
【TAMRON】望遠好きの私が、超広角12-20mmで撮る楽しさに気づいた。
普段、私はどちらかというと望遠寄りのレンズが好きです。気になったものをぐっと引き寄せて、主役を分かりやすく切り取る方が撮りやすいので、色々なものが写りすぎて、何を見せたい写真なのか分かりづらく感じることがある広角レンズには少し苦手意識がありました。
そんな中で今回使ったのが、タムロンの新製品、12-20mm F2.8です。撮影に向かったのは、水族館と東京駅。どちらも暗さや人の多さがある場所でしたが、実際に使ってみると、苦手だと思っていた超広角の印象が少し変わりました。


水族館で特に楽しかったのは、大きな水槽を撮ったときです。人が写り込まないようにガラスに張り付くようにして撮影しました。12mmで写すと、目の前に広がる水槽のスケール感をそのまま一枚にできる。普段なら「もっと寄りたい」と思う私でも、この場面では広く写ることがむしろ楽しく感じました。



東京駅では、雨上がりの水たまりに映り込む駅舎を撮影しました。建物そのものだけでなく、地面の反射や周囲のビル、人の流れまで入れられるのは、超広角ならでは。普通に立って撮るだけではなく、少し低い位置から狙ることで、東京駅の重厚感と夜の空気感を一緒に写せたように感じます。


また、超広角ズームと聞くと大きく重い印象もありましたが、実際には重さはそこまで気になりませんでした。タムロン公式仕様では質量はソニーEマウント用が570g、ニコンZマウント用が585g。インナーズームなので撮影中に重心が大きく変わりにくく、構えたときのバランスも扱いやすく感じました。


広角は苦手だと思っていましたが、今回の撮影で少し考えが変わりました。主役を大きく切り取るのではなく、その場所に広がる空気やスケール感ごと写す。水族館や建築、風景のような場面では、12-20mmだからこそ撮れる楽しさがあります。望遠好きの私でも、超広角を持って出かける理由を感じられた一本でした。
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