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【SONY×SIGMA】A 28-105mm F2.8 DG DNが超える望遠の枠

【SONY×SIGMA】A 28-105mm F2.8 DG DNが超える望遠の枠

動物園で撮影するとなると望遠レンズを思い浮かべる方も多いかと思います。

実際に動物との距離がある場面も多く、焦点距離の長いレンズが活躍する機会は少なくありません。そんな中、今回持ちだしたのは『SIGMA  A 28-105mm F2.8 DG DN (ソニーE用/フルサイズ対応) 』。動物園で使うには、少し焦点距離が短い印象もありましたがまたじっくり使って撮影する機会が無かったこともあり、『SONY  α7RV ボディ ILCE-7RM5』と組み合わせて園内をめぐってみます。

動物たちを撮影しながら一日使ってみると、このレンズならではの良さを感じる場面も多くありました。

α7RVとSIGMA28-105で撮ったフクロウ

α7RVとSIGMA28-105で撮ったフクロウ

この日には天候に恵まれたと言えず、終始曇り空の中での撮影となりました。光量的に恵まれた環境ではありませんでしたが、動物たちの毛並みや羽の質感をしっかりと描写してくれました。フクロウの羽は種類によって模様や質感が大きく異なりますが、細かなディティールの再現力は高く、α7RVとの組み合わせでは思わず拡大してみたくなるような描写も楽しめます。特に白い羽は立体感を表現するのが難しい被写体ですが、柔らかな羽毛の質感もしっかりと感じることができました。さすがArtラインと感じる場面の多い一本です。

α7RVとSIGMA28-105で撮ったトラ

トラの展示エリアでは、さすがにもう少し焦点距離が欲しいと感じる場面がありました。このトラの写真は105mm側で撮影した後に大きくトリミングをしています。

それでも、約6100万画素を誇る「α7R V」だからこそ、ここまで大きくトリミングしても十分な解像感を維持することができました。また、その高画素にしっかりと応えてくれる「SIGMA  A 28-105mm F2.8 DG DN」 の描写力の高さも印象的です。表情や毛並みの質感までしっかりと残っており、改めて実力を感じることができました。

さらに、動き回るトラに対してもリアルタイム認識AFが安定して追従してくれたため、フレーミングに集中しながら撮影を楽しむことができました。動物園では望遠レンズが活躍する場面も多いですが、高画素機と高い描写力を持つレンズの組み合わせだからこそ楽しめる撮影方法のひとつだと感じた一枚です。

α7RVとSIGMA28-105で撮った羊

一方で、草食動物たちはご飯に夢中になっていることも多く、思っていた以上に近くで撮影できる場面も多くありました。こちらはムフロンという野生のひつじの仲間です。オスの立派に湾曲した角が特徴的で、よく見られる羊の祖先とも考えられています。

かなり近くまで寄ってきてくれたため距離を調整しながらゆとりを持って撮影することができました。今回のレンズの最短撮影距離はズーム全域で40cm、最大撮影倍率1:3.1のクローズアップ撮影が可能で、近距離撮影でも被写体の様子を描写してくれます。個人的にヤギやヒツジの仲間の目が好きなのですが、瞳の質感や毛並みの描写までしっかりと捉えることができました。動物園では望遠レンズに目が行きがちですが、このような近距離から中距離まで幅広く対応できる焦点距離は非常に使いやすく感じました。

α7RVとSIGMA28-105で撮った2羽のオウム

鮮やかな羽の色をもつオウムたちは「SIGMA  A 28-105mm F2.8 DG DN」の色彩表現の豊かさが感じられる被写体でした。赤や青、緑といった鮮やかな色が複雑に重なっていますが、それぞれの色が埋もれることなく描写されています。特に羽の一枚一枚に入る微妙な色の違いまでしっかりと表現されており、見ていて飽きることがありません。また、仲睦まじく毛づくろいをしている様子も印象的で、思わずシャッターを切ってしまいました。鮮やかな色彩だけでなく、羽毛の質感までしっかりと描写されています。

α7RVとSIGMA28-105で撮ったオウム

先ほどの2羽とは対照的に、こちらは1羽で静かに佇んでいました。鮮やかな羽色に目を引かれますが、それ以上に凛とした表情が印象的です。どこかこちらを見つめているような視線も魅力的で、何枚も撮影をしてしまいました。羽毛の重なりや青から黄色へと移り変わる色のグラデーションも美しく、被写体の存在感をしっかりと写し出してくれています。動物たちの質感や色彩はもちろん、こうした一瞬の表情まで丁寧に描写してくれるのもこのレンズの魅力だと感じました。

α7RVとSIGMA28-105で撮ったあじさい

α7RVとSIGMA28-105で撮ったあじさい

園内を見て回っていると季節の花々にも自然と目が向きます。今回は園内で咲いていたアジサイも撮影してみました。

手前の葉を活かして前ボケを入れることで、柔らかな雰囲気の一枚に仕上げています。淡い紫や青の色合いも自然に描写されており、アジサイらしい優しい印象を残すことができました。動物から植物まで撮影の幅が広く、園内を散策しながら気になったものを気軽に撮影できるのも、このレンズの魅力だと感じました。

今回は「動物園に28-105mmってどうなんだろう?」という気持ちで持ち出してみましたが、気が付けば長い時間夢中で撮影していました。焦点距離が足りないと感じる場面もありましたが、それも含めてこのレンズの特徴を知ることができた一日でした。普段は動物園に望遠レンズを持ち出すことが多い方も、たまには違ったレンズ選びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

関連記事はこちら

953: 撮影へのこだわりが“その先”まで『 SIGMA Art 28-105mm F2.8 DG DN E-Mount 』

963:新しい選択肢と可能性『 SIGMA Art 28-105mm F2.8 DG DN L-Mount 』

 

〖今回使用した機材はこちら〗



[ Category:etc. SIGMA SONY | 掲載日時:26年06月13日 16時00分 ]

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