【SONY】α7IV と FE 20-70mm F4 G の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載してまいります!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説してまいりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回はSONYの「α7IV」と「FE 20-70mm F4 G」を持って撮影してきました。
「α7IV」はα7シリーズの最新機種。
有効約3300万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー、最新世代の画像処理エンジンを搭載したフルサイズミラーレス一眼カメラです。
「FE 20-70mm F4 G」はSONYが「標準ズームレンズの新基準」と謳う、焦点距離20-70mmをカバーするレンズです。
小型・軽量で、ズーム全域で高い解像性能を発揮します。
それでは赴いた先で撮れた写真をどうぞご覧ください。
日中の室内では窓際の景色に惹かれます。
さっそく広角端20mmと望遠端70mmで一枚ずつ。
最短撮影距離は30cmと短いので、同じ室内の窓辺であってもこんなにも広く写せたり寄れたりと、表現の幅が広いレンズです。
望遠端で花牡丹に寄ってみると、フリルの美しさに見とれました。
ズームレンズは望遠側が暗くなることもありますが、本レンズはF4通しなのでこのような大きなボケ味を得ることができました。
高画素の「α7R」シリーズとまではいきませんが、写真の大きさは7008x4672pxと大きい方です。
ベーシックモデルでありながらフラッグシップ「α1」などが採用している画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載していることもあり、スムーズに連写する利便性と好バランスだと思います。
公園に蒸気機関車があったのでひと部分を切り取り匂わせてみました。
詳しくない自分はこのヒントでは答えを思い浮かべることができませんが、さらに部分的でもわかる人にはわかるのかもしれません。
2枚は同じくらいの時間に撮影した同じ車体の金属ですが、その質感が異なることから印象も全く異なります。
どちらもその雰囲気が伝わってくるので「FE 20-70mm F4 G」は小さいながら優秀なレンズです。
ここまで暗くなかったのですが、木のシルエットと空の色を出すためにアンダーに補正して撮りました。
暗くすることで空の色が濃く出て、思った通り綺麗な一枚になりました。
「α7IV」は先述の通りフラッグシップと同じ画像処理エンジンを積んでいることにより、階調表現や色再現が優れているので、見たものを鮮やかに写すことができるのです。
いかがでしたでしょうか。
「SONY α7IV」はフラッグシップと同等の各機能と、バランスのよさが光る一台でした。
「FE 20-70mm F4 G」は使いやすさ焦点域と携行性が魅力の、こんなレンズがほしかったと思える一本でした。
どちらも必ず活躍してくれる機材なのでおすすめです。