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【写真の日】今日まで撮ってきた写真を振り返る。

今日 6月1日は「写真の日」です。

1951年(昭和26年)に制定されました。初めて日本人により写真撮影がされた日というのが、記念日制定の理由です。
1841年(天保12年)6月1日、長崎の蘭学者 上野俊之丞(日本人写真家の祖と言われる上野彦馬の父)が薩摩藩主 島津斉彬を撮影した日と言われていました。
「いました」というのは、今ではその説は誤りで、実際は1857年(安政4年)9月17日、薩摩藩士が島津斉彬を撮影したのが、日本でタゲレオタイプ(銀板写真)の撮影が成功した最初とされています。
ところが、一度制定したものを変更するのも何だしとなり、そのまま6月1日が「写真の日」として現在に至っています。

ということで今までの写真を振り返ってみました。マップカメラにいる間に色んなメーカーのカメラで撮る機会に恵まれたので、一枚ずつ紹介させていただきます。ぜひご覧ください。

 


 
『Nikon D810』で撮影した写真です。
レンズは『Carl Zeiss (カールツァイス) Milvus 135mm F2 ZF.2』。

当時中望遠の魅力に虜になっていた私がとびきり惚れ込んだレンズです。よく写るというのはもちろんのこと、出てくる画がなんだか全部艶やか。
この日は日が昇る前から家を出て写真を撮りにいったのですが、人生で初めて濃霧に出会いました。
地元の人にとっては日常なのでしょう。ウォーキングする人たちの群れが白い霧の中から通り過ぎていって、また見えなくなるという非日常な光景にものすごい興奮していたことを覚えています。

 


 
『Canon EOS R5』と『RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM』で撮った写真です。

超望遠レンズを使うようになったのはマップカメラに入社した後でした。今まで体感したことのない圧縮効果。これもまたすぐ夢中になってしまいました。使ったことのない時から「超望遠といえば」の画ばかり追っていますが楽しいものです。より瞬間を意識した立ち回りや周囲を見る力が必要になるので精進あるのみです。

 


 
『SONY α7』と『SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM』で撮影した写真です。

今年もつい先日開催された「横田基地 日米友好祭」に行ったときの写真です。普段は入ることの出来ない基地内でお祭りを楽しんだり、入る機会などない航空機の中など見学することが出来ます。
今年は行くことが出来なかったのですが、またあの独特で特別な雰囲気を味わいに訪れたいものです。

 


 
『FUJIFILM GFX100』と『フジノン GF250mm F4 R LM OIS WR』で撮った写真です。

荒れる波が岩にぶつかり、白い波しぶきが高く高く上がっていました。写真に出会ってからは休日はほぼ出かけて撮影するようになりました。それまではインドア派で休日外に出かけることもあまりありませんでした。そんな人間が一人で海に来て波しぶきを撮っているなんて今考えたら面白い変化です。

 


 
『OLYMPUS E-M5 MarkIII』と『M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO』で撮った写真です。

どのくらいの期間かは忘れましたがカメラを持ち歩くのに疲れて写真を撮らなくなった時期があります。そして久しぶりに写真を撮るきっかけになったのがマイクロフォーサーズでした。こんなに小さくてこんなに写るならもうこれでいいじゃないか!とこれからの写真の可能性を考えて一番ワクワクしていた時期かもしれません。センサーサイズの選択から写真・動画、様々な表現やアプローチが可能になった現状はあの頃の私には想像もしていなかった未来です。

 


 
『Panasonic S1R』で撮った写真です。

当時マウントアダプターを使って撮るのにハマっていた私。この時は愛用していた『Canon EF135mm F2L USM』を装着して撮影を楽しんでいました。場所はネモフィラで有名な茨城のひたち海浜公園。知名度が上がりどんどんと入場者数が増えてきているらしいのですが、今もこんな感じで撮れるのでしょうか。いずれまた訪れてみたいスポットです。

 


