
【FUJIFILM】X-H2とタムロン17-70mm F2.8で撮る、成田山・夜の初詣スナップ

大晦日から元旦へと日付が変わった直後、深夜0時過ぎの成田山新勝寺。
初詣の参道は、夜とは思えないほどの人で溢れ、屋台の灯りが参拝客を誘うように揺れていました。
今回は、成田山初詣に伴う撮影にて、FUJIFILM X‑H2 とTAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD/Model B070Xの組み合わせを検証する「深夜スナップ」を行ってきました。
夜景・混雑・手持ち撮影という、機材にとっては過酷な条件下ですが、カメラとレンズの真価を試すには絶好のシチュエーションです。



FUJIFILM X-H2は、APS-C最高クラスの4020万画素センサーを搭載したフラッグシップ機です。
今回の撮影で特に素晴らしいと思ったのは、その質感描写です。
屋台の提灯に書かれた文字のかすれ具合や、焼きせんべいの香ばしい匂いまで漂ってきそうなほどのリアリティ。
「高解像度センサーは暗所に弱い」と言われがちですが、実際には深夜1時の暗さでも十分実用的なディテールが残っていました。 夜の光源の細かな滲みから、遠くの屋台の文字までしっかりと解像しており、後からトリミングしても画質が崩れない耐性は抜群です。
屋台の手元の動きなど、「切り取りたい瞬間」を逃さずに精細に撮れることが実感できました。




深夜の参道は立ち止まるのも難しいほどの混雑ぶりです。三脚はもちろん使えません。 そんな状況でモノを言ったのが、X-H2のボディ内手ブレ補正(IBIS)と、レンズ側の補正(VC)の協調制御でした。
最大7段分の補正効果のおかげで、深夜の手持ちスナップでもISO感度を上げすぎずに撮影可能です。 人ごみに押されるような場面でもブレを抑え、屋台の手元の動きなど「切り取りたい瞬間」を逃さずに精細に残すことができました。


TAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXDは夜のスナップに最適な万能ズームではないでしょうか。
このレンズを推す3つの要素として、「17〜70mmの広い焦点距離」があり、中望遠域までカバーするズームレンズであることと、
使い勝手の良いズーム域を持つレンズであるのに「全域がF2.8通しの明るさ」である事。
夜間で撮影条件が悪い状況で、中望遠域の撮影に心強い「手ブレ補正VC」が搭載されていることにあります。
深夜の参道は初詣という事もあり、寒い夜の中でも熱気を持つほどの混雑ぶりでした。
このような場面では、F2.8という明るさが全域で得られることは大変を大きなメリットで、手ブレ補正VCと合わせることにより人ごみに押されるような状況の中で手持ちの撮影でも安心して撮影ができるのです。


広角17mm側では、大本堂の威風堂々とした建築美や、参道の熱気がこもる情景をダイナミックに。 中望遠70mm側では、屋台の雰囲気や夜に佇む石碑、喧騒の中にいる人物の表情を切り取るポートレート的な撮影に。
焦点距離を変えるだけで視点がガラリと変わり、足が動かせない混雑の中でも多彩な画作りが楽しめました。



山門をくぐり、境内へと向かうにも、長い参詣待ちの行列が続いています。
時間をかけて大本堂にたどりつき、17mmで見上げる構図でシャッターを切ると、ライトアップされた建物の細部が驚くほどシャープに写し出されました。
音頭の建物の質感、しめ縄や木々の描写、光の反射。
4020万画素の解像力は、夜の建築撮影でもその本領を遺憾なく発揮します。


今回は初詣を兼ねて、深夜の参道沿いの撮影となる「深夜スナップ」を行ってみました。
深夜の初詣は、機材の実力を試す最高の舞台でした。
混雑も寒さもありましたが、X‑H2と17‑70mmの組み合わせは、深夜の参道でも驚くほど快適に撮影できました。
FUJIFILM X‑H2とTAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXDの組み合わせは4020万画素の高解像度 × 夜の描写力が存分に楽しめます。
最大7段のIBISで手持ち夜景が余裕でこなせますし、17〜70mmのF2.8通しで夜でも明るく撮れる万能ズームは「撮れないものがない」と思わせる組み合わせです。
混雑、暗所、歩きながらの撮影であり、初詣のような過酷な環境でも、X-H2とタムロン17-70mmの組み合わせのおかげで、驚くほど快適に、そして高画質に記録することができました。
初詣や旅行で「軽量高画質セット」を探している人には、間違いなくおすすめできる組み合わせです。
皆様もこの機材で新しい表現を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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