【SONY】α Like Vol.22 夏の「あきたび」にZV-E10を連れて
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ソニーを愛し、ソニーに愛されたいスタッフが綴る「α Like」シリーズ。
久しぶりにちょっと遠くに足をのばしたくなり、何か面白そうな「夏満喫」出来るものは無いか・・・と探してみたところ、あんまり行ったことのなかった東北地方が思い浮かびました。
動画撮影を手軽に楽しめたらと、この度『SONY ZV-E10』を購入したこともあり、この機会に初陣と洒落込んだのでその写真をご覧ください。
満を持してやってきたのは秋田県は男鹿半島。東京で見る海とは違って、おおらかで「どっしり構えているなぁ」という印象です。
夜に楽しみを控えながらもこの日はあいにくの悪天候。まばらに降る雨を避けながら、移動の合間にすこしずつ写真を撮っていきます。
『SONY ZV-E10』に組み合わせたレンズは、一本で幅広い撮影レンジをカバーする『SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS』です。パワーズーム機構があり動画撮影にも効果的に使える便利な一本です。もちろん、この組み合わせでスナップ撮影も快適。手ブレ補正のないボディでも、シャッタースピードの稼ぎやすい日中の撮影ならば問題有りません。
さて、ここで本番の前に腹ごしらえを。せっかくなので海の幸を・・・と思いましたがあいにくの雨で冷えた体は暖かいものを欲します。三大うどんにも数えられる名産「稲庭うどん」の手法を用いた稲庭中華そばを頂きます。どこまで行ってもラーメンを欲してしまう罪深き自分も、こんな日は許してあげようと思います。
さて、さらに移動して今夜のメインディッシュ、一番楽しみにしていたイベントへ向かいます。能代市で古くから続く、大型七夕行事「天空の不夜城」です。能代を治めた檜山城主、安東愛季に因んだ高さ日本一の「愛季-ちかすえ-」と、江戸時代に名古屋城を模した城郭灯籠を初めて作った大工、宮腰嘉六に因んだ「嘉六-かろく-」という2基を中心に城郭七夕灯籠が市内メインストリートを練り歩くというお祭りです!東北には有名な夏祭りが多数あり、非常に悩んだ結果この迫力を生で味わうべくこちらへやって来ました。
灯籠を引くのは地元学生の皆さん。はつらつとした姿に胸を打たれます。昨今の情勢から、2年ぶりの開催となった天空の不夜城。きっと、青春の一ページに深く刻まれるのではないでしょうか。
日が落ち始め、空が夜を迎えます。灯籠の名の通り光り輝く不夜城。天高くそびえる姿はまさに圧巻です。写っている「愛季-ちかすえ-」は高さ24.1mと3~4階建てのビルにも匹敵します。設計した人、作った人、そしてそれを動かす人。いくつもの技が集まってこの感動が生み出されているんだな…と涙腺が緩みます。私も「撮る人」としてそこに混ぜてもらおうという算段です。
そもそも夏祭りに出かけたのが何年ぶりだろう…というくらい久しぶりで、日本の夏はこんなに活気にあふれていたんだなと思い出すことが出来ました。今はまだ大変な時期ですが、いつか大手を振って楽しめる日がまた来るようにと祈るばかりです。
折角のVlog機なので動画にも挑戦。終始雨の降る中で難しい環境ではあったのですが、軽い機材に助けられました。『SONY ZV-E10』は非常に楽しくて優秀なカメラです。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。次の「α Like」でお会いしましょう。