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【FUJIFILM/Tokina】33mm F1.4作例!純正より買いなコスパ旅レンズ

【FUJIFILM/Tokina】33mm F1.4作例!純正より買いなコスパ旅レンズ

旅先に持っていくレンズは、何を基準に選ぶか迷うところです。
広く撮れること、軽いこと、明るいこと。旅行だからこそ欲しくなる条件はいくつもあります。

今回選んだのは、「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」。実際に使ってみると、ピントを合わせた部分はしっかりと写りながら、どこか柔らかさも感じられる描写が印象に残りました。

33mmは35mm判換算で約50mm相当。開放F1.4の明るさを持つ単焦点レンズを「FUJIFILM X-T5」と組み合わせて、長野を撮影してきました。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮った旅庵川喜

最初に撮影したのは、大町温泉郷にある「旅庵 川喜」です。
今回宿泊したこちらの旅館は、館内から庭まで落ち着いた雰囲気で、朝からカメラを持って少し歩いてみました。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮った旅館のロビー

普段は人や建物の多い場所で過ごしていることもあり、旅行では静かな場所でゆっくりしたくなります。今回も、せっかく長野まで来たならのんびり過ごしたいと思い、こちらに宿泊しました。
木を基調とした館内から窓の外に見える緑まで、つい写真に残したくなる場所が多く、普段しない早起きをして館内を歩きます。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮ったコーヒーカップ

庭を眺めながらいただいたコーヒーも一枚。
目の前のものを少し整理して写したいときに使いやすく、こうした旅先での何気ない場面にも合わせやすい画角です。
開放F1.4では背景が大きくぼけますが、ピントを合わせた部分はしっかりと写っています。カップの質感はきちんと残しながら、背景の緑はやわらかくぼけていて、今回使っていて特に気に入った描写のひとつです。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮った朝食

続いて朝食も。
約50mm相当の画角は、テーブル全体を一枚に収めようとすると少し距離が必要です。その一方で、料理や器など目の前のものに視線を向けて撮るにはちょうどよく、見たときの印象に近い範囲を切り取れます。
ただ、最短撮影距離は0.4m。料理をもう少し大きく写したいときには、思っていたより寄れず、あと一歩近づけたらと思う場面もありました。
採れたての野菜などを使用しているおかげか普段食べるものとはまた違い贅沢な時間を過ごせそうだと、朝から実感します。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮った苔

苔が好きなので、緑の多い場所で見つけるとつい足を止めてしまいます。この日も庭で苔を発見。少し眺めて、いつものように触ってから一枚。
こちらはF3.6で撮影。細かな苔が密集していますが、一つひとつの形までしっかりと写っています。開放F1.4で見せてくれたやわらかなボケとはまた違い、少し絞ったときの細かな描写も好印象でした。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮った信濃大町駅と電車

宿を出てから信濃大町駅へ。ここから電車に乗り、今回の旅の最後の目的地となる諏訪へ向かいます。
「Tokina atx-m 33mm F1.4」は質量約285gと、F1.4の大口径レンズとしては持ち歩きやすいサイズ感です。X-T5との組み合わせも大きすぎず、旅行に持っていく一本として選びやすいと感じました。
……とはいえ、この日は旅行最終日。ここまでの疲れもあり、さらに一日かなり歩いたので、後半になる頃には285gのレンズすら少し邪魔に感じるほどでした。これは完全に私の体力の問題ですが、それでもF1.4の単焦点を一日持ち歩くことを考えると、このサイズと重さは旅行でも扱いやすい方だと思います。

少し待ち時間があったので外で待っていると、ふと目に入った景色が想像以上にきれいでびっくりしました。待ち時間にこんな景色が見られるとは思わず、すぐにカメラを取り出して一枚。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮った下諏訪の街

広角レンズほど広く写るわけではありませんが、風景を撮るにもちょうどいい画角です。奥の山が小さくなりすぎず、街並みと一緒にしっかり残すことができました。

昼食を済ませたあとは、すぐ目の前にある諏訪大社 下社秋宮へ。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮ったしめ縄

境内を歩いていると、「君が代」の歌詞にも登場するさざれ石を発見。長い年月をかけて小さな石が集まり、大きな岩のようになったものだそうです。苔好きとしては、こちらも見逃せません。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮ったさざれ石

建物の木目や大きなしめ縄、さざれ石の細かな凹凸までしっかりと写っていて、緻密な描写もこのレンズの魅力に感じました。細かな部分までよく写りますが、硬すぎる印象にならないところも個人的に好きな写りです。

秋宮をあとにして、次は春宮へ。歩いて向かう途中で見つけたコスモスも一枚。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮ったコスモス

ここまで撮影してきて、写りについてはかなり好印象でしたが、操作面では少し気になるところもありました。特に気になったのが絞りリングです。しっかりとした作りではありますが、個人的にはかなり重く感じ、撮影中にサッと絞りを変えたいときには少し扱いづらさがありました。もちろん絞りはボディ側から変更することもできるので、撮影自体に困るわけではありません。ただ、普段からレンズの絞りリングを使って操作する方は、この重さが少し気になるかもしれません。

春宮まで足を伸ばした後は、諏訪湖へ。この頃には少し雨も降り始めていましたが、湖の方を見てみると雲の隙間から「天使の梯子」が。雨だからこその神々しい景色が見られました。

「FUJIFILM X-T5」と「Tokina atx-m 33mm F1.4 (フジフイルムX用)」で撮った諏訪湖

諏訪湖をあとにする前、母が座っていたベンチに一羽のスズメがいました。ほかのスズメよりもずいぶんモフモフしていて、まだ雛なのかなと思いながら見ていましたが、なかなか飛び立たず。最後にたくさん撮らせてもらいました。33mmでは少し距離があったため、ここではX-T5の2.0×クロップを使用しています。

 

単焦点レンズではもう少し寄りたい場面もありますが、クロップを使えばこうした小さな被写体にも対応できます。

「Tokina atx-m 33mm F1.4(フジフイルムX用)」を実際に使ってみて、開放F1.4のやわらかなボケと、少し絞ったときの緻密な写りが特に印象に残りました。最短撮影距離や絞りリングの重さなど、使っていて少し気になる部分はありましたが、F1.4の明るさを持ちながら比較的コンパクトで、価格も手に取りやすいのは大きな魅力です。
FUJIFILM純正にも33mm F1.4という選択肢がありますが、価格を抑えながら明るい単焦点レンズを楽しみたい方にとって、候補に入れてみてほしい一本です。旅行ではズームレンズを選ぶことが多い私ですが、33mm一本で歩いてみると、思っていた以上にいろいろな景色を残すことができました。次の旅行ではどの単焦点を持っていこうか、今から少し楽しみです。

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[ Category:FUJIFILM tokina | 掲載日時:26年09月01日 18時40分 ]

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