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【SONY】α1 先行展示 体験レポート Part.2

【SONY】α1 先行展示 体験レポート Part.2

お待たせいたしました!
「SONY α1」先行展示 体験レポート Part.2は、前回よりも深化した内容でお送りいたします。
もちろん今回は当機種で撮影した実写もありますので最後までぜひご覧ください。

(展示会は新型コロナウイルスによる自粛要請を受けて完全予約制となっております。詳細はソニープラザ銀座HPをご覧ください。)

さて、ご覧いただいているのは『α1』に『FE 35mm F1.4 GM』を装着しています。
2月12日に発売を控えた、こちらも大注目を集めているレンズです。
『FE 35mm F1.4 GM』の先行体験レビューも公開しておりますので、そちらもご覧ください。

双方ともに発売前の商品ではありますが、「このまとまり感」は素晴らしい。
手にしっかりと馴染むサイズ感に仕上がっています!

コントラストのメリハリがあり、色再現も心を弾ませてくれる写りです。
開放にも関わらず中央にある鳥の模型は、目の周りの細かい凹凸まで繊細に写しだしています。
背景のボケ味も実になめらかでとろける様な雰囲気。

35mmという焦点距離は動画、静止画を共に撮影しようと考えている方には非常に使いやすい標準の画角。
しっかりとした作品撮りにも、また気軽にスナップに連れ出すのにも使えそうなわがままなセットです。

『α1』はフラッグシップモデルという事で、特別なストラップが付属します。
メーカーロゴとモデル名が刺繍されており、高い質感は付属品とは思えない高級感。
マウントカラーに合わせたオレンジのワンポイントも目を引きます。このストラップのためにα1を買いたくなってしまうような素敵な逸品です!

Part.1でも触れていますが、『α1』の電子ビューファインダーは「α7SIII」と同等でとても見やすいです。
クラス最高解像度の約944万ドットの高精細OLEDと、接眼光学系や機構を採用しさらに防塵・防曇性能も強化。
マスクが必須な最近の時勢を考えると、曇りづらくなっているのはとてもありがたいです。

「α7SIII」よりも処理性能が高いゆえにEVFも強化されている部分があります。それが、ファインダーを覗いた時に表示される画面の滑らかさ。

「α7SIII」では標準(60fps)・高速(120fps)の2モードから選べた静止画撮影時のファインダーフレームレートは、『α1』ではさらに滑らかな「より高速(240fps)」が選べるようになり、速く動く被写体を追いやすくなりました。
また、上下左右にパンする際にも残像が大幅に低減。ミラーレス史上最大に見やすいファインダーの誕生と言っても過言ではありません。

ただし「より高速」モードを使う時には条件があり、対角視野角が約33度に固定されます。
ファインダー像が通常時で約41度ですので、少し小さくなるというイメージです。
実際にどれくらい変わるかを比較するため、それぞれの時のファインダーの中を撮影したのが上の比較画像です。
確かに小さくはなっているのですが、私の感覚ではむしろ約41度という視野角は見えすぎなほど見えているので、
約33度になっても見ずらいという事は全くありません。こちらは是非体験して頂きたい部分です。

こちらは、実際に「より高速」モードを使ってみた動画です。
使用レンズは「Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount」。

マニュアルフォーカス時でもどれくらいピントの山が掴みやすいか…を実証したのですが、とても分かりやすい!
ピント部を拡大しなくてもありありと分かるので、全体の画角を見ながらフォーカスリングを操作できます。
ピントのピーキング機能ももちろん備わっていますが、ここまでハッキリ視認できるのであれば使う必要はないかもしれません。

しかしさすがアポランター、素晴らしい写りです。Eマウント用MFレンズの中でも最高の一本だと思っています。
そのすべての性能を余すところなく引き出せるのは、やはり「α1の性能の高さ」でしょう。

既にご覧頂いておりますが、今回は実際に『α1』で撮影したデータを持ち帰れるという事でメモリー挿入部も同時にチェック。
「SDメモリーカード (UHS-I/II対応)」と「CFexpress Type Aカード」のダブルスロット仕様は「α7SIII」と同等です。

同等と言いましたが、実はここにもひっそりパワーアップされている部分があります。
今までも2つのスロットでRAWとJPEGを同時記録、または振り分け記録することが出来ました。(例:SLOT 1にRAW、SLOT 2にJPEG)
同時記録の場合には同じファイルでの記録でしたが、『α1』ではファイルのクオリティを個別に設定することができ、
バックアップ時の記録管理がより細かく出来るようになっています(例:SLOT 1にJPEG X.FINE、SLOT 2にJPEG STD)

