【SONY】α7IVと夕暮れの山
前回、「遠くの土地まで散歩に行こう!」と思い立ち牧場で牛舎を見学した私です。
今回の記事はその続きになります。牧場からまだまだ散歩を続け、電車に再び乗ったのは15時過ぎ頃。
足を延ばしてもそこまで時間がかからない高尾山を目指して移動します。
高尾山に着いたのは16時半頃でしたが、こんなに人が少ない高尾山は初めてです。
見渡す限り人が全くといっていいほど居ません。
高尾山というと、紅葉の時期にケーブルカー乗り場に行列ができて2時間待ちになるほど混んでいるイメージが強くあるのですがシーズンオフだとこんな感じなのは存じ上げませんでした。
それでは、ケーブルカーに乗って山の中腹までいってみましょう。
タイミング良く到着したので、それに乗り込みます。
乗り込む前にこの静けさ、もしやを思って車内を見ると…なんと誰も乗っていない。
高尾山には何度となく来ていますがケーブルカーを独占して乗るのは初めてです!
いつも混んでいて前に座る人の頭が車窓から見える景色を撮ろうとすると入るのが悩みでしたが、今回はゆっくりじっくり車窓の外を撮影することができます。
一番前の席に座り、悠々とカメラを構えてトンネル越しのプラットホームを1枚。
車窓の外を撮影するのが楽しく、あっという間にケーブルカーは急こう配になる高さまで上がってきました。
流石にこの角度だと一番前の席からの景色は迫力があります。
ケーブルカーで上に着いたのは16時40分頃でした。
駅を出て、最終の便を確認すると撮影できる時間は30分ほど上も人がまばらで点在する売店はすでに営業を終了している時刻です。
この日の日没は16時50分頃の見込みということで最終便まで日没の空の色観察をしていこうと思います。
山口よりも気温は何度か低くくなっていたと思います。動いていないと指先が悴んでしまいそう。
暖かい飲み物を片手に遠くを眺めていると、地平線が薄っすらと茜色になってきました。
売店や、リフト乗り場など普段なら人が多く行き交う通りなのですが、この時間は私以外の人間が全く見当たらない。
歩きなれた山ではありますが違う姿に新鮮な気分です。
高尾山の薬王院周辺に特に多く見られる三六童子像。
高台の崖に立った像越し見る夕焼け間際の遠景もなかなか綺麗です。
ちなみに、この三六童子像は一つ一つの像が姿が異なります。
不動明王の眷属で、それぞれ名前がある守護神です。
そろそろケーブルカーの最終便が…と思いながら粘っていると地平線に美しいグラデーションが出来始めました。
時計を気にしながら最後まで粘っていきます。
α7IVが映し出すグラデーションが美しいです。
筆者はずっとα7シリーズを使っているのですが、光の捉え方がα7IIIから各段に上手になった気がします。
今回の散歩はここまで。また次の休日にカメラを持って遠くまで散策しにいってみたいと思います。
今回使用した機材はこちらです