私は、このレンズを使う前は100mmマクロレンズを使っておりました。
私の使い方が悪いのか、よく被写体の虫などに逃げられました。
太陽を背にすると、秋から冬にかけて影が伸びていきますので、真っ赤な赤トンボが陰で色がくすんでしまう写真が出来てしましました。
そこで、どうしたものかと考えて、影を避けて離れて撮れるレンズで180mmマクロレンズを採用しました。
今年、撮影しました「アキアカネ(雄)」です。 ソーシャルディスタンス的に私を危険性がない物として認めてくれてる様です。
自然公園で木道に出てきた「日本トカゲ(雄)」です。用心深い生き物です。
結構離れて撮れるので、逃げ出さない距離を保っていてくれます。
これを撮った日は一時的に天気が良く暖かく水際に咲いた「ミゾソバ」にヤマトシジミ(雄)・モンシロチョウ(雄)が珍しく羽を広げて止まっておりました。
ミゾソバとは三枚目の花の植物です。水辺など湿ったところに群生し、名前の由来は溝に生えるソバに似た草の意味です。
茎や葉が、リュウマチや止血に薬効があります。葉っぱをよく見ると牛にみえます、別名ウシノヒタイとも言います。
前日が一日中雨のせいか、濡れた羽を乾かしながら蜜を吸っているように思いました。
180mmの距離が、突然出てきた野鳥撮影にも対応してくれます。
足元に突然飛び出しきたコスズメです。何を食べてるのでしょうか。相当キョロキョロしてるのですが、夢中になって、私の事は気づかない様です。
特に自然界でこの気づかれない撮影が、私が180mmマクロレンズを使う理由なのです。
【参考文献】
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
日本の爬虫両生類157 (ポケット図鑑) 大谷 勉 (著) 文一総合出版
最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム
色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑 高橋修 (著), 藤井伸二 (監修) ナツメ社
日本の薬草 フィールドベスト図鑑 監修: 矢野 亮 出版社: 学研
見つけよう信州の昆虫たち 身近な自然の昆虫図鑑 信濃毎日新聞社
あとがき
最近、腰痛の為、撮る時にかがんだりすることがつらくなりました。
その姿勢しなくても、180mmマクロレンズは撮影ができますので、助かっています。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。