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【Nikon】全部手のひらサイズ、軽さを愛する私が選ぶ最強のZレンズ3選

【Nikon】全部手のひらサイズ、軽さを愛する私が選ぶ最強のZレンズ3選

カメラユーザーであればそれぞれ自分なりのこだわり、そして心地よい機材があると思いますが、私にとってそのひとつがNikon Z50です。

持ち運びに便利なコンパクトサイズでありながら深いグリップを持ち、ファインダーもしっかり備わっていて、チルト液晶で自由なアングルも楽しめる。一見シンプルながらもこの絶妙なバランスと条件は、いざ探してみるとあまり多くはなく他に代えがたい存在だったりします。

そんなお気に入りの相棒を手にこれまであちこちの街や旅先を歩いてきました。今回は、その旅路を共にし実際に使い倒してきた中から、特におすすめしたい「軽量スナップレンズ」を3本ご紹介します。最新の性能を追うだけでは見えてこないその魅力を、私自身の記憶と重ね合わせながら綴っていこうと思います。

1:Nikon NIKKOR Z DX 24mm F1.7

Nikon Z DX 24mmで撮影した高層階からの街並みと青空の写真

まず1本目は、ZマウントのAPS-Cユーザーが待ち望んでいた待望の明るい単焦点レンズ「NIKKOR Z DX 24mm F1.7」。重さ約135gという驚異的な軽さと、開放F値1.7がもたらす大きなボケ味。35mm判換算で約36mmという画角はスナップ撮影でよく好まれます。

このときは名古屋旅行のお供に本レンズを選びました。まずは、高層階にあるカフェで一息ついた際の一枚から。

この日は見事なまでの晴天に恵まれましたが、本レンズの持つクリアな描写力は、こうしたヌケの良い風景で真価を発揮してくれます。広すぎず狭すぎない絶妙な画角のおかげで、目の前に広がる開放的な青空と、整然と並ぶ街並みをバランスよくフレームに収めることができました。広角レンズのような不自然な歪みも少なく、自分の目で見たままの気持ちの良い景色を素直に写し出せるのが、このレンズの何よりの魅力です。旅先での出会いを誇張することなく、けれど確かな品質で記録してくれる、そんな安心感を再確認させてくれる滑り出しとなりました。

Nikon Z DX 24mmで撮影した絵馬に文字を書く手元の写真

神社の境内で、絵馬に願いごとを書く友人。

このシーンで実感したのは、レンズの小ささがもたらす圧倒的なメリット。本格的なレンズでありながら、被写体に威圧感を与えないサイズ感のおかげで、相手に意識させることなく、ごく自然な距離感で手元までグッと近づくことができます。また、Z50との組み合わせによる軽快さはスナップにおいて何よりの武器になります。ちょっといいな、と心が動いた瞬間にカメラを構え、シャッターを切るまでの、一連の動作にタイムラグを感じさせないこの機動力は頼りになります。

Nikon Z DX 24mmで撮影したひつまぶしの写真

名古屋を訪れたなら、やはりひつまぶしは外せません。例に漏れず名店へと足を運び、運ばれてきたばかりのおひつを前に、まずはカメラを向けました。

ここで活きてくるのが、最短撮影距離0.18mという強みです。標準画角でありながら、まるでマクロレンズで覗き込んだかのような迫力ある切り取りが可能になります。また、炭火で炙られた鰻の皮目のパリッとした質感や、内側から染み出した脂の照りまで、描写力も申し分ありません。さらに開放F1.7という明るさが生む浅い被写界深度がピント面を浮き立たせ、この一枚に劇的な立体感を与えてくれました。

カメラを構える心理的ハードルを下げてくれる軽やかさこそ、このレンズが最高の万能レンズである理由です。

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867:毎日が輝く単焦点『Nikon NIKKOR Z DX 24mm F1.7』

 

2:Nikon NIKKOR Z 40mm F2

Nikon Z40mmF2で撮影した木になる桃の写真

続いては、フルサイズ対応でありながら驚くほどコンパクトな 「NIKKOR Z 40mm F2」 。Z 50に装着すると、換算約60mmという標準よりも少しだけ被写体に踏み込んだ独特な画角になります。こちらも重さは約170gほど。

この日は桃狩りへ。たわわに実った桃の中でも特に陽の光を浴びて輝く高い枝先の一果にカメラを向けました。換算60mmという焦点距離は、こうした少し高い場所や少し遠くにあるものを無理に背伸びすることなく、自然な大きさで引き寄せてくれます。また、この写真に関してはかなり強い太陽光が入り込む逆光条件での撮影でしたが、不快なフレアやゴーストは一切見られず、桃の質感や、透き通るような葉の色彩を描き出してくれています。

