
【Nikon】旅行の全瞬間を最高画質で。どこまでも連れていきたい最強の旅カメラたち。
カメラと旅行が趣味の筆者。それゆえ旅に連れていくカメラは毎回並々ならぬこだわりを持って選抜しています。
そんな筆者が今回の旅行に連れて行った至極のカメラたちを紹介していきます。
今回持ち出した機材
今回メイン機にはNikon Z8を選びました。

Z8の魅力は「高画素でありながら高速である」点。有効画素数約4571万画素の積層型センサーを搭載しており、高解像度の写真を撮影できる一方で、最新の映像エンジンであるEXPEED7を搭載したことにより高速・高精度なオートフォーカスを実現し動体撮影にも適したカメラです。ひと昔前までの常識では高画素と高速性能は両立できないというのが一般的でしたが、その両方を高次元で両立したカメラに仕上がっています。2023年の発売から今年で3年が経過する本機ですが、その性能は未だ一線級。今回もメインとして活躍してもらいました。

そして旅行の際はカメラを2台持っていくことが多い筆者。今回はサブ機としてNikon ZRをチョイスしました。
ZRといえば昨年登場した、REDのシナジーを受けたシネマカメラです。ですが筆者はこれをスチルカメラとして使うのも気に入っています。そしてもちろん動画性能は折り紙付き。静止画と動画をシームレスに切り替えられる点も相まって、最近気に入っているカメラです。
レンズはNIKKOR Z 50mm F1.2 Sをメインに、望遠で撮影する機会が多いと思ったのでNIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR Sを、そしてサブ機のNikon ZRにつけっぱなしにするレンズとしてNIKKOR Z 26mm F2.8を選択しています。
作例
ではここからは実際に撮影した作例をご覧いただければと思います。
Nikon Z8 & NIKKOR Z 50mm F1.2 S

今回メインで使った組み合わせがこちらです。筆者は機材の重量よりもとにかく写りを重視している性分なので、画質最優先でこちらのセットとしています。

描写最優先故に単焦点レンズをよく使う筆者。とりわけ50mmの画角が一番のお気に入りなので、50mmレンズとして最高峰の描写力を持つこのレンズの使用頻度が最も高くなります。

F1.2レンズを使う理由はもちろん画質面でもそうですが、明るいという特性も旅行では便利です。浅い被写界深度は見せたいものだけにフォーカスができるだけでなく、単純に光量の乏しいシチュエーションでもISO感度を上げることなく画質を保ったまま多くの場面を捉えることができます。屋内展示でもISO感度2桁で撮影できるのは流石といったところです。

水槽のアクリル板を挟んでもなおこの描写力を有しています。また立体感も見事だと思います。
Z8のオートフォーカスも優秀で、休むことなく泳いでいるアザラシの顔でも問題なくAF追従することができました。
Nikon Z8 & NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

Z8の高い動体への追従性能はもちろん望遠域でも大活躍してくれます。
まずはイルカのジャンプの瞬間を。水面から飛び出す瞬間を捉えるためには、水面から上がった瞬間にピントが合う必要があり難しいのですが、Z8なら難なくこなすことができます。

そしてこのZ8で特筆すべき点は、AF性能と高解像度を両立しているというところです。
イルカの周りに飛び散る水飛沫の一粒を捉えるその解像力は、4571万画素積層型センサーの成せる業です。


こちらはペンギンの散歩。被写体認識の実力を見るべく、オートエリアAFに設定してみました。
複数匹のペンギンが歩いている中で、きちんと”欲しい”ところにピントが合っているのは驚きました。オートでも安心してカメラに任せられる実力があります。


水槽の前でラッコを見ることができるのは1分間とわずかなチャンスしかありませんでしたが、絶対に逃がせない一瞬のシャッターチャンスもZ8とZ 70-200mm F2.8 VR Sの組み合わせなら難なく画にしてくれます。


飛び道具としてスナップ撮影にも活用できます。50mmで足りないときに圧縮効果を活かした印象的な写真に仕上がります。
Nikon ZR & NIKKOR Z 26mm F2.8

そしてサブ機として広角域をカバーできるNikon ZRとNIKKOR Z 26mm F2.8の組み合わせは、50mm単焦点レンズで構図に収まりきらない場面でさっと取り出して撮影できるセットとして優秀です。


NIKKOR Z 26mm F2.8は今回持ち出した3本のレンズ中唯一Sラインではないレンズなのですが、その写りはSラインレンズと見比べても全く遜色ないものです。他のレンズの性能がかなり高いため基準も大きく上がっているはずですが、そんな中でも積極的に使いたいと思う画質です。逆光耐性も優秀で、太陽に向けるような構図も気兼ねなく挑戦できます。

コンパクトかつバリアングル液晶を搭載したボディと小型なパンケーキレンズの組み合わせは、構図の自由度を大きく引き上げてくれます。
こちらは水槽にかぶりつくようにして、水中から見上げるような構図で撮影してみました。
またNikon ZRは画素数が少ないことで、メインで持っているZ8よりも高い高感度耐性を持っています。水族館は暗い場所も多いので、ISO感度を躊躇なく上げられる高感度ノイズの少なさは強い味方になります。


そしてNikon ZRを語る上で見逃せないのが、初期設定で登録されているRED監修のカスタムピクチャーコントロール「CineBias_RED」です。
このピクチャーコントロールは映画のようなカラーを再現したもので、アスペクト比を16:9など横長なものに設定するとより雰囲気が出ます。
まとめ




旅行の楽しみといえば、本来出会うことのなかった風景に出会えることだと思います。そんな人生で一度きりの光景だからこそ最高性能で残したい。それゆえに重さを厭わず様々なカメラを持ち出しています。
そして旅から帰ってきた今、日常を過ごしながらも次の旅の目的地を考える日々が始まりました。それと同時にこの”最高の組み合わせ”に割って入る新たなカメラとの出会いを求めてまた日々を過ごすのです。
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