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【SONY】進化したGMレンズを先行体験!「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」

【SONY】進化したGMレンズを先行体験!「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」

衝撃的なミラーレスフラッグシップモデル「SONY α1」の登場でカメラ業界を驚かせてくれたと思えば、新しい動画向けカメラ「SONY VLOGCAM ZV-E10」で新規ユーザー層の動画撮影をサポートするなど、革新的なモデルをリリースし続けるソニー。勢い止まらず、次の展開はどんなものに?と期待を寄せる中、新しいG Masterの称号を掲げるレンズ『SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』が先日発表されました。

先出の「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」(以下、従来機)はすでに大人気レンズですが、その登場はなんと5年前。当時としては最高品質のレンズであったことは確かで、今使ってもなんら不自由のない素晴らしいズームレンズです。しかし、そこで妥協しないのがソニーイズム。より高性能となったボディと強力なマッチングを図るべく、遂にリニューアル版が登場するということなのです。

本日よりソニーショールーム銀座で開催している「先行展示会」で実機に触れて参りました。ソニーを愛し、ソニーに愛されたいスタッフによるレポートを是非最後までご覧ください。

まずは外観をご覧いただきます。「SONY α1」に装着されている姿は率直に言うと「見慣れた安心感」というところです。今までのGM白レンズを踏襲した姿であるのはもちろん、外寸に関しては従来機と全く同じ。 ソニーのブレないスタイルに感服しつつ、内心どこかで「目新しい感動はないかな」などと思っていたのですが、それは大きな間違いでした。 手にしてとても驚いたのはその感覚。「か、軽い!」本当に驚きました。従来機から435gの軽量化がなされているということで数値上軽いことは当たり前なのですが、持った時に手で感じる重さがあまりにも違います。単なる軽量化だけでなく、レンズの前後バランスを綿密に見直したのだと感じます。持って納得、そして構えた時やレンズを取りまわす際も、軽くとてもラクに感じました。大三元望遠ズームという確立されたカテゴリの中で、その重量は各メーカーが足並みをそろえていたイメージでした。ここにきて、ソニーが一歩前に抜きん出たなという印象です。

レンズ構成表をご覧ください。さまざまな特殊硝材を駆使することで14郡17枚と枚数を減らしながら、描写性能はGMレンズにふさわしいものになっています。ご注目頂きたいのが構成表の中にある「ED(特殊低分散)非球面レンズ」という一枚。軽量化に大きく起因する硝材で、ソニー製レンズで今回が初めての採用だと伺いました。こういった隠れた部分からもメーカーの「本気度」が伝わってきます。(画像は公式ページより参照)

それではディティールを見ていきましょう。まずはレンズ鏡筒の左側面に配置されたスイッチ。今回『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』に新たに追加されたのが以下の2つ。

・フルタイム DMF のON/OFF 「フルタイム DMF」とは、AF-Cモードで撮影中でも、フォーカスリングを回転させると瞬時にマニュアルフォーカスに移行する機能です。 これにより、AF-Cで大まかなフォーカスを合わせた後にMFで細かいピントをさらに追い込めるようになりました。誤動作を防ぐため、スイッチでON/OFFが可能です。

・手ブレ補正 MODE3 従来の撮影に適した手ブレ補正のMODE1、流し撮りに対応するために横方向の手ブレ補正の効き具合を緩やかにしたMODE2に加えて、不規則な動きの被写体に対しても追従感が向上するMODE3を追加しました。 動きの読めない動物の撮影や、一瞬の動きで勝負が決まってしまうスポーツ撮影などで活躍します。手ブレ補正の効果としてはMODE1と同等ですがとっさにカメラを動かしたときに画面がカクカクすることを防いでくれます。こちらもスイッチによって簡単にMODEを変更することが可能です。