Nikon Z40mmF2で撮影した桃の木を見つめる麦わら帽子を被る女性の写真

美味しい桃を探して、木々の間を歩き回る友人を後ろからこっそりと。
こうしたさりげないポートレート撮影にも、このレンズは抜群の適性を見せてくれます。一般的にポートレート向きの明るい単焦点といえば、大きく重厚なレンズを想像しがちですが、本レンズは驚くほどコンパクト。機材特有の仰々しさがないため、撮られる側にもプレッシャーを与えず、日常の自然な仕草や表情をスッとフレームに収めることができます。

Nikon Z40mmF2で撮影したほうとうの写真

 

Nikon Z40mmF2で撮影したほうとうの写真

お昼には名物のほうとうをいただきました。 正直なところ、本レンズだと目の前の料理をすべて収めるような一般的なテーブルフォトには少し不向きです。しかし、その近さを活かして、向かい側に座る友人の姿や、並べられた料理の一部を少し離れた場所から切り取ってみれば、かえってその場の臨場感を物語のように引き立ててくれるはずです。写真から熱気と香りが漂ってきそうなほどの描写力と合わせて、旅の温度感を伝える一枚に仕上げてくれます。

主役に寄り添いながらも、一歩引くことでその場のストーリーまで描き出してくれる、新しい発見に満ちた1本です。

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722: 定番こそ最高の写りを『Nikon NIKKOR Z 40mm F2』


 

3:Voigtlander NOKTON D35mm F1.2 (Zマウント)

NOKTON D35mm F1.2で撮影した梅の木の写真

最後に少し毛色を変えて、マニュアルフォーカスの世界を楽しめる「Voigtlander NOKTON D35mm F1.2」をご紹介。最大の特徴は、開放F1.2という驚異的な明るさ。そして電子接点を搭載しているため、マニュアルフォーカスレンズでありながら、Exif情報の記録やボディ内手ブレ補正など備わっているのが嬉しいポイントです。

前述の2本と比較すると、手に持った際の重量は増えますが、それでも約230gと十分に軽量な部類。フルメタルの鏡筒から伝わるしっとりとした質感は、利便性を追求した純正レンズとはまた異なる味わいを感じられます。

この日は生憎の雨模様の中でしたが、梅を見に行きました。雨に打たれ、しっとりと濡れた白い梅の花を開放付近で捉えると、さっそくフォクトレンダーらしいざわつきを伴う特徴的なボケが現れました。この主張のある背景が、静かに佇む白梅の存在感を、より情緒的に引き立ててくれます。

NOKTON D35mm F1.2で撮影した並ぶ屋台の写真

境内にならぶ屋台。雨の昼間、営業を休んでいるその佇まいにカメラを向けました。ここで感じたのは、このレンズが持つしっとりとしたコントラストと、密度の高い色合いの美しさ。雨の日の重たい空気をそのまま閉じ込めたような深みのある発色が、境内の雰囲気を際立たせてくれます。

NOKTON D35mm F1.2で撮影したアイスティーの写真

最後に喫茶店での1枚から選んだのは、涼やかな見た目のアイスティーフロートです。

薄暗い店内の明かりの下、開放F1.2という明るさが活躍します。高感度に頼りすぎることなく、その場の静かな光の質感をそのままに捉えることができました。開放ではどこか柔らかく優しく描き出されるグラスの輪郭に、心惹かれます。

マニュアル操作を通じて、何気ない日常をドラマチックな作品へと変えてくれる魔法のようなレンズです。

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748: レンズを使いこなす愉しさを『Voigtlander NOKTON D35mm F1.2 (Z-Mount)』

 

ここまで、筆者お気に入りの3本をご紹介しました。私自身、それぞれのレンズで切り取った過去の旅の記憶を思い起こす、良い機会となりました。

どのレンズもバッグに忍ばせていることを忘れるほどコンパクトですが、そこから生み出される描写はどれも個性的で、唯一無二の魅力に溢れています。最新の解像度を求めるのも一つですが、最後は「このレンズで撮ってみたい」という直感を信じてみてください。お気に入りのレンズと一緒に街へ連れ出せば、見慣れた景色が全く違う解像度で動き出すはず。

さて、あなたの手に収まる最強の相棒は、どのレンズでしょうか。

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549:『Nikon Z50』

 

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Nikon | 掲載日時:26年05月05日 18時30分 ]

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