまるでかかしの兄弟のよう。
何気ない一枚も、なんとなく設定やストーリーを(勝手に)考えながら撮ってみると楽しいものです。
やや日が傾いてきたのを感じ、そろそろ帰路に着こうかなと考え始めます。
目的地のないお散歩は終わり時を見つけるのが難しいので、いつも「アルバムが一周したら終わり」「ラジオが終わったら帰る」など耳と相談しています。
学生時代から深夜ラジオが好きで、人格形成に多大な影響を受けています。今でもほぼ毎日「ビタースウィート・サンバ」を聞いています。
カメラを携えることで、お散歩の濃度が高くなったように感じます。
目に入ってくるいろいろな街並みを「切り取るのならどんな風が良いだろう?」と常に意識しながら見るようになりました。
光が、色が、形が、こんなにも楽しいものが日常には沢山待っているんだなという幸福感。そのひとつひとつを好きなように自分のイメージにはめ込んでいくのはなんだか贅沢です。
歩いては撮って、たまに止まって、また歩いて、宝物を手にした帰り道。
それでは、次の「α Like」でお会いしましょう。