
突然ですが、ホテルに宿泊する権利をいただきました。
泊まれるホテルは世界中にあり、空いていればラグジュアリーホテルにも泊まれるという自分にとってはスペシャルな権利です。
さてどうしようかと少し考え、2人まで有効ならと母親孝行をすることにしました。
もちろんカメラを持っていきます。
選んだのは「SONY α7III」「木下光学研究所 KISTAR 40mm F2.4」です。
静かなホテルにも馴染み、ゆったりとした時を捉えるのにいいと思ったからです。
母は若いころは海外を飛び回っていましたが、現在は車椅子かつ高齢で旅行する機会がありません。
そんな母と都内のホテルに籠ることにしたのです。
数多あるホテルからここを選んだのは、クラブラウンジがあること、いくつかのホテルが一か所にありラウンジホッピングできること、それらのホテルが桜咲く日本庭園でつながっていることが理由です。
これなら敷地から出ることなく楽しむことができると踏みました。
素敵な日本庭園には鯉がいて、フロントでは専用のエサが販売されています。
生き物が好きな母は嬉しそうに鯉のエサやりを楽しみました。
幼稚園生くらいの男の子がやってくると、母はその子にエサを渡してその子が鯉にエサをやるという「二段階エサやり」が始まりました。
二人ともとても嬉しそうです!
エサやりというものは、なぜ楽しいのでしょう。
こども向けのふれあい動物園でもよくニンジンをあげたりしますが、どの年齢の方もみな幸せそうです。
集まってきた鯉の写真をご覧ください。
もはや水から出てしまっています。
「KISTAR 40mm F2.4」ならではのこのヌルっとした水の描写が大変好みです。
思わず2枚も載せたくなるほど好きなのです。
ホテルの敷地を散策。
どの角度から見ても美しく並ぶベランダが見事です。。
こちらが移動して見る角度が変わったとしても美しく見えるから不思議です。
ラウンジでお茶をいただきます。
奮発して2人で5650円もする「抹茶ラテ」のセットを注文したのですが、出てきたのはなぜか「抹茶カフェラテ」でした。
コーヒーが飲めないからこそメニューをよく確認して頼んだのですが、残念なものであってもこれも思い出。
そういうことで、よしとしましょう。
何気ない一枚ですが、光をふんわりと捉えてくれてお気に入りです。
予め車椅子対応のお部屋をお願いしていました。
お風呂も車椅子対応の特別仕様になっています。
大きな窓の向こうは緑が広がり、カーテンから漏れる光が大理石に映り輝いていました。
さて、母と非日常を楽しむこととします。
「SONY α7III」は、フルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラで、高感度性能と広いダイナミックレンジが特徴です。
写真の細部まで美しく捉えることができ、暗所での撮影でも優れたパフォーマンスを発揮するので、ホテルのように暗めの室内写真の撮影にもピッタリです。
また、高速のオートフォーカスや優れた手ブレ補正機能も備えており、後継機が出た今も十分に多様な撮影シーンで活躍してくれる一台です。
「木下光学研究所 KISTAR 40mm F2.4 M」はソニーEマウント用のレンズで、ピント面の優れた解像力と豊かなボケ味が魅力的です。
コンパクトで軽量ながら、建築物や風景など幅広い被写体に対応し、美しい描写を実現します。
特に明るいF2.4の開放値は、暗い環境での撮影や背景をぼかしたポートレート写真に最適です。
あまり目立ちすぎることなく落ち着きがあるホテルにも似つかわしく、大きなボケ味を活かした撮影を楽しむのに最適な組み合わせでした。