【SONY】α Like Vol.18 「SuperGT 2021 最終戦」を600mmで見届けた日。
SONYSONY G Master/G lensα Likeα1α9III 120コマ/秒対応カメラの楽しみ方単焦点を楽しむ
ソニーを愛し、ソニーに愛されたいスタッフが綴る「α Like」シリーズ。
日本最高峰の自動車レースの一つである「SUPER GT」。
国内外の様々な自動車メーカーが、その技術と想いをぶつけ合う熱き戦いです。
前回、「α1で挑むモータースポーツ」と題して2021年の記念すべき第1戦を撮影したブログをご覧いただきました。
先日「富士スピードウェイ」行われた最終戦。
年間を通して行われた各レースの結果をもとに、遂に年間チャンピオンが決まろうという大舞台。
意を決して最終日の11/28の一日だけ撮影に行って参りましたので、その写真をご覧ください。
今回の使用機材は
・カメラ
SONY α1
・レンズ
SONY FE 600mm F4 GM OSS(+1.4x Teleconverter)
前回は200-600mmで快適に撮影を行ってきたのですが、今回はどうしても応援チームの勇姿を収めたいと
ワガママにも超望遠単焦点「ロクヨン」をチョイス。現行モデルのソニー純正レンズでは最長、最強の一本と言っても過言ではないでしょう。
それでは、この組み合わせで撮影してきた写真をご覧ください。
決勝日は意外とレースが少ないので、短時間でバシッと撮る必要があります。「F4」の決勝戦、高速で走り抜けることに特化したフォーミュラカー、ドライバーは走りながら富士の風を切っているのでしょう。そのヘルメットの中に秘める熱い気持ちをシャッタースピード1/2000 秒で射止めます。
静止画に躍動感を込める「流し撮り」。遠く、早いほど難しく感じます。今回撮影に挑んだカーブはやや遠い一。「×1.4 Teleconverter」を装着して換算840mmで狙います。
流し撮りをするときは車体にピントを合わせるのか、ヘルメットに合わせるのか、迷うところですがほぼ真横から狙う構図の際にはヘルメットが良いようです。
さて、いよいよ午後は「SUPER GT」の決勝レース。「クラス500」と「クラス300」のGTカーが一斉に走り抜けます。最終レース開催を祝ってフライトショーが行われます。素晴らしいアクロバット飛行、グランドスタンドで600mmのレンズを使うとパイロットの表情まで写ってしまいます! たった数分とは思えない圧巻のプログラムに感動しながら、スタートを待ちます。
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さて、それでは、ここからは最高に格好良いそれぞれの姿をご覧ください。
同じカーブから狙っているので画角のバリエーションがなく申し訳ないのですが、逆に言えばそれぞれ個性的なマシンのデザインをじっくり見ることが出来ます。そして日差しがマシン内にも差し込んでいるカットでは、各ドライバーの鋭い視線を感じることが出来ます。
今回は望遠単焦点ということで、望遠ズームの時にはあまりやらなかった「網抜き」を試してみたのですが、なかなか難しい・・・。反省の残る撮れ高です。しかし、まるでゴールに向けてその瞳を輝かせているような表情が撮れたのは個人的に感動でした。次回はもっとこの方法を上手になりたいです。
開幕から応援していたチームは見事クラス総合優勝を飾り、とてつもない感動をもたらしてくれました。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
次の「α Like」でお会いしましょう。