【SONY】クリエイティブルック ムービー Vol.5『IN』
このブログでは、SONYのカメラに搭載されている「クリエイティブルック」の動画作例を連載形式でご紹介します。
「クリエイティブルック」とは、SONYのカメラ機種に搭載されている10種類のプリセットです。
「ピクチャープロファイル」とは異なり、専門的な知識は必要なく、直感的に自分だけの画作りが可能です。柔らかい雰囲気やフィルムライクな色表現を、現像なしで気軽に楽しめる機能となっています。
クリエイティブルックは、ユーザー自身で細かくカスタムすることもでき、自分だけの色表現を簡単に再現できるのも魅力の一つです。カスタムルックとして保存すれば、いつでも呼び出してその色を楽しめます。
このブログでは、すべてプリセット通りの設定で作例でご紹介し、皆さまに分かりやすくお伝えします。
第5弾:「IN」
使用したカメラは「VLOGCAM ZV-E10 II レンズキット」。
2024年8月2日に発売されたAPS-Cセンサー搭載のZV-E10の後継モデルです。ZV-E10にはクリエイティブルックは搭載されておらず、「クリエイティブスタイル」というモードが搭載されていました。
「クリエイティブスタイル」は、コントラスト、彩度、シャープネスの三項目のみを調整できるもので、細かな色味の設定ができないため、好みの色を作るには少し物足りなさを感じる場合がありました。
一方、「VLOGCAM ZV-E10 II」にはクリエイティブルックが搭載され、より好みに近い色作りが可能です。今回は、その中でも特に人気の高い「IN」というクリエイティブルックを使い、作例や色味を詳しくご紹介します。
撮影してみた最初の感想として、柔らかでマットな色味が印象的でした。名前の由来は「インスタントカメラ(Instant Camera)」の頭文字である「IN」から来ているそうです。
人工的な室内の光でも、街の柔らかな夕焼けでも、鮮やかでノスタルジックな雰囲気を演出してくれます。特に、暖色系が強調されることで、温かみのある仕上がりが魅力的です。
フィルムカメラ風のしっとりとした映りが、なんとも癖になります。コントラストが抑えられており、現在のトレンドにピッタリなエフェクトだと感じました。この色味は、老若男女問わず幅広い層に需要があると思います。
また、「ZV-E10II レンズキット」を1日中使ったり持ち歩いたりすることで、その使いやすさを実感しました。特に、電源をオフにした際の全長が31.3mmと非常にコンパクトで、バッグにしまいやすく、持ち運び時のストレスを軽減してくれます。
さらに、ボディが電子シャッター専用設計に変更されたことで、軽量化が図られ、シャッター音の調整も可能になりました。この設計は、本格的な静止画撮影を目的とする場合にはデメリットに感じられるかもしれませんが、Vlog用途が主で、静止画も少し楽しみたいという方には、魅力的な進化だと思います!
レンズも今回Ⅱ型に進化し、AFの追従や、ブリージング補正の機能も可能に。
動画を撮影しててもボツになるシーンも少なく、厳選に手こずってしまいました。
レンズの進化は中身だけではありません。外観もマットな仕上がりとなっていて、ボディと装着した時の統一感も出ました。高級感も感じられるデザインに進化しています。
「IN」はポートレートや風景、スナップなど、多くのシーンで使いやすいのも人気の秘訣だと思いました。
クリエイティブルックの魅力は、カラーグレーディングでしか出せないような特別な色味を楽しみたい方、自分の好みの色を見つけている最中の方や、普段とは違う雰囲気の映像や作品を作ってみたい方々に、気軽に試していただけるところだと思います。
皆様も是非、SONYのクリエイティブルックをお楽しみください。
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