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【SONY】単なる後継機じゃない。旧世代機とは次元が違う「AF性能」と「描写力」に震えた理由

【SONY】単なる後継機じゃない。旧世代機とは次元が違う「AF性能」と「描写力」に震えた理由

2018年にフルサイズミラーレスの「殿堂入り」とも名高いカメラα7 IIIが発売し、世界のミラーレス市場を席巻しました。そこから3年の年月が経ち2021年に後継機種とされるα7 IVがリリースされ、非常に多くの注目を集めました。有効画素数約3300万画素と新開発AFエンジン「BIONZ XR」の搭載、4K60Pの内部記録の達成といった今日でも通用する非常に高いスペックを有しています。今回は既に発売から5年が経つものの、今だ非常に根強い人気を持つフルサイズミラーレスカメラ「α7 IV」をサーキット場で1日使用しました。主に動体撮影の作例を元にその性能の高さをご紹介いたします。

今回使用したレンズは FE 20-70mm F4 G と FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSです。

まずはシャッタースピードを上げて撮影した作例からご紹介いたします。掲載している写真はRaw形式で撮影を行い、ピクチャープロファイルは全てスタンダードを設定しています。

Sony a7iv で撮影したNDロードスターの写真。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1250, F6.3, ISO200

α7 IVはイメージセンサーの約94%のAF測距を可能としています。被写体がどの位置にいても安定したフォーカス測距が可能です。特に今回のような高速で走行する被写体だと意図しない場所に出現するケースや想定していた走行ラインではない箇所を走るケースがあります。そのような場合でも本体に搭載されているジョイスティックを使用することによって正確なピント合わせを実現できます。画素数は1世代前のα7 IIIと比較して約800万画素アップしています。若干の画素数の向上ですがトリミング耐性や精細感が増えました。

sony a7ivで撮影したトヨタ ヤリスの写真。 ピットロードを走っている。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1250, F6.3, ISO200

車が奥から手前に向かってくる場所で撮影しました。フォーカス迷ったり外れたりすることなく確実に合い続けてくれました。

冒頭に述べた通りピクチャープロファイルはスタンダードを使用しています。特に色に関する補正は行なっておりませんが、ハイコントラストでとても雰囲気のある写真が撮影できます。もちろん、大人気のピクチャープロファイル「FL」も搭載されています。

sony a7ivで撮影したコカ・コーラコーナー進入中の3台のトヨタヤリス

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1000, F6.3, ISO64

撮影場所によっては防護用ネットが手前にある状態がありました。そのような難しいシーンでもしっかりと車側にピントが合ってくれます。現代のカメラに当たり前のように搭載されている自動車・飛行機自動認識AFは搭載されていませんが、しっかりと撮影者が被写体にAFポイントを置けば全く問題ありません。又はトラッキングAF設定を有効にすることで、認識した被写体を自動的に追いかけてくれます。メーカーページも併せてご覧ください。

sony a7ivで撮影したトヨタ86の写真。 背景にNDロードスターが写っている。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1250, F6.3, ISO200

一日中サーキット内を撮影して、重量の軽さとバッテリー持ちの良さには度肝を抜かされました。ボディと望遠レンズを合わせた重量は約2.7キロと非常に軽量で取り回しも良好でカメラバッグに入れて移動する際も少ない疲労感でした。普段はCanon製一眼レフを使用している筆者ですが、重量の軽さ・取り回しの良さは素晴らしいと思いました。バッテリー持ちについては1日で1500枚ほど電子先幕シャッターを使用しましたが、昼食中にモバイルバッテリー経由で充電したのみで乗り切ることが出来ました。他のメーカーでは考えられない数値でしょう。

sony a7ivで撮影した野鳥の写真。 ロープの上に乗っかっている。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1250, F6.3, ISO250

次にコース周辺にいた野鳥を撮影しました。動物を撮影する際はリアルタイム瞳AF(鳥)又は(動物)に設定することで予め設定したAF範囲に対象の被写体が入ると自動で被写体の目にピントを合わせてくれます。精度に関しては時々フォーカスが外れてしまう事がありましたが、十分使用できる性能です。今回のような野鳥撮影の場合リアルタイム瞳AF(鳥)にして撮影しています。

sony a7ivで撮影した野鳥の写真。 木製ポールの上に立っている。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1600, F6.3, ISO250