より細かい要望を叶えるべくブラッシュアップされた機能。それを手元で簡単に操作できるとあって、利便性が向上しています。

見た目・機能上の大きな変更点として、絞りリングが追加されました。F2.8~22・Aモードに対応しており、レンズを支えている左手で撮影しながら絞りを調整することが可能になりました。もちろん従来機同様ボディの操作ダイヤルに絞り操作を振ることもできますので、その場合はAモードにしておけば問題ありません。GM単焦点シリーズでは既に実装されてきた絞りリング、待ち望まれていた方も多いのではないでしょうか。私は短時間の操作ですっかり気に入ってしまいました。

絞りリングに関してのスイッチが2つ用意されています。ひとつはGMシリーズの単焦点レンズ等で実装されているクリックのON/OFF。ONであれば絞りを変えるごとに「カチッ」という感触がしますので、スチル撮影時にファインダーを覗きながら絞りリングを操作しやすくなります。逆に、OFFにした場合は動画撮影で使いやすくなるでしょう。滑らかにF値を切り替えることで映像表現として活用したり、またクリックの音や振動がカメラに伝わらないためノイズの発生を防ぐことにもなります。

もうひとつがアイリスロックスイッチ。こちらは恐らくシネレンズ以外では初めての搭載になると思います。ONにするとF22とAの間がロックされるようなイメージです。ON時には「Aモードで固定」or「F2.8~F22」で絞りを調整することが出来、OFF時にはF2.8~Aモードまでシームレスに変えることが出来ます。Aモードに固定してボディ側で絞り操作をしたいときに活用する機能です。

こちらは変更点ではございませんが、さまざまな機能を割り当てることが出来るフォーカスホールドボタンは3つ搭載。すでに需要のある機能は完全に引き継がれていますね。

また、細かい部分ですが従来機に付属していたのが花形フードだったのに対して『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』は丸形フードに変更されています。形の好みもあろうかとは思いますが、丸形にすることでフードを下にして一時的にカメラを地面に置くときなどにより安定するようになりました。外周にしっかりゴム加工がしてあり、傷もつきにくくなっています。

外観上の主な変更点は以上です。ひとつひとつが意味のある、そしてなによりユーザーが「あとこれがあればな…」や「この機能があれば痒い所に手が届くのに…」と思っていたであろう部分をしっかりと掬い取っていて、ますますこのレンズに対する好感と期待値が高まりました。

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それでは次にソニーの類似レンズとの比較を見ていきましょう。 まず、同じ焦点距離を持つ3本のレンズの主要スペックの中から、比較すべき部分を表一覧にまとめましたのでご覧ください。

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II FE 70-200mm F2.8 GM OSS FE 70-200mm F4 G OSS
レンズマウント ソニー Eマウント ソニー Eマウント ソニー Eマウント
レンズ構成 14郡17枚 18郡23枚 15郡21枚
開放絞り(F値) 2.8 2.8 4
最小絞り(F値) 22 22 22
絞り羽根(枚) 11 11 9
最短撮影距離(m) 0.4-0.82 0.96 1-1.35(MF時)
最大撮影倍率(倍) 0.3 0.25 0.13
フィルター径(mm) 77 77 72
テレコンバーター 対応 1.4 / 2倍 1.4 / 2倍
フードタイプ 丸形バヨネット式 花形バヨネット式 丸形バヨネット式
外形寸法 最大径x長さ(mm) 88 x 200 88 x 200 80 x 175
質量(g)※三脚座別 約1045 約1480 約840

目を引くのがレンズ構成。従来機と同等以上の描写性能を謳いながら、最新の光学設計によりレンズ枚数はかなり抑えられています。なんと「FE 70-200mm F4 G OSS」よりも少なくなっているというのですから驚きです!そして、その効果が表れているのが質量。前述のとおり、GMの2本は全く同じ外形寸法になっていますが、約29%もの軽量化が実現しています。メーカーの威信をかけた大三元超望遠が約1Kgという軽量っぷり、ソニーの今持てる技術の粋を凝らして設計されているのだと感じます。