 
『PENTAX FA43mm F1.9 Limited』で撮った写真です。ペンタックスは一眼レフ『PENTAX K-70』を使っていたこともあります。当時から「雅(MIYABI)」や「ほのか」といった独特のカスタムイメージが大好きでした。

ちなみにこの撮影場所は三鷹にある跨線橋です。撤去の話が出ているようで今はまだ現存しているようですのでぜひ。当時は無くなるなんて思いもしなかったものがこの数年間だけでも色々とありました。写真に残すというのは、とても貴重で大事なことなのかもしれません。

 


 
『RICOH GR DIGITAL IV』で撮った写真です。

どこに行ったのかさえ記憶が曖昧なのに、写真を見返せばこんなこともあったと記憶が少しの範囲だけ甦ります。小雨が降る中、早足で車に戻ったこと、車の窓に付いた水滴越しの明け空。GRといえばハイコントラスト白黒。というなんとなくのイメージだけで使っていたあの頃。

 


 
『SIGMA DP3 Merrill』で撮った写真です。

Foveonセンサーの描写にどっぷりとハマっていた時代。精細という言葉だけでは説明できない生々しい描写にたちまち虜になりました。もう生涯このカメラだけでいいかもしれない!と思っていた時期もありました。高機能なカメラも欲しくなって結局は色々とまた手を出しましたが、この唯一無二なカメラはこの先も手放せません。

 


 
『TAMRON 35-150mm F2.8-4 Di VC OSD』で撮った写真です。

なぜか過去の写真を見ると向日葵の写真はほとんどタムロンで撮っていました。向日葵畑も少し前の記憶、今年はまた新しい思い出を撮りたいものです。『TAMRON 35-150mm F2.8-4 Di VC OSD』の登場は衝撃的でした。ファミリー向けのスナップレンズとしては個人的に最高峰に位置するレンズだと思っています。『35-150mm F2-2.8 Di III VXD』が新しく登場したのでこちらもいずれ使ってみたいです。

 


 
『Leica M10-P』と『Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM』で撮った写真です。

最後にレンジファインダー、ライカとの出会い。
ライカに触れたのもマップカメラに入社してからでした。最初はレンジファインダーなんて使いにくい…と思っていましたが使い続けていくうちにむしろこれからの余生はライカで過ごしたほうが幸せなんじゃないかと思っています。シャッター音が小さいのって素敵です。二重像が合わさる瞬間。予測が当たった瞬間、ピントが外れてもなんだか好きな写真。成功も失敗も全て自分の責任だからこそのストレスフリーな写真ライフ。いつかピントリングを回す感覚だけで距離を掴めるような達人の域に到達してみたいという淡い目標を抱えています。ちなみに海は一番好きなロケーションです。いつか自転車で海に行ける場所に住んでみたいというのが夢だったりします。



というわけで時系列はバラバラですがここ数年の間に撮った写真を紹介させていただきました。文中でも言いましたが、写真というのはすごいです。どんなに時が経ってもその当時の写真を見れば、その前後の記憶を呼び起こすことが出来るのですから。最近は家族の写真をプリントしてペタペタとあちらこちらに貼っています、今のところ文句は言われていないのでセーフのようです。スマートフォンで数年、数十年分の写真を見返すことが出来る今ではプリントもしないかもしれませんが、見ようとしなくても思い出がそこにある、というのも良いものです。

今回のブログをご覧になって、自分の方がもっと思い入れの深い写真を撮ってるよ、なんて方もいらっしゃることでしょう。
是非、ご自慢の1枚を「EVERYBODY × PHOTOGRAPHER.com」や「自機自賛」などのマップカメラ 投稿サイトでご紹介ください。

一年に一度。百人百様の「写真の日」。どうか今日が皆様にとって素敵な一日になりますように。

 

[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander etc. FUJIFILM Leica Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM Panasonic PENTAX & RICOH SIGMA SONY TAMRON | 掲載日時:23年06月01日 13時05分 ]

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