
【Nikon】クリスマスの街を、ヘリテージデザインのカメラと歩く。
2023年10月の発売から2年が経とうとしているNikon Z f。
先に発売されていたZ fcを眺めては、”仮称Z f”をああでもないこうでもないと妄想していた頃が思い出されます。
発売からしばらくはブラックのみだったZ fですが、今年2025年9月に待望のシルバーが追加されたことは記憶に新しいかと思います。
SNSやYouTube、そして店頭において今なお好評の声が聞こえてくるあたり、歴代名機のひとつとして早くも殿堂入りした感があります。
“f”の系譜(フィルムカメラの“F”ではなく、デジタルカメラのfシリーズ)を遡ること十数年、すると2013年発売のDfに行き着きます。
当時はデジタル一眼レフの全盛期でした。
高性能フルサイズ機をヘリテージデザインに仕立てたその稀有なカメラは話題を呼び、往年のNikonマニアを沸き立たせたものでした。
ですが、懐古的なヘリテージデザインというのは機材の「進化」、別の表現をすれば「淘汰」に逆行する存在のため、ラインナップにあること自体が奇跡のようなものです。
筆者自身Dfと共に歩んできたため、“F”シリーズがまさかミラーレス時代にも登場しようとは、正直なところ思いもよりませんでした。
そんな存在自体が幸いといわんばかりのNikon Z fを手元に用意して、冬の街へふらりと撮影に出てみます。

街はクリスマス一色。
なのでクリスマスらしい何かを写真に収めることが今回の目的です。
Z fに組み合わせるレンズとして今回白羽の矢が立ったのは、標準ズームレンズであるNIKKOR Z 24-120mm F4 S。
クリスマス間近の人混みでは足で画角を稼ぐことが難しいと予想し、簡単に構図を作れる標準ズームレンズを選択してみました。
そしてこのレンズですが、何を隠そう当店きっての大人気レンズとなります。
あまりに評判が良いため以前から試してみたかった1本です。

すでに夕刻のため出だしから落陽気味。日の入りが早まる冬期の撮影では、全体が暗く落ち込んで写るシチュエーションが増えます。
しかしZ fはダイナミックレンジが広く、暗部も黒つぶれせずによく描写してくれる素性の良さを感じました。
後編集でシャドウを持ち上げて明るく仕上げたい時にも助かるでしょう。

洒落た街並みに流麗な2ドアクーペがよく似合います。
標準ズームレンズの望遠側を使うことで美しいボディラインを歪みなくそのまま切り取ることができます。


今回最も印象的だったのがこちらのクリスタルツリー。
当たり前ではありますが本来のクリスマスツリーは樹木を用いた有機的なものです。
しかしこちらは無機質なクリスタルで構成されており、どこか鋭い冷たさを感じさせます。
施設内の温かな雰囲気とは対照的に凛とした佇まいを見せていました。
暗い屋内を照らす強めのライティングをクリスタルが散乱させるというややナーバスな撮影条件ですが、ナノクリスタルコートが施された上位レンズS-Lineではゴーストやフレアに悩まされることは皆無でした。


途中、馴染みのモンブランでしっかりと甘味を摂取します。
最短撮影距離35cmということでこの機会にテーブルフォトも試してみました。
焦点距離約50mm、レンズ全長を加味して椅子を少し引いたところちょうど良く撮ることができました。

店を出ると辺りは暗くなり、並木のイルミネーションが点灯していました。
街全体を暖かく包む光の中で道行く人々が浮足立っているように見えます。
ファッショナブルなZ fはオシャレ空間とも親和性が高く、選んで大正解だったと一人安堵しました。
最近までボディ内手振れ補正が無いエントリー機を使用していたため、夜は手ぶれが辛い印象がありました。
しかしZ fではシャッター速度1/4以下に設定しても余裕で手持ち撮影を楽しむことができました。
やはりボディ内手振れ補正のあるなしで、撮影結果には大きな差が出ます。


各ダイヤルのカッチリとした節度感など、ディテールを褒めだしたらキリがないほど完成度が高いNikon Z f。
洗練された装いが似合う大都会でもファッションの一部として機能し、さらに中身は高性能フルサイズともなれば、もはやこれ以外ないのではないかとさえ思えてきます。
間違いないカメラ選び、その答えとして私はNikon Z fをおすすめいたします。
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