いつもマップカメラスタッフブログ「The MapTimes」をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
6/1は「写真の日」ということで、6月中は連日特集ブログを掲載していこうと思います。ぜひお楽しみください。
ソニーを愛し、ソニーに愛されたいスタッフが綴る「α Like」シリーズ。
私にとって、初めて自分の意志で購入したカメラこそ「SONY α7III」でした。高い基礎性能をギュッとコンパクトに詰め込んだスタンダードミラーレス。
それまでほとんどカメラに触れたことがなかった自分に「撮りたい写真を撮るには」ということを考えさせてくれるようになった一台です。
その後もいくつかのαシリーズボディ、沢山のFEマウントレンズを試しましたがどれもイイものばかりでした。
そんなソニーの機材で撮った写真を、「写真の日」ということでいくつか振り返っていこうと思います。
SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
色々なレンズを試して、それでも「一番好きなレンズは?」と聞かれたらあまり悩まず「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」と答えます。小柄でシンプルな鏡筒デザインがαシリーズによく馴染む。それでいて、こってりとしたカールツァイスの描写も相性抜群で言うことなし。同じくα7IIIを検討していた友人にもかなり強めにオススメして一緒に購入してもらいました。それほどに気に入っています。
SONY α7III + SAMYANG 14mm F2.8 Aspherical IF
「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」のあとに、広角レンズが欲しくなって買ったのが「SAMYANG 14mm F2.8 Aspherical IF」でした。当時はまだ機材知識がなくサードパーティー製なんて言葉も知りませんから「SONYじゃないレンズでもちゃんと撮れるのだろうか」と不安な気持ちもありました。しかし、手にしやすい価格に惹かれて購入したこのレンズを私は大変気に入り、しばらくこの2本でいろいろな写真を撮りまくっています。
SONY α7III + SAMYANG 14mm F2.8 Aspherical IF
SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
昨年、惜しまれつつも閉園を迎えたとしまえん。報道に付随するエピソードの数々に「こんなにも人に愛されている遊園地があったんだ」と胸が熱くなり、何度か足を運びました。大切な思い出を撮るのにカメラは必ずしも必要ではないのかもしれませんが、こうやってその時の写真を見返すと「カメラがあって良かった」と心から思います。
SONY α7III + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
それまで、音楽一辺倒の生活を送っていた自分にとってカメラは異文化でした。しかし、触れていくにつれ双方が持つ芸術としての魅力が、実は似通っているんじゃないかと思うこともあります。演奏者と聴く人、写真家と観る人。それぞれの好みやスタイル、ジャンルがあって一つの正解はない。より、自分の世界を探求できるものが楽しめる世界であると。
SONY α7RIV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
SONY α7RIV + FE 24-70mm F2.8 GM
さて、「SONY α7III」以外のαシリーズで、好きなカメラを紹介します。一台目は「SONY α7RIV」SONYが誇る高画素モデルの最新機種。有効約6100万画素という途方もなく大きなフィールドをどう活かすのか。最初はそんなことを考えて試行錯誤していましたが、最近では後現像で自分の世界観を落とし込むための余裕がある事に魅力を感じています。
SONY α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
SONY α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
続いては現状SONYの最強フラッグシップモデルである「SONY α1」。大好きなサーキット撮影では欠かせない相棒となっています。今までも違う機材でモータースポーツを撮影する機会はあったのですが、今になって撮った写真を見てみるとα1で撮った写真がお気に入りです。撮りやすい、歩留まりが良いなどは撮影者の技術との兼ね合いもあると思います。やはり好みの描写で好きな一台を応援したいものです。ちなみに何度も登場している「SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」も望遠レンズの中でイチオシです。単焦点GMにも引けを取らない良さがあります。
SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
取り留めもなく今までの写真を振り返ってみました。
「この写真、もっとこういう風に撮ればよかったな」と反省するカットもいっぱいありますが、それも撮って残しておかなければ生まれない反省です。自分で撮った写真の短いようで長い歴史をしっかり保存して、来るべき日に写真人生の糧となったらいいなと思います。これからもソニーだけじゃなく色々なメーカーから魅力的な機材が登場すると思いますが、初めて手にした「SONY α7III」が与えてくれた気持ちを忘れないようにしたいです。
もうすぐ6月末、【写真の日】の連載も残すところあと少し。
スタッフの写真への思いを最後までお楽しみください。