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ソニーの非常に強力なAF性能はご存じの方も多いかと思います。
シャッターボタンを半押しするだけで粘り強く、素早く被写体を自動追尾してくれる「リアルタイムトラッキング」がさらに強化。
なんと瞳AFに「鳥」のモードが追加されました!野鳥撮影をしているフォトグラファーからすれば、非常にありがたい機能でしょう。
上の動画では「人物」、「動物」、「鳥」のそれぞれのモードでしっかり瞳を認識しているのがわかります。

また、「鳥」の撮影時は実際にSDカードを入れて撮影を行いました。
設定は連続撮影モード「Hi+」の記録は「JPEGのみ」。30コマ/秒の最高速度を体感しました。
『α1』の魅力である連写時の「ブラックアウトフリー」もこちらで確認いただけますでしょうか。
カメラを左右に振っても滑らかに瞳を追い続け、ピントもバッチリ。その間も被写体を見失う事はありません。
あまりの気持ち良さに10秒間程シャッターを押しっぱなしでいたため、気が付いたら300枚ほど撮影していました。

こちらの動画では瞳AFを「鳥」に設定して、カメラを動かしています。
犬と鳥がほぼ同距離に並んだ状態ですが、しっかりと鳥だけを認識して瞳を追従してくれています。
このようなシーンは現実にはあまり多くないと思いますが、それだけAIが正確であることが分かりました。

イメージセンサーの撮像画面の約92%に位相差測距点数が759点もあることに加え、高性能BIONZ Xエンジンの掛け合わせによる
圧倒的な広範囲・高速高精度・高追随を果たす本機のAFは「4D FOCUS」と名付けられています。

ソニーショールームの方に教えて頂いて大変驚いたのが、この位相差測距点数がAPS-C読み出しモードにしても変わらないという所です!
動画を見ると、35mmフルサイズ時とフルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時の設定で比較をしても同じようにポイントが反応し、AF追従してくれているのがわかると思います。

私もソニー機で単焦点レンズを使用するときに頻繁に「APS-C/Super 35mm」モードを使うのですが
その際でもAF性能が全く変わらず高水準で使えるという事で思わず「凄い!」と言ってしまいました。

「APS-C/Super 35mm」モード繋がりでもう一つご紹介。

「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」は超望遠ながらソニーらしいコンパクトネスと素晴らしい解像感を持つGMレンズ。
望遠端で連写をしたとして、もう少し望遠距離を延ばしたい。Super 35mmモードに切り替えて400mm×1.5で600mm!よし切り替えよう!
とすると、今までのモデルでは連写の書き込み中にはモード変更が出来ませんでした。

ところが、エンジンが強化された『α1』ではこの切り替えがバッファ中でも行えてしまうのです!
私自身、サーキットへ撮影に行ったときなど度々「不便だな」と思っていた部分だったのでこれには本当に感動し、
本日二回目、食い気味の「凄い!」が出てしまいました。ソニーのスタッフの方々、ありがとうございました。

今回は瞳AFの追従性能や位相差AFのポイントを記録するために「ATOMOS NINJA V」を持参して画面録画を行いました。
入出力共にHDMI端子が使えるという事で、タイムラグもなくシームレスに収録することが出来ました。
動画撮影で本格的に使いたいと思っているクリエイターには必須の組み合わせとなるでしょう。

さて、Partを2回に分けてお送りした『SONY α1』の先行体験レポートですがいかがでしたでしょうか。
スタッフも非常に楽しみにしているモデルという事でその魅力全てをお伝えできているかいささか不安もありますが、
また実写レビューをスチル・動画共にお届けしたいと考えておりますので、今しばらくお待ちください。

発売日は3月19日(金)を予定しており、只今絶賛ご予約受付中です。ぜひ、マップカメラでのご予約をお待ちしております!

・『α1 先行展示 体験レポート Part.1』はこちら↓

【SONY】α1 先行展示 体験レポート Part.1

・『FE 35mm F1.4 GM 先行展示 体験レポート』はこちら↓

【SONY】FE 35mm F1.4 GM 先行展示 体験レポート

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[ Category:SONY | 掲載日時:21年02月04日 19時33分 ]

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