X-Pro3×Touit12mm フィルムシミュレーション日和
今回、私が持ち出したのはフジフイルムのX-Pro3にカールツァイスのTouit12mmの組み合わせです。
X-Pro3は液晶がX-Pro2と変わって内側に液晶が隠れており、下方向へ開くことで液晶を確認するように変更されました。
私のお気に入りは何といっても閉じた状態の時に確認できる正方形のサブモニター。
手巻きのフイルムカメラは大体裏蓋にホルダーが付いており、そこにフイルムの箱の切れ端を入れていました。
それを思い出させる配置と形です。
このサブモニターには現在選択しているフィルムシミュレーションが表示されます。
数値等は現在の設定が反映されます。
デザインはかなり凝っており、非常に気に入っています。
デザインを見ていると懐かしい気持ちになります。
12mmはフジフイルムの35mm換算で18mmの広角レンズです。
2020年12月現在、フジフイルムからはこの長さに近いレンズは、
XF14mmF2.8(35mm換算21mm)ですので、それよりもさらに広角のレンズとなります。
フードはプラスチックですが、装着した時のなめらか具合はたまりません。
カメラに装着していないとあまり気になりませんが、装着するとラッパ状の形がやや目立ちます。
サイズは非常にコンパクトなため、非常に小回りの利くレンズに感じました。
天気が良くなかった次の日、空はカラッとした青空が広がっており、
フィルムシミュレーションを試すには絶好のチャンスでしたので、今回はフジフイルムのフィルムシミュレーションで楽しんでみました。
手始めに色がついたイチョウを2種類のフィルターで撮り比べ。
イチョウの葉の色もフイルターでだいぶ違っています。
2種類のフイルターだけでもこれだけの違いが楽しめるとなると、各フイルターはそれぞれどれほどの違いが出るのでしょうか。
同じ構図と数値設定で、フイルターのみ変更する条件で簡単にまとめてみました。
色の出かたがだいぶ違ってきます。
だいぶ違ってきますので、撮影する被写体や自分の好みでどのシミュレーションを選択するか迷います。
※アクロスとモノクロはさらに追加のフイルター設定があります
普段は一眼レフ機を使用しているのもあって、
今回の組み合わせは非常に軽く、コンパクトで気軽に撮影を楽しめました。
レンズとボディはまた違った組み合わせで使ってみたいです。