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【Leica】ズミルックス好き憧れの銘玉、周フルスペル M 35mm F1.4 A.A.

【Leica】ズミルックス好き憧れの銘玉、周フルスペル M 35mm F1.4 A.A.

年が明けたと思ったらあっという間に半月が過ぎる程、忙しない今日この頃。朝夕は肌寒いものの昼間は太陽の光が暖かく、穏やかな天気がお散歩に最適な気候です。
花の季節はもう少し先の為、こういう時期こそ自分の足で被写体や光を探して撮影するのが筆者の楽しみです。
今回はLeica「SL3-S」とLight lens lab「M 35mm F1.4 A.A.(11873 – 周A.A.)」で撮影してまいりました。
このレンズは1990年代初頭に少数生産された伝説的レンズ M 35mm f/1.4 Aspherical(11873/通称“AA(Double Aspherical)”)を
ベースに開発され、ライカ好きには「フルスペル」の愛称で親しまれているダブルアスフェリカルモデルを
周八枚でお馴染みの中国の投資家でライカ愛好家でもある周氏によって再現され作られました。
ベンチ

f1.4 1/4000 ISO100

クラシックレンズらしい適度な周辺減光が被写体に目が向き、木材のベンチの素材の質感描写と立体感が感じられる1枚。
ベンチにあたる光の明るさと窓ガラスに反射したのベンチのシャドウ部の対比がユニークです。
Leica SL3-Sは有効画素数2460万画素で高感度に設定した際のノイズの出方が少ないのが1つの特徴で、解像感は通常の鑑賞サイズでは申し分ないですしダイナミックレンジが広く取れるのも良いポイントです。
L字の木

f1.4 1/640 ISO100

ボケ味はどうでしょうか。アウトフォーカス部が同円心上にグルっと雰囲気がある出方をしているのが見受けられます。
SL3-Sは上部ダイヤルで露出補正、背面ダイヤルでフォーカス部を拡大する操作を割り当てることができ、シンプルな操作でMF撮影が快適に楽しめるカメラで576万ドット、120fpsの高精細で滑らかなEVFもMF撮影の楽しさに拍車をかけます。
EVFは実絞り方式で被写界深度や露出がEVFで確認することができ、シャッターを切る前に写真の完成イメージを掴めるのが特徴です。
石

f5.6 1/160 ISO100

レンズの開放から3段分にあたるf5.6まで絞り、硬質な被写体の写り具合を見てみました。
3段絞っても最新設計のレンズのようにシャープすぎることなく、岩肌のしっとりした質感が感じられる描写です。
周フルスペルはピントノブが付いたレンズでSL3-Sを右手でグリップし、左手の人差し指をピントノブに当て快適にフォーカス操作ができました。
絞り環のクリック感も良く撮影過程でのレンズ操作も楽しめる1本だと思います。
植物

f1.4 1/1000 ISO100

ここまで物質の作例ばかり掲載しましたが植物はいかがでしょうか。フィルムシミュレーションモードはSTDにしており、筆者が目で見た色に近く小さな実の柔らかさと周りの葉っぱの柔らかさと質感が感じられ、拡大しても実がしっかりと写っているのは見事にです。
周フルスペルは非球面レンズを2枚使っているためピント合焦部に滲みが出ることもなく、オールドレンズ感が前に出過ぎることなく前後のボケ味も自然に感じられます。
モノクロの木

f8 1/640 ISO100 Leica LOOKS モノクロHC

周フルスペルの逆光での描写を見てました。太陽はカメラの真正面の位置にあります。
このレンズは光の当たる角度によってフレアやゴーストの出方が変わるというのが筆者の印象で、写真では一般的なゴーストの出方になりました。

木漏れ日と草

f1.4 1/200 ISO100

木漏れ日が10時の方向からレンズに当たった時では3重の虹色の輪っか状のゴーストとフレアが見られクラシックさを感じられました。
無数に写る玉ボケは拡大すると緑色の輪郭がうっすらと見えますが非球面レンズを2枚使用にとどめているのでボケ味は自然です。

家と花

f1.4 1/160 ISO100

ズミルックスらしい線の細さが感じられる1枚。被写体である枝の細さもありますが写真に撮った時にべたっとせずに太さと質感、立体感が感じられ絞り開放で撮影しているため、奥の家がアウトフォーカスになり手前の枝を浮き立たせています。
家の1階部分の壁に当たる光が柔らかくズミルックスの良さを感じます。
湖

f1.4 1/1600 ISO100

この写真のような中景ではF8からF11まで絞ってパンフォーカスに撮ることが定番だと思いますが周フルスペルだと筆者は絞り開放で撮りたい衝動にかられます。手前の枯れ草にフォーカスを合わせ画面の奥側がアウトフォーカスになるようにしたところ湖の穏やかな波と色合いが奥の建物とマッチし、撮影地は都内ですが少し遠出した場所のような雰囲気を出せました。クラシックレンズを再現したレンズの後ボケは独特の雰囲気が味わえ日常で手軽に出かけられる場所も特別な場所に感じさせる魅力を秘めているのでしょう。



いかがでしたでしょうか。
中国の投資家でありライカ愛好家でもある周氏によって再現されたM 35mm f/1.4 Aspherical(11873/通称“AA(Double Aspherical)。
オリジナル個体を分解・測定し、光学構成・収差特性・機械構造を徹底的に追求し、現代の高解像度デジタルセンサーに合わせた微調整を加えることで、11873 特有の描写テイストを志向しながら、現行機材でも運用しやすい35mm大口径レンズとして生まれ変わりました。
筆者はズミルックスらしい線の細さとクラシックレンズ特有のボケ味と逆光描写、周辺減光がありながら質感描写や立体感を感じられたところが
オールド過ぎず、最新設計の現行レンズにはない持ち味に魅力を感じました。
今回はSL3-Sにマウントアダプターを装着して使用しましたが映像エンジンが違う旧世代のMデジタルライカと組み合わせてさらにオールド感を楽しみたいと思いました。

▼今回使用した機材はこちら


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[ Category:Leica | 掲載日時:26年01月20日 17時00分 ]

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