
そんな中、フラッグシップカメラの中でも値段の安いミラーレス一眼カメラがSONYの中古には存在します。今回はリーズナブルなコストで購入できるSONYのフラッグシップモデル「α9」をご紹介します。
1.SONY α9シリーズとは


「SONY α9」はSONYの中でもプロフェッショナルモデルに位置するモデル。今では「α1Ⅱ」「α9Ⅲ」が最上位モデルとして君臨していますが、当時はこの「α9」がSONYで初めてのプロフェッショナル機となった記念すべきモデルです。
今では「α9Ⅲ」でグローバルシャッターを搭載、α1シリーズでは高画素と高速連写・高速AFを実現したりと、新しいモデルが出るに連れてSONYの技術力の高さが伺える先進的なカメラが発売されています。
当時「α9」が発売された際、その性能に驚きました。
・電子シャッター時、ファインダー像消失時間ゼロのブラックアウトフリー性能・AF/AE追随 最高20コマ/秒の高速連写性能
・最大60回/秒の演算によるAF/AE追随性能
・最高1/32000秒のアンチディストーションシャッター搭載
上記のような動体撮影に特化した性能で、現行のカメラと比較しても遜色ない性能を兼ね備えています。
筆者は当時、戦闘機やモータースポーツ等の動体写真をよく撮影していたので、所謂「憧れのカメラ」という存在でした。その後実際に所有して使った時の感動は忘れられません。
今回はそんな思い出のカメラ、初代「α9」を使用して久しぶりに撮影を行いましたので、作例と共に感じたことをレビューしたいと思います。
2.日中の動体撮影には持ってこいな1台

今回はα9が一番輝く場所であろう動体撮影をするべく動物園で撮影。
天気も良く好条件が揃っている中で、初代「α9」に「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」を取り付けて撮影しました。





まず感じたのが、ブラックアウトフリーの使い勝手の良さ。
連写中に動物を追いやすいのがかなり好印象でした。特に鳥や猿の急に素早い動きをするような動物で恩恵を受けました。
また、その際のAF速度もかなり俊敏。被写体認識に鳥・動物AFがない時代のミラーレス一眼ですが、AFの精度は今にも劣らない性能。勿論、現行のプロフェッショナルモデルと比較すると劣る部分はあるかと思いますが、今でも通用するレベルの性能に感じました。
3.普段のスナップ撮影にも





動物撮影も一通り終えた後、「FE 40mm F2.8 G」を使用して動物園内でちょっとしたスナップ撮影も行いました。
α9をスナップ撮影で使うことはあまり無かったのですが、AF速度が速いおかげでサクサク撮影ができる印象を受けました。また、α9は電子シャッターで無音・無振動でシャッターが切れ、静寂を求められるような場所でも気軽に撮影することができます。
何より、プロフェッショナルモデルでありながら他のSONYのミラーレス一眼カメラとほぼ同じ大きさで小さいレンズを付けてコンパクトに持ち運ぶことが可能。他メーカーのカメラだと縦位置グリップがついていることがほとんどで、どうしても重くなってしまいます。ですが、SONY α9であれば高いレベルのAF・連写性能・そしてフルサイズセンサー機をコンパクトに持ち運べる、使用していて機動性の高いカメラのように感じました。
4.低コストで動体撮影を楽しみたい方へ

SONYらしいプロフェッショナルな性能ながら、コンパクトに仕上がった初代α9。
最後にお伝えしたいのはその価格。普段使いから本格的な動体撮影まで楽しめるフルサイズ機が中古で約18万円程で購入できます。
プロフェッショナルモデルが中々リーズナブルな価格帯で手に入ります。
「本格的な動体撮影にチャレンジしたいけど、余りお金をかけられない…」という方には間違いなくおすすめできるモデルです。むしろ初めてのミラーレス一眼カメラとしてもおすすめできる価格帯にも迫ってきています。
筆者はこれまでSONYの最新カメラも実際使用しましたが、「α9」の性能でも十分実用できてしまい、正直また買い戻したくなりました。

皆様もぜひ、「α9」でプロフェッショナルな性能をリーズナブルに体感してみてください。
▼今回使用した機材はこちら▼