野鳥が止まっているポールと色が似ていましたがフォーカスが暴れることはなくしっかりと撮影出来ました。色乗りも良好です。

sony a7ivで撮影した野鳥の写真。 野原の何かを食べようとしている。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1250, F6.3, ISO200

こちらは野鳥の瞳が芝にかかってしまうような難しいシーンでした。何度か手前の芝生にピントが合ってしまう事がありましたが、全くフォーカスが合わなくなる事はありません。非常に信頼できるAF性能だと感じます。

sony a7ivで撮影した野鳥の写真。 枝の上に乗っている。 1匹

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/2000, F6.3, ISO250

被写体の手前に枝が写ってしまうシーンでは瞳AFは外れてしまうもの、鳥全体を認識してピントが外れてしまう事はありませんでした。

一つ前の写真と同様に一度は手前の枝にピントが誤って合うことはありましたが、すぐに復帰してくれます。

sony a7ivで撮影した野鳥の写真。 枝の上に乗っている写真をトリミングしている。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/1250, F6.3, ISO160

焦点距離600mmで撮影しておりますが、大幅にトリミングを行いました。若干解像度が足りていないように見えますが、野鳥の毛並みがしっかり描写されており、非常に驚きました。

sony a7ivで撮影した広角の風景写真。 枯れた枝が中心に写っている。

α7IV+ FE 20-70mm F4 G 1/2500, F4, ISO100

コース内の風景をFE 20-70mm F4 G で撮影してみました。動体撮影はもちろんのこと、このような風景撮影でも十分な性能を発揮します。枝の1本1本が細かく描写されていてとても美しいです。手振れ補正ですが5軸ボディ内補正を搭載しています。補正段数で表すと約5.5段に相当します。夜間にシャッタースピードを落とした撮影や今回のような超望遠レンズを使用した際の手ブレを防いでくれます。補正段数だけで比較すると他社のカメラが上回る場合がありますが、数値以上の手ブレ補正力があると感じました。

sony a7ivで撮影した広角の風景写真。 背景にはブレたレースカーが写っている。

α7IV+ FE 20-70mm F4 G 1/30, F22, ISO100

このような広角レンズを低速シャッターで使用すると周辺部の像がブレてしまう場合がありますが、こちらの画像は全くブレていません。手ブレ補正性能の高さの証でしょう。

α7IV+ FE 20-70mm F4 G 1/30, F22, ISO50

最後にシャッタースピードを落とした流し撮りを撮影した作例をご紹介いたします。Sony最新ミラーレスカメラであるα7 Vには被写体認識に「車/列車/飛行機」が搭載されていますが、当機種には車の自動認識はありません。フォーカスポイントを自ら被写体に向けて撮影する必要があります。又は前述したようなトラッキングAFを用いて都度被写体認識を行わせる必要があります。難易度でいうと被写体認識AFが搭載されているカメラの方が簡単に撮影できますが、撮影に関する基礎的な技術があれば全く問題ないと感じました。

sony a7ivで撮影した自動車の流し撮り写真。 右カーブをかなり速い速度で走っている

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/125, F16, ISO100

かなりアップで撮影しましたが、車体の文字やロゴが流れてしまうことはなく美しく撮影出来ました。

Sony a7ivで撮影したトヨタヤリスの流し撮り写真。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/30, F18, ISO64

Sony a7ivで撮影したトヨタヴィッツの流し撮り写真。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/30, F13, ISO64

シャッタースピード1/30が筆者の撮影スキルの限界でした。しかしながら上手く被写体以外の背景流せたので非常に満足しています。

Sony a7ivで撮影したトヨタ86の流し撮り写真。

α7IV+FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 1/30, F16, ISO64

今回はNDフィルターを使用していないので小絞りボケが発生してしまいましたが、それでも鮮明な写真を撮影出来ました。


いかがでしたでしょうか。今回は動体撮影を中心にα7IVをご紹介いたしました。自動車や航空機の被写体認識AFは搭載されていないものの、元々のAF性能が非常に優秀でフォーカスに関して困ることは全くありませんでした。加えて手振れ補正も非常に優秀で望遠レンズを使用しても上手く補正してくれました。近年では中古相場が非常に落ち着いており、執筆している2月現在で23万円台で販売されています。この金額でここまでのパフォーマンスを発揮するカメラは他のメーカーにはないでしょう。動体撮影だけではなく、日常のスナップやポートレート撮影でも十分に対応出来ます。

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[ Category:SONY | 掲載日時:26年02月27日 18時45分 ]

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