
【SONY】α7C IIは重くない!夜の街スナップ最強の相棒
街にゆっくりと夜が下りてくる時間は、光の表情が豊かになります。
今回持って行ったカメラは「SONY α7C II 」「 Batis 40mm F2 CF」を組み合わせました。α7cⅡは高感度耐性と手振れ補正が優秀で、暗所に入り始めるタイミングでもノイズを抑えつつディティールを残してくれます。一方、Batis 40mmはコントラストの立ち上がりが良く、夜の街頭の光源や反射面でも崩れにくい描写が魅力です。
開放付近でも周辺の滲みが少なく、夕暮れの残光までも質感を保ってくれました。
夕方の日が落ち始めるころから、撮影をはじめました。ふと空を見上げると秋を感じるようなひつじ雲がピンク色に照らされていました。
この時間帯は明暗差が大きく、空は明るいのに地上は一気に暗くなる難しい条件ですが、「α7cⅡ」の広いダイナミックレンジのおかげで濃いピンクとオレンジのグラデーションと建物の影を1枚に自然に写してくれました。歩きながら見上げるたびに色が変わっていく様子を切り取れる楽しさを感じれることは、このボディの扱いやすさを実感する瞬間でした。

暫く歩くと、夕焼けの雲と色がカーブミラーに反射していることに気が付きました。そこで撮ってみると「Batis 40mm F2 CF」の描写の良さが感じられました。ガラス越しの写真だと色が転びやすいのですが、Batisはそこを自然に抑えて、反射して空の赤みをを柔らかくまとめてくれました。最短撮影距離が24mmまで寄れるのでミラーを全面的に使った写真が撮影できたことも良かったです。


日が沈み切った後に天王洲アイルに向かいました。私の日常生活範囲内では全くないのですが、先日展示会で初めて行った場所になります。至る所に目を向けるとたくさんのアートが描かれており何も考えずに街中を歩くだけでとても楽しくなれる場所です。
このあたりから一気に光量が落ちるのですが、「α7cⅡ」の暗所AFは迷いが少なく、光源の少ない夜景でもピントをしっかり合わせてくれました。レンズもフレアが控えめで、ランタンや橋が滲みすぎず、透明感や光源による玉ボケで幻想的な写りになりました。

このレンズのもう一つの強みはCF(close focus)です。マクロレンズではないレンズでありながら近接撮影が可能なレンズに付ける名称を持っている「Batis 40mm F2 CF」、最短撮影距離は0,24mで十分に寄って撮影することが可能です。通常の焦点距離のレンズだと撮る事が出来ない距離で撮影できるとまた違う表情を出してくれます。

Knit:LVEU.
Skirt:classicalelf
Shoes:DISCOAT
Scarf:古着
Strap:MAPCAMERA細OBIストラップ リングタイプ ~源氏物語~ 浅縹の織物 青色

今回はストラップとカラーをリンクさせてコーデを組んでみました。冬の始まりを表せるような深い青色で、シンプルになりすぎないようにスカーフや安全ピンでとめるニット、ボディのカラーリングでもアクセントをもたせます。カメラとのリンクコーデで行く撮影は撮影している自分自身の気分も上げてくれる素敵なものになりました。
今回、夕方から夜にかけて撮影を行い、時間ごとに光が切り替わっていく中で撮っていると、機材の特徴が思っていたよりも素直に表れて、改めて使いやすさを感じました。
特に「α7cⅡ」の軽さは、歩きスナップでは助かりました。立ち止まったときにすぐ構えられて、気になったものを撮れるので、今回のように風景の変化が多い時でもテンポよく撮影が続けられました。また、「Batis 40mm F2 CF」との組み合わせも軽くて描写も安定していたので、広い風景から寄りの撮影まで難なくこなせるのが非常に魅力的です。
どんな時間帯・シーンでも活躍できるこの組み合わせ、ぜひ一度体験してみてください。
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