左 FE 70-200mm F2.8 GM OSS II / 中央 FE 70-200mm F2.8 GM OSS / 右 FE 70-200mm F4 G OSS

それでは外観を比較してみましょう。GMの2本はやはり並べてみても背丈がほぼ同じ(異なるリアキャップを装着しているため、若干の違いが出ています)ですが、くびれ方というのでしょうか、鏡筒デザインがリフレッシュされているようです。絞りリングが実装された分、フォーカスホールドボタンは前玉側に位置し、フォーカスリングもスリムになっています。おそらく従来機の場合はこの位置でベストだったのでしょうが、重量バランスを見直したことでボタン位置やフォーカスリング設計が見直されたのでしょう。私が手に持った時に、自然とフォーカスホールドボタン付近に左手が伸びたのもそんな理由のような気がします。

Gレンズとは比べるまでもないのですが、やはり小さい。デザインに関してはこちらを踏襲しているのかもしれません。よく似ていてまるで兄弟のようです。

左 FE 70-200mm F2.8 GM OSS II / 中央 FE 70-200mm F2.8 GM OSS / 右 FE 70-200mm F4 G OSS

上から3本のレンズを覗き込んでみました。フィルター径はGM2本が同じく77mmで、従来機から買い替えようという方もフィルターはそのままお使いいただけます。
若干角度がついて見づらくなっており申し訳ないのですが、レンズ構成が違うのが見て取れました。

左 FE 70-200mm F2.8 GM OSS II / 右 FE 70-200mm F2.8 GM OSS

並べて気付いた些細なポイントなのですが、従来機はGMバッジが鏡筒の左側に添えられ、逆サイドには「SONY」の文字が入っています。しかし『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』はなんと逆サイドにもGMバッジが付いているではありませんか!メーカーロゴは場所を変え、左右に輝くG Masterの証。これぞII、ということなのでしょうか。機能に影響するわけではありませんが、何故だか嬉しくなってしまいました。

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次に、GMレンズということで気になる描写を見て頂きます。といっても、今回はあくまで外観のレポートがメインですので簡単に。
絞りごとのボケ味やピント部分の解像感を見比べて頂ければと思います。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:178mm

しかし何といっても解像感は開放から素晴らしいの一言です。こちらのカットは展示されているまま、「SONY α1」に装着して撮影を行いました。
背景のボケも素晴らしく、早く様々な被写体をこのレンズで撮り収めたいという気持ちが沸き上がってきます。

従来機と比較して「最大約4倍のAF高速化」ということで、2本のAF速度を動画で比較してみました。手持ち撮影のためフラフラとしていますが、その速さが見て頂けると思います。すでに爆速で有名だった従来機のAFは「シュッ」という感じでピントが来ます。しかし『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』はそれを超える速度、体感だと「ギュンッ」です。
正直、あまりの速さに何も言えませんでした。今回は外部収録のためボディを「α7R IV」で比較を行いましたが、「α9 II」や「α1」であれば、より凄まじい高速AF体験を得ることが出来るかもしれません。
新たに、ソニー独自の4基の高推力なXDリニアモーターを搭載しているということでその差は歴然。一度味わったら戻れないかもしれません。
動きの速い被写体や、前後のフォーカスポイントを行ったり来たりするシチュエーション等で今までよりも快適に撮影を楽しむことが出来るようになるでしょう。
そして、それがスチル撮影だけではなく動画撮影にも最適化されているというのですから驚きです。ぜひ動画でもAF性能を活かした映像表現をお試しいただきたいです。

第1弾として駆け足で魅力をお伝えしてまいりましたが、実写レビューなどご期待に沿えるようコンテンツを準備してまいりますので、お待ちいただければと思います。


 

▼ご予約開始日は10月26日(火) AM10時を予定しております。ぜひマップカメラでのご予約をお待ちしております▼

 

 

 

[ Category:SONY | 掲載日時:21年10月22日 19時07分 ]

 